Oracle® Solaris Studio 12.4: IDE クイックスタートチュートリアル

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更新: 2014 年 10 月
 
 

コード補完の使用

IDE には C および C++ の動的コード補完機能があり、1 文字以上を入力すると該当するクラス、メソッド、変数などのリストが表示され、これを使用して式を補完できます。

  1. Quote_1 プロジェクトの quote.cc ファイルを開きます。

  2. quote.cc ファイルの最初の空行で、大文字の C を」入力して Ctrl-Space を押します。コード補完ボックスに、Cpu および Customre クラスを含む短いリストが表示されます。ドキュメントウィンドウも開き、プロジェクトソースコードにドキュメントがないため、「ドキュメントがありません」というメッセージが表示されます。

  3. Ctrl-Space をもう一度押して、コード補完リストを展開します。

    image:コード補完リスト
  4. calloc() などの標準ライブラリ関数をリストから選択すると、ドキュメントウィンドウにその関数のマニュアルページが表示されます (IDE でマニュアルページにアクセスできる場合)。

  5. Customer クラスを選択して、Enter を押します。

  6. andrew; と入力して、Customer クラスの新しいインスタンスを完成させます。次の行で、文字 a を入力して Ctrl-Space を押します。コード補完ボックスに andrew が表示されます。Ctrl-Space をもう一度押すと、コード補完ボックスに、メソッド引数、クラスフィールド、およびグローバル名など、現在のコンテキストでアクセスできる、文字 a で始まる選択対象のリストが表示されます。

    image:コード補完リスト
  7. andrew オプションをダブルクリックして結果を受け入れ、その後にピリオドを入力します。Customer クラスのパブリックメソッドとフィールドのリストが自動的に指定されます。

    image:コード補完リスト
  8. 追加したコードを削除します。