目的
このドキュメントには、このリリースのOracle Smart View for Officeに関する重要な最新情報が記載されています。Smart Viewをインストールする前に、このReadmeをよくお読みください。
リリース23.100の新機能
関連トピック
- Smart Viewでのフォームおよびその他のアーティファクトの検索
- Smart Viewオプションを使用した行ヘッダーおよび列ヘッダーの固定
- 数値をフォーマットするための新しいSmart Viewオプション
- フォームを迅速に開くためのオン・デマンドでのページのロード
- レポートのインポート時にPOVをプレビューする機能
- Smart ViewとSmart View (Macおよびブラウザ)間のフォームとアド・ホック・グリッドの互換性
- Microsoft Officeテーマのサポート(ダーク・テーマを含む)
- Microsoft Edge WebView2のサポートを促進するための新しいヘルス・チェック・オプション
- 新しいVBA: HypGetErrorInfo
- 変更内容の送信なしでの計算の実行(オンザフライ計算)のための追加プロバイダ・サポート
- OCI (Gen 2)環境のアップロードされたファイルのウィルス・スキャン
- Smart Viewで無効なメンバーを保持する新規フレックス・フォーム・オプション
- Smart Viewで別名表が使用されていない場合でも行内のメンバー名と別名を表示
- Smart Viewの「メンバー情報」ダイアログに表示される追加プロパティ
- Smart Viewで選択した複数のセルのズーム・イン操作のパフォーマンス向上
- EPMブックの機能および更新
- Narrative Reportingの機能および更新
Smart Viewでのフォームおよびその他のアーティファクトの検索
Oracle Enterprise Performance Management Cloudに適用されます: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
Oracle Smart View for OfficeでEPM Cloudビジネス・プロセスに存在するフォームを検索できるようになりました。検索機能を使用すると、必要なフォームをすばやく検索してアクセスできます。フォームに加えて、スマート・フォーム、アド・ホック・グリッド、ダッシュボードおよび複合フォームを検索することもできます。
共有接続またはプライベート接続を使用して、サポートされているEPM Cloudビジネス・プロセスに接続したら、Smart Viewのホーム・パネルを開きます。検索ボックスは、Smart Viewのホーム・パネルの「接続」フィールドの下およびツリー・ビューの上に表示されます。用語を入力し、検索される用語に基づいてフィルタされた一致するアイテムのリストを取得できます。検索結果には、識別しやすいように、様々なアーティファクトがそれぞれのアイコンとともに表示されます。
ノート:
フレックス・フォームは検索可能ですが、単純なフォーム・アイコンを使用して検索結果に表示され、単純なフォームとしてのみ開くことができます。フレックス・フォームをフレックス・フォームとして検索して開くには、Smart Viewパネルのツリーをナビゲートする必要があります。検索結果でアイテムを右クリックすると、選択したアイテムに固有のコンテキスト・メニュー・オプションを表示できます。
現在、「ライブラリ」フォルダ内でのみ検索できます。検索では次のものがサポートされています:
- 正規表現
- 英数字の用語: たとえば、Plan2022、Q3-report、expenses5Jul
- 大/小文字を区別しない検索: たとえば、"plan"、"Plan"または"PLAN"を検索すると、大文字/小文字に関係なく、名前にこの用語を含むアイテムの同じリストがフェッチされます。
検索された用語に一致するアイテムがない場合、パネルは空白で表示されます。「閉じる」アイコンをクリックして、検索ボックスの選択を解除できます。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のフォームおよびその他のアーティファクトの検索を参照してください。
Smart Viewオプションを使用した行ヘッダーおよび列ヘッダーの固定
Oracle Smart View for Officeの新しい「行および列のヘッダーの固定」オプションを使用して、すべてのフォームおよびアド・ホック・グリッドの行ヘッダーおよび列ヘッダーを、サイズやレイアウトに関係なく動的に固定できるようになりました。
適用先: このオプションは、すべてのフォーム(クラウドとオンプレミスの両方)でサポートされます。つまり、標準モードのアプリケーションから作成されたアド・ホック・グリッド(EPM Cloudのみ)、およびEssbase CloudまたはEssbaseオンプレミス・アプリケーションから作成されたアド・ホック・グリッドでサポートされます。このトピックの最後にあるサポートされているビジネス・プロセスおよびアプリケーションの完全なリストを参照してください。
行ヘッダーと列ヘッダーを固定すると、大量のデータをスクロールしながらコンテキストを保持できます。フォームごとに行ヘッダーと列ヘッダーの数が異なる場合があります。Smart Viewはこの違いを認識し、フォームおよびアド・ホック・グリッドごとに行ヘッダーおよび列ヘッダーを動的に固定します。
