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SPARC S7-2 サーバーサービスマニュアル

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更新: 2016 年 6 月
 
 

マザーボードを取り外す


Caution

注意  -  マザーボードを取り外す前に Oracle ILOM バックアップユーティリティーを使用します。このユーティリティーは、サービスプロセッサの Oracle ILOM 構成をバックアップします。詳細は、https://docs.oracle.com/cd/E37444_01/html/E37446/z400371a1482122.html#scrolltoc の Oracle ILOM ドキュメントライブラリにある Oracle ILOM 構成設定のバックアップに関するセクションを参照してください。


これは、認定された保守要員が実施する必要があるコールドサービス手順です。この手順を実行する前に、サーバーの電源を完全に切断してください。

  1. 保守作業の準備をします。

    保守の準備を参照してください。

  2. マザーボードからエアバッフルを取り外し、脇に置きます。
  3. 次の再利用可能なコンポーネントを取り外します。
    1. ファンモジュール。

      ファンモジュールを取り外すを参照してください。

    2. 電源装置。

      電源装置を取り外すを参照してください。

    3. PCIe ライザーおよび接続されている PCIe カード。

      PCIe カードの保守を参照してください。

    4. NVMe および SAS HBA ケーブル。

      HBA の SAS ケーブルアセンブリを取り外すおよびNVMe ケーブルを取り外すを参照してください。

  4. コネクタのラッチを押し込み、コネクタを引き出して、ドライブバックプレーンの電源ケーブルをマザーボードから外します (1)。
    image:サーバーからマザーボードを取り外す方法を示す図。
  5. 両側のラッチを開いて、ドライブバックプレーンの補助電源と前面のインジケータモジュールケーブルのコネクタを取り出します (2、3)。
  6. サーバーの中間壁を取り外します (4)。
    1. プラスのねじ回し (Phillips の 2 番または皿ねじ) を使用して、中間壁をサーバーシャーシに固定している 4 本の緑色の脱落防止機構付きねじをゆるめます。
    2. 中間壁をわずかに持ち上げてかみ合わせを外し、サーバーから持ち上げて取り出し、脇に置きます。
  7. シャーシにマザーボードを固定している、1 つの緑色の脱落防止機構付きねじをゆるめます (5)。
  8. マザーボードをサーバーシャーシから取り外します (6)。
    1. DIMM ソケットの背面にある金属製ブラケットをつかみ、マザーボードをサーバーの前面方向へスライドさせ、わずかに持ち上げて、マザーボードの下のサーバーシャーシにある支持棒から外します。
    2. マザーボードを持ち上げてサーバーシャーシから取り出し、静電気防止用マット上の交換用のマザーボードの横に置きます。
  9. eUSB ドライブをマザーボードから取り外し、交換用のマザーボードに取り付けます。

    eUSB ドライブを取り外すを参照してください。

  10. SEEPROM をマザーボードから取り外し、交換用のマザーボードに取り付けます。
  11. マザーボードから DIMM を取り外し、交換用のマザーボードの対応する DIMM ソケットに取り付けます。

    手順については、DIMM の保守を参照してください。


    注 -  DIMM は、それらを取り外したソケットに対応するソケット (コネクタ) にのみ取り付けます。DIMM の交換を 1 対 1 で実行すると、DIMM が間違ったスロットに取り付けられる可能性が大幅に少なくなります。DIMM を同じソケットに再度取り付けない場合、サーバーのパフォーマンスが低下し、サーバーで一部の DIMM が使用されない可能性があります。

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