Netra Modular System 設置ガイド

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更新: 2016 年 6 月
 
 

電力のガイドライン

モジュラーシステムでは AC 電源が使用されます。


注 -  モジュラーシステムの最大電力は、ノードの数、コンピュートノードの構成、およびワークロードにより異なります。最悪のシナリオのワークロードを想定した場合、モジュラーシステムの最大電力は選択した PDU の定格が最大となります。特定の構成の電力の近似値を得るには、消費電力計算機能を使用します。消費電力の最新情報については、Oracle の Sun Power Calculators (http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/sun-power-calculators/index.html) にアクセスして、Netra Modular System をクリックしてください。

モジュラーシステムの上部背面のクロスフレーム部材に貼られたコンプライアンスラベルは、モジュラーシステムの電気定格を示しています。このラベルを確認するには、バックドアを開ける必要があります。ラベルには、モジュラーシステムの定格の横にティックマークが表示されます。

image:この図は、モジュラーシステムの電気定格が示されたコンプライアンスラベルと、システムの定格のティックマークを示しています。

モジュラーシステムは、ある範囲の電圧と周波数で効果的に動作可能です。ただし、モジュラーシステムには信頼できる電源が必要です。範囲を超えると、モジュラーシステムが損傷するおそれがあります。次のような電気的な外乱があると、モジュラーシステムが破損する可能性があります。

  • 電圧低下による揺らぎ

  • 入力電圧レベルや入力電力周波数の、大規模かつ高速な変動

  • 雷雨

  • 配電系統の欠陥 (配線ミスなど)

そのような外乱からモジュラーシステムを保護するには、専用の配線系統、電力調整装置、避雷器、電源コードを使用して、雷雨の影響を防ぎます。


Caution

注意  -  カプラーパネル上にある建物内のポートおよび装置またはサブアセンブリの銅線スイッチ上にあるポートは、建物内の露出していない配線への接続にのみ適しています。装置またはサブアセンブリの建物内ポートは、OSP またはその配線に接続するインタフェースに金属的に接続しないでください。これらのインタフェースは、建物内インタフェース (GR-1089 で説明されている Type 2 または Type 4 のポート) として使用するためにのみ設計されており、露出した OSP ケーブル配線から絶縁する必要があります。プライマリプロテクタを追加しても、これらのインタフェースを OSP 配線に金属的に接続するための十分な保護にはなりません。