行ヘッダーおよび列ヘッダーの固定を有効にするには、Smart Viewの「オプション」ダイアログで「フォーマット」タブを開き、「行および列のヘッダーの固定」チェック・ボックスを選択します。
このSmart Viewのオプションは、Microsoft Excelの「ウィンドウ枠の固定」オプションと次の点で機能が異なっています:
Excelの「ウィンドウ枠の固定」オプションを使用する場合:
- あるフォームに固定を手動で適用した場合、別のフォームを開いても、Excelでは選択した行と列が引き続き固定されます。
- たとえば、フォームAには3つのヘッダー行があるため、Excelの「表示」リボンの「ウィンドウ枠の固定」オプションを使用して、最初の3行を手動で固定します。2つのヘッダー行があるフォームBを開くと、フォームAの最初の3行に対して以前に実行した固定の選択が保持されるため、Excelでは最初のデータ行とともに2つのヘッダー行も引き続き固定されます。
- 新しいフォームのビューを別のレイアウトで修正するには、行の固定を手動で解除し、必要な行数を再度選択して固定を適用する必要があります。
- シートをリフレッシュしたり、アド・ホック操作を実行したり、レイアウトを変更しても、選択した行または列は引き続き固定されます。
Smart Viewの「行および列のヘッダーの固定」オプションを使用する場合:
- このオプションを選択すると、Smart Viewは、開いたすべてのフォームおよびアド・ホック・グリッドについて、サイズおよびレイアウトに基づいて行ヘッダーおよび列ヘッダーを動的に固定します。
- たとえば、3つのヘッダー行があるフォームAの場合、このオプションを選択すると、Smart Viewによって最初の3行が固定されます。2つのヘッダー行を含むフォームBを開くと、Smart Viewはヘッダー行数の違いを認識し、データ行に影響を与えずに上部の2行のみを自動的に固定します。
- 新しいフォームを開くと、手動で変更する必要はありません。このオプションを使用すると、新しいフォームを開くたびに固定を再適用する作業が省かれます。
- シートのリフレッシュ、アド・ホック操作の実行、またはレイアウトの変更を行うと、Smart Viewによって、変更に従って固定された行または列が更新されます。アド・ホック・グリッドで「元に戻す」をクリックすると、Smart Viewによって固定が削除され、「リフレッシュ」をクリックすると再度適用されます。
このオプションを無効にすると、Smart Viewでは行と列から固定がただちに削除されるため、必要に応じて手動で固定します。
この機能は、次のビジネス・プロセスおよびアプリケーションによってサポートされます:
-
EPM Cloud: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting - フォームおよびアド・ホック・グリッドでサポートされています。アド・ホック・グリッドの場合、「Smart Viewアド・ホック動作」オプションのアプリケーション設定は「標準」に設定する必要があります。
-
EPM System: Oracle Hyperion Financial Management、Oracle Hyperion Planning - フォームでのみサポートされています。
-
Essbase CloudおよびEssbase (オンプレミス) - アド・ホック・グリッドでのみサポートされています。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のフォーマット・オプションを参照してください。
数値をフォーマットするための新しいSmart Viewオプション
適用対象:Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Narrative Reporting、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting、Oracle Hyperion Planning、Oracle Hyperion Financial Management
Oracle Smart View for Officeのオプションを使用して、フォームおよびアド・ホック・グリッドの数値をフォーマットするために、次の新しいオプションが導入されました。これらのオプションは、Smart Viewオプションの「フォーマット」タブの「Excelフォーマットの使用」オプションではなく、「セルのスタイルの使用」オプションが選択されている場合にのみ使用できます。これらのオプションのいずれかを設定したら、「リフレッシュ」をクリックしてシートの変更を反映します。
小数点以下の桁数の拡張
Smart Viewでは、小数点以下30桁までの数値の表示がサポートされるようになりました。これは、実際の小数点以下の桁数が表示されない場合に、0として丸められて表示される数値(0.076579982761など)を明確かつ正確に把握するのに役立ちます。
ノート:
Excelでは、IEEE標準に基づいて小数点以下の桁数が15桁しかサポートされていませんが、Excelのフォーマット・オプションを使用すると小数点以下30桁まで使用できます。Excelの小数点以下の15桁の精度に関する詳細は、Microsoftの記事「浮動小数点演算がExcelで不正確な結果をもたらす可能性がある」を参照してください。
