Oracle® Developer Studio 12.5: パフォーマンスアナライザ

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更新: 2016 年 6 月
 
 

インデックスオブジェクトリストを制御するコマンド

インデックスオブジェクトのコマンドは、すべての実験に使用できます。インデックスオブジェクトリストは、記録されたデータからインデックスを計算できるオブジェクトのリストです。特に、スレッド、CPU、標本、および秒のインデックスオブジェクトが事前に定義されています。indxobj_list コマンドで完全なリストを取得できます。その他のインデックスオブジェクトは、indxobj_define コマンドで定義できます。

次のコマンドは、インデックスオブジェクトのリストを制御します。

indxobj indxobj-type

所定のタイプのインデックスオブジェクトとそのメトリックのリストを出力します。インデックスオブジェクトのメトリックとソートは、排他的メトリックだけが含まれる点を除き、関数リストと同じです。名前 indxobj-type を直接、コマンドとして使用することもできます。

indxobj_list

indxobj コマンド内で indxobj-type に使用する、既知のタイプのインデックスオブジェクトのリストを書き込みます。特に、スレッド、CPU、標本、および秒のインデックスオブジェクトが事前に定義されています。

indxobj_define indxobj-type index-exp

新しいタイプのインデックスオブジェクトを、index-exp で指定されたオブジェクトへのパケットのマッピングを使用して定義します。式の構文については、式の文法に説明があります。

indxobj-type は、定義されていないものにする必要があります。その名前は、大文字と小文字が区別され、すべて英数字または「_」文字で構成されている必要があり、1 文字目は英字である必要があります。

index-exp の構文が正しくなかった場合は、エラーが返され、定義が無視されます。index-exp に空白が含まれている場合は、それを二重引用符 (") で囲む必要があります。

<Unknown> インデックスオブジェクトのインデックスは -1 です。また、新しいインデックスオブジェクトを定義するために使用される式では、<Unknown> の認識をサポートしている必要があります。

たとえば、仮想 PC また物理 PC に基づくインデックスオブジェクトの場合、式は次の形式になっている必要?訰縰夰麐リストの例を示します。

VIRTPC>0?VIRTPC:-1