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SPARC S7-2 サーバーサービスマニュアル

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更新: 2016 年 6 月
 
 

PCIe スロット 3 および 4 に PCIe ライザーを取り付ける


注 -  スロット 3 および 4 の PCIe ライザーはスロット 1 および 2 のライザーとは異なります。スロット 1 または 2 の PCIe ライザーを PCIe スロット 3 および 4 に取り付けようとしないでください (その逆も同じ)。

これは、お客様自身で実施できるコールドサービス手順です。この手順を実行する前に、サーバーの電源を完全に切断してください。

  1. PCIe ライザーおよび接続されている PCIe カードを取り出します。
  2. SAS ケーブルを内蔵ホストバスアダプタカードに再接続します。

    ストレージドライブ 0 から 3 (HDD 0 - 3) の SAS ケーブルは、必ず、HBA カードが取り付けられているライザーからもっとも遠いコネクタに接続してください。そうしないと、サーバーに電源が投入されたときに、サーバーはストレージドライブを誤って識別してしまいます。


    image:PCIe ライザーをスロット 3 および 4 に取り付ける方法を示す図。
  3. PCIe ライザーの緑色の爪の付いたリリースレバーを持ち上げて開いた状態にし、ライザーが固定されるまで、マザーボードのコネクタにゆっくり押し込みます (1)。
  4. PCIe スロット 4 の内蔵 HBA カードにある背面の固定部品がサーバーシャーシの側壁のスロットに接続されていることを確認します。

    固定部品が接続されていない場合は、ライザーを取り外し、背面の固定部品が側壁に接続されるように位置を動かし、ライザーをマザーボードのコネクタにゆっくりと押し込みます。

  5. シャーシの側面に取り付けられているブラスチックの PCIe カードの止め具をサーバーの後方にスライドさせ、ライザーに取り付けられているカードを固定します (2)。
  6. PCIe ライザーの緑色の爪の付いたリリースレバーを押して閉めます (3)。
  7. PCIe カードの背面の固定部品をサーバーに固定するには、サーバーシャーシの背面にある緑色の爪の付いたラッチを閉じます (4)。

    注 -  ライザーのスロット 3 に PCIe カードが取り付けられていない場合は、PCIe スロットフィラーパネルを取り付け、緑色の爪の付いたラッチを閉じて、その PCIe スロットフィラーパネルを固定します。
  8. PCIe カードがライザーのスロット 3 に取り付けられている場合は、外部および内部ケーブルをカードに再接続します。
  9. サーバーを稼働状態に戻します。

    サーバーの再稼働を参照してください。

  10. Oracle ILOM を使用して、サーバーの PCIe ライザーの障害をクリアします。

    Oracle ILOM の PCIe ライザーの障害メッセージが「Open Problems」でクリアされない場合は、Oracle ILOM でその障害を手動でクリアする必要があります。PCIe ライザーの障害を手動でクリアする手順については、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.2 のドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs) にある『Oracle ILOM システムモニタリングおよび診断用ユーザーズガイドファームウェアリリース 3.2.x』の「交換または修復された未検出のハードウェアコンポーネントについての障害をクリアする」手順を参照してください。

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