小数点以下の桁数を設定するには、「Smart Viewのオプション」ダイアログを開きます。「数値のフォーマット」セクションの「フォーマット」タブで、「小数点以下の桁数」リストから必要な小数点以下の桁数を選択します。選択したオプションに基づいてフォーマットをプレビューできます。
負数を表示するための複数のフォーマット
Smart Viewで、Excelでサポートされている標準の負数のフォーマットがサポートされるようになりました。負数には、次のフォーマットを使用できます:
- デフォルト: マイナス記号(-)で負数を表示します。たとえば、-125です。
- 括弧: 括弧内に負数が表示されます。たとえば、(125)です。
- 赤: 負数を赤のフォント色で表示します。
- 括弧および赤: 括弧内に赤のフォント色で負数を表示します。
ノート:
Excelの機能では、高コントラスト・モードを使用している間、負数は赤のフォントの色で表示されません。
負数のフォーマットを設定するには、Smart Viewの「オプション」ダイアログを開きます。「数値のフォーマット」セクションの「フォーマット」タブで、「負数のフォーマット」リストから必要な必要なオプションを選択します。選択したオプションに基づいてフォーマットをプレビューできます。
数値のカスタム・フォーマット
Smart Viewで、数値のカスタム・フォーマットがサポートされるようになりました。これにより、数値の表示をカスタマイズするための制御性と柔軟性が向上します。カスタム数値フォーマットは、「数値のフォーマット」セクションで設定された他のフォーマット設定より優先されます。このようなカスタム・フォーマットは、データ・セルの数値に適用され、メンバー・セル、日付およびテキスト・コンテンツには影響しません。
カスタムの数値フォーマットを設定するには、Smart Viewの「オプション」ダイアログを開きます。「数値のフォーマット」セクションの「フォーマット」タブで、「カスタムの数値フォーマットの使用」チェック・ボックスを選択してフォーマットを表す文字列を入力します。フォーマット文字列の例を次に示します:
- $#,##0.000_);[Blue]($#,##0.000)
- ($* #,##0.00_);_($* (#,##0.00);_($* "-"??_);_(@_)
- 0.00
ノート:
- 「カスタムの数値フォーマットの使用」チェック・ボックスが選択されている場合、「3桁ごとのセパレータの使用」、「小数点以下の桁数」、「負数のフォーマット」など、「数値のフォーマット」セクションのすべてのフィールドが無効になり、選択できません。
- フォーマットを空白のままにすると、Excelでは一般的なの数値フォーマットが適用されます。このフォーマットは、Excelで許可される程度まで未処理の小数点以下の桁数を表示する場合に便利です。
- フォーマットが空または会計またはテキスト・タイプの場合、パーセント値を含むつデータ・セルはデフォルトのフォーマットとして0%を使用します。
- 有効なフォーマットを入力してください。フォーマットが検証されないため、Excelでは一般数値フォーマットに戻すか、ランダムな文字および無効なフォーマットの不要な結果を表示する場合があります。
- Excelのカスタム数値フォーマットの詳細は、Microsoftのドキュメントの「表示形式の書式記号」を参照してください。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のフォーマット・オプションを参照してください。
フォームを迅速に開くためのオン・デマンドでのページのロード
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
Oracle Smart View for Officeでフォームを迅速に開くことができるように、オン・デマンドでのフォーム内のページのロードを制御できるようになりました。フォームに数千のメンバーを持つページが多数含まれている場合、フォームのロードに時間がかかることがあります。ロードすると、POVツールバーのメンバーの長いリストからフィルタして選択するのも困難になる場合があります。
Smart Viewオプションの新しいオプションである「数が超過した場合にオン・デマンドでページをロード」を使用すると、フォームのロード時間を短縮でき、ページを簡単に選択するための検索とフィルタリングが向上します。このオプションはデフォルトで無効化されています。Smart Viewの「オプション」ダイアログの「詳細」タブから有効にできます。ページ数は100から9999に設定できます。フォームにこの数を超えるページが含まれている場合は、オン・デマンドでページをロードできます。たとえば、フォームに10000ページが含まれていて、数を200に設定した場合、フォームを開くと、Smart ViewではPOVリストで選択したページのみを表示し、POVリストからロードするページを選択できます。これにより、フォームがただちに開き、すべてのページがロードされて作業を開始するまで待つ必要はありません。
すべてのページを表示するには、POVリストで省略記号(...)をクリックします。リスト内の検索バーの検索およびフィルタ機能が改善されたため、特定のページをより迅速に検索できます。このオプションを有効にすると、すべてのフォーム、保存済フォームおよび新規フォームに適用されます。このオプションを有効または無効にすると、POVツールバーの変更は、次のいずれかのアクションを実行した後にのみ有効になります:
