Oracle Solaris Studio は、NetBeans プラットフォーム上に構築され、環境内で直接 Oracle Solaris Studio ツールスイートを使用して構成されたグラフィカルな統合開発環境 (IDE) を提供します。IDE では、次の操作を実行できます。
Oracle Solaris Studio C、C++、および Fortran コンパイラ と dmake 分散 make コマンドを使用してコードをコンパイルおよび構築します。
dbx デバッガを使用してコードをデバッグします。詳細については、Chapter 7, アプリケーションのデバッグを参照してください。
Oracle Solaris Studio 分析ツールと統合するプロファイリングツールを使用してコードをプロファイリングします。
「実行モニター」ツールでは、パフォーマンスアナライザのデータ収集が使用されます。
「メモリー解析」ツールでは discover の動的メモリー検査が使用されます。詳細については、プロジェクトでのメモリーアクセス検査の実行を参照してください。
静的コード検査では、コードアナライザの静的エラーデータ収集が使用されます。詳細については、静的コードエラー検査の使用を参照してください。
「データの競合とデッドロック」ツールでは、スレッドアナライザのデータ収集および分析が使用されます。
リモート開発を使用して Oracle Solaris Studio コンパイラおよびツールがリモートサーバーにインストールされている場合に、IDE をローカルに実行します。詳細については、リモート開発の実行を参照してください。
リモートデスクトップ配布を使用して、リモートビルドサーバーで実行中に IDE の特殊な配布を作成します。
このガイドの以降の項では、IDE でこれらすべての機能を使用する方法を説明します。