IPoIB デバイスの管理で説明されている IB ポートごとの物理データリンクは、EoIB データリンクの管理エンドポイントとして使用することもできます。Oracle Solaris 11.2 リリース以降、dladm create-eoib コマンドで、EoIB 物理リンクを介して特殊な eoib クラスオブジェクトとして IB データリンクを作成できます。これらの eoib クラスの EoIB データリンクは、通常の Ethernet データリンクと同様に Ethernet のデータ転送をホストできます。また、dladm create-vnic コマンドおよび dladm create-vlan コマンドを使用することによって、これらの EoIB データリンクを介して VNIC および VLAN を作成することもできます。
ネットワークコンポーネントの構成については、Oracle Solaris 11.3 でのネットワークコンポーネントの構成と管理を参照してください。