- Smart Viewコンテンツを含む保存済ワークブックを再度開きます。
- ページ選択を変更し、「リフレッシュ」をクリックします。変更がない単純なリフレッシュでは、POVツールバーは再ロードされません。
- シート上で初めてフォームを開きます。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』の詳細オプションを参照してください。
レポートのインポート時にPOVをプレビューする機能
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Narrative Reporting、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
Narrative ReportingまたはReportsからレポートをインポートするときに、POVをプレビューおよび設定できるようになりました。POVをプレビューすると、レポートをインポートしたり開いたりする前にPOVを制御および編集できます。
POVをプレビューするための前提条件として、次のようにWebアプリケーションのユーザー・プリファレンスでこれを有効にする必要があります:
- Narrative Reportingで、「ツール」に移動し、「ユーザー・プリファレンス」をクリックし、「レポート」タブの「POVのプレビュー」チェック・ボックスを選択します。
- Oracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスのレポートで、「ツール」に移動し、「ユーザー・プリファレンス」をクリックして、「レポート」タブの「POVのプレビュー」チェック・ボックスを選択します。
ユーザー・プリファレンスを保存した後、Microsoft Excelがすでに開いている場合は再起動し、Oracle Smart View for Officeでデータ・プロバイダに接続します。レポートをインポートすると、「POVの選択」ダイアログが最初に表示され、値を編集するとPOVを制御できます。POVの設定後、レポートにプロンプトが含まれている場合は、「プロンプトの選択」ダイアログが表示され、必要な選択を行うことができます。レポートは、選択したPOVおよびプロンプトとともにインポートされます。
ユーザー・プリファレンスでPOVのプレビューが有効になっていない場合、レポートをインポートすると、レポートのインポート中に「プロンプトの選択」ダイアログのみが表示されます。レポートは、デフォルトのPOVと選択したプロンプトでインポートされます。POVを編集する場合は、Smart Viewリボンの「POVの編集」オプションを使用してPOVを制御できます。
ノート:
「POVの選択」または「プロンプトの選択」ダイアログ・ボックスで「取消」をクリックすると、インポート・プロセスが取り消され、レポートはSmart Viewにインポートされません。デフォルトのPOVまたはプロンプトを変更しない場合は、「OK」をクリックしてレポートのインポートを続行します。詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のレポートでのPOVのプレビューを参照してください。
Smart ViewとSmart View (Macおよびブラウザ)間のフォームとアド・ホック・グリッドの互換性
23.100以降、Smart View for OfficeとSmart View for Office (Macおよびブラウザ) 23.04以降との間で、フォームとアド・ホック・グリッド(標準モード)の互換性がサポートされています。フォームとアド・ホック・グリッドは、Smart View for OfficeとSmart View for Office (Macおよびブラウザ)の間で簡単に操作できるように、互換性が確保されるようになりました。
次に例を示します:
- デスクトップ版のMicrosoft ExcelでSmart Viewのフォームまたはアド・ホック・グリッドを開き、POVを変更し、シートをリフレッシュまたは送信して、閉じます。
- Macまたはブラウザ上で、Excel 365でSmart View (Macおよびブラウザ)を使用して同じフォームを開き、最初に「リフレッシュ」をクリックして操作を開始します。
- POVの選択がシートに保持され、引き続き作業できることを確認します。
- Smart View (Macおよびブラウザ)でPOVに変更を加えたら、「リフレッシュ」をクリックして変更を保存します。Smart Viewでフォームを再度開くと、変更が表示されます。
両方のSmart View製品間の互換性により、Smart Viewで次のことが保証されます:
- シートのタイプ(フォームまたはアド・ホック)を識別する
- 両方の製品に同じシート情報を表示する
- 同じPOVおよびページ選択を保持する
- 保存、リフレッシュまたは送信されたデータと同じデータを表示する
- Smart Viewオプションの「データ・オプション」と「メンバー・オプション」で設定されたプリファレンスを保持する
この互換性はSmart View for Office (Macおよびブラウザ)で常に有効ですが、Smart View for Officeで有効にするには、<Smart View Install>/cfg
フォルダ(C:\Oracle\SmartView\cfg
など)にあるSmart Viewのproperties.xml
