詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# cat /etc/hosts # # Internet host table # 127.0.0.1 localhost 192.168.130.10 local2-peer loghost 192.168.130.11 local1-net 10.0.0.25 farISP
/etc/hosts の例は、架空の LocalCorp のローカルルーター用のファイルです。サービスプロバイダのリモートピア farISP の IP アドレスおよびホスト名をメモしておきます。
この例の専用回線への接続用に、/etc/ppp/peers/farISP ファイルを作成します。
# cat /etc/ppp/peers/farISP init '/etc/ppp/conf_hsi' local /dev/hihp1 sync noauth 192.168.130.10:10.0.0.25 passive persist noccp nopcomp novj noaccomp
次の表では、/etc/ppp/peers/farISP で使用されているオプションおよびパラメータについて説明しています。
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# cat /etc/ppp/demand #!/bin/sh if [ -f /system/volatile/ppp-demand.pid ] && /usr/bin/kill -s 0 `/bin/cat /system/volatile/ppp-demand.pid` then : else /usr/bin/pppd call farISP fi
demand スクリプトには、専用回線リンクを確立するための pppd コマンドが含まれています。次の表では、$PPPDIR/demand の内容について説明しています。
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Solaris PPP 4.0 の起動スクリプト /etc/rc2.d/S47pppd によって、demand スクリプトがブートプロセスの一部として呼び出されます。/etc/rc2.dS47pppd にある次の行は、$PPPDIR/demand というファイルが存在するかどうかを調べます。
if [ -f $PPPDIR/demand ]; then . $PPPDIR/demand fi
$PPPDIR/demand が検出された場合は、それが実行されます。$PPPDIR/demand の一連の処理の実行中に、接続が確立されます。
関連項目
この章のすべての手順を実行すると、専用回線接続の構成が完了します。関連情報の参照先は次のとおりです。
トラブルシューティングの情報については、専用回線の問題の解決
この章で使用するファイルとオプションについてさらに学習するときは、ファイルおよびコマンド行での PPP オプションの使用