パフォーマンスデータの収集

パフォーマンス解析の第一段階は、データ収集です。この章では、データ収集のための準備、収集データの格納場所、データの収集方法、およびデータ収集の管理方法について説明します。データそのものの詳細については、パフォーマンスデータを参照してください。

データの収集はコマンド行またはパフォーマンスアナライザツールから実行されます。

カーネルからコマンド行でデータを収集するには、er_kernel という別のツールが必要です。詳細は、カーネルプロファイリングを参照してください。

この章では、次の内容について説明します。

• プログラムのコンパイルとリンク

• データ収集と解析のためのプログラムの準備

• データ収集に関する制限事項

• 収集データの格納場所

• 必要なストレージ容量の概算

• データの収集

• collect コマンドによるデータの収集

• dbx collector サブコマンドによるデータの収集

• Oracle Solaris プラットフォーム上での dbx による動作中のプロセスからのデータの収集

• スクリプトからのデータの収集

• collect と ppgsz を組み合わせた使用法

• MPI プログラムからのデータの収集