ファイルにあるJSONMetadata365URL
プロパティのコメントを解除するか、このプロパティを有効にする必要があります。また、「URLマッピングの管理」オプションを使用して、検出された接続URLをSmart View for Officeの実際の接続URLにマップすることが必要になる場合があります。詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』の接続URLのマッピングの管理を参照してください。
ノート:
- 複合フォームとフレックス・フォーム、複数グリッドのアド・ホック・ワークシートは、Smart View製品間でまだ互換性がありません。
- Smart View for Office (Macおよびブラウザ)でSmart View for Officeからフォームまたはアド・ホック・グリッドを開く場合(およびその逆の場合)、シートで操作を開始する前に常に「リフレッシュ」をクリックすることをお薦めします。
- Smart View for OfficeとSmart View for Office (Macおよびブラウザ)の両方で同じフォームまたはアド・ホック・グリッドを同時に開いたままにしないことをお薦めします。これは、セル・スタイル間で競合する可能性があるためです。
- Smart View for Officeでフォームまたはアド・ホック・グリッドを含むワークブックを作成し、Smart View for Office (Macおよびブラウザ)で開く場合、Planningリボンなどの関連プロバイダ・コンテキスト・リボンを起動するには、最初にSmart Viewのホーム・パネルを開き、「リフレッシュ」をクリックするか、別のシートを開く必要があります。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のSmart ViewとSmart View (Macおよびブラウザ)間のフォームおよびアド・ホック・グリッドでの互換性のある操作を参照してください。
Microsoft Officeテーマのサポート(ダーク・テーマを含む)
適用対象: すべて
Oracle Smart View for Officeで、Microsoft Officeによって提供されるテーマがサポートされるようになりました。デフォルトのカラフル・テーマに加えて、Smart Viewでの作業中にダーク・グレー、黒および白のテーマを適用できるようになりました。
ノート:
-
黒のテーマは、Microsoft Office 365サブスクリプションがある場合にのみ使用できます。
-
Officeテーマは、Microsoft Office 2016以降のSmart Viewでサポートされています。OfficeテーマはOffice 2013ではサポートされていません。
-
Officeテーマは、EPMブック23.02以上およびNarrative Reporting 23.06以上の拡張機能でサポートされています。
Officeテーマは、Microsoft Officeアプリケーションの「オプション」メニューから有効にできます。「全般」タブの「Microsoft Officeのユーザー設定」セクションで、「Officeテーマ」リストから必要なテーマを選択します。システムレベルのダーク・テーマを有効にしている場合は、「システム設定を使用する」オプションを選択することで、Officeアプリケーションで同じものを適用し、ダーク・テーマでSmart Viewを使用できます
適用すると、リボン、Smart Viewパネルとそのメニュー、POVツールバー、式バー、シート・タブ、およびダイアログ・ボックス(「コメント」、「調整」、「ビジネス・ルール」、「Smart View」オプション)などのインタフェース要素に対して背景色とフォントの色の変更が表示されます。
テーマの使用時には、次の考慮事項に注意してください:
- テーマ間の切替え時に、新しいテーマは、アクティブなアド・ホック・シートとフォーム・シートのSmart ViewパネルとPOVダイアログを除くすべてのインタフェース要素にただちに適用されます。すでに開いているSmart ViewファイルのパネルおよびPOVダイアログにテーマを適用するには、Officeアプリケーションを再起動する必要があります。
- リスト・ビューおよびツリー・ビューでは、適用されているテーマに関係なく、常に白い背景が保持されます。
- 黒いテーマをパネルやダイアログ・ボックスのツールバーやメニューに完全に適用することはできません。かわりに、これらはグレーの背景で表示されます。
- システムレベルで高コントラストが有効になっている場合、Officeテーマは無視されます。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeアクセシビリティ・ガイド』のSmart Viewのアクセシビリティの有効化のMicrosoft Officeテーマの使用(ダーク・テーマを含む)を参照してください。
Microsoft Edge WebView2のサポートを促進するための新しいヘルス・チェック・オプション
「ヘルス・チェック」ダイアログで、2つの新しいMicrosoft Edge WebView2有効化オプション「UIに対して使用可能にする」および「すべてに対して使用可能にする」が導入され、必要なWebView2サポートのレベルを選択できます。
以前は、使用可能なWebView2オプションは「使用可能」(現在は「UIに対して使用可能にする」)および「使用不可」でした。
Oracle Smart View for Officeでは、Microsoft Edge WebView2を使用してユーザー・インタフェースのログイン・ページを表示し、ネットワーキングを容易にします。これを実現するために、Smart ViewはMicrosoft EdgeとMicrosoft Internet Explorerシステム・コンポーネントをサポートし、WebView2を利用して複雑なログイン順序を処理する認証ページを表示します。
ノート:
Microsoftは現在、WebView2を開発および拡張しています。MicrosoftおよびOracleでは、Smart Viewを実行しているコンピュータでInternet Explorerをアンインストールしないことをお薦めします。MicrosoftはInternet Explorerのサポートを中止しましたが、Windowsオペレーティング・システムと緊密に統合されています。アンインストールすると、Windowsで適切なネットワーキングに必要な一部のライブラリもアンインストールされ、それによって問題が発生する可能性があります。たとえば、ログインに必要な証明書の処理や、EdgeからのInternet Explorerモードを必要とする一部の古いWebサイトでの操作などです。
Microsoftでは、Internet Explorerを無効にしてもアンインストールしないことをユーザーに推奨しています。Internet Explorerをすでにアンインストールしている場合は、Smart Viewのみでなくシステム全体でもネットワークの問題が発生する可能性があります。WebView2に関する重要な問題がMicrosoftによって導入された場合に、Smart Viewの「使用不可」オプションは使用できなくなります。また、WebView2の開発および拡張が保留中の場合はログインできなくなります。
これらの問題のため、OracleではSmart ViewでのWebView2に対して「使用不可」オプションを使用することをお薦めします(これがデフォルトです)。「UIに対して使用可能にする」オプションは、システムが2要素認証を実装している場合、またはOracleから指示された場合にのみ使用してください。
「すべてに対して使用可能にする」オプションは、Oracleから指示された場合にのみ使用してください。
WebView2を使用するには、各Smart Viewクライアント・マシンにMicrosoft Edge WebView2 Runtimeをインストールして有効にする必要があります。
「ヘルス・チェック」ダイアログを使用して、WebView2 Runtimeがインストールされていることを確認します:
-
WebView2 Runtimeがインストールされていない場合は、「バージョン情報」の「WebView2 Runtimeバージョン」には「なし」と表示されますが、「Smart Viewのオプション」グループには「WebView2 Runtime」オプションが表示されません。
-
WebView2 Runtimeがインストールされている場合は、「WebView2 Runtimeバージョン」にバージョン番号が表示され、それが有効か無効かに関係なく、「WebView2 Runtime」オプションが表示されます。
WebView2 Runtimeがインストールされると、新しい「WebView2 Runtime」オプションが「修正」列で使用可能になります。オプションは次のとおりです:
-
UIに対して使用可能にする—有効である場合、WebView2はログイン時にいくつかの認証シナリオを支援するためにSmart Viewで使用されます。実行時、Smart Viewでは、マシンにインストールされたWebView2 Runtimeの有無を検出し、WebView2ベースのダイアログを起動してログイン・ページをホストします。また、Webview2はMicrosoft Edgeブラウザとと組み合せて機能し、Oracle Hyperion Financial Reporting (クラウドおよびオンプレミス)からレポートをインポートするときにウィザードを表示します。
-
すべてに対して使用可能にする-「UIに対して使用可能にする」で説明されている認証シナリオと連携し、ネットワーキングに対してWebView2も有効にします。このオプションは、接続の問題の診断に使用することをお薦めします。
-
使用不可-デフォルト。WebView2を無効にする場合に選択します。
ノート:
WebView2は、Microsoft Windows 10および11でのみサポートされています。
「ヘルス・チェック」ダイアログのオプションの設定の詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のシステムでのヘルス・チェックの実行を参照してください。
Smart ViewでのWebView2詳細は、このreadmeのプラットフォーム・サポートに関する項のMicrosoft Edge WebView2のサポートを参照してください。
新しいVBA: HypGetErrorInfo
このリリースでは、新しいVBA関数のHypGetErrorInfo()が導入されています。
HypGetErrorInfoは、エラー文字列の参照表として動作し、ドキュメント化されたほとんどのエラー・コードに対して意味のある文字列を返します。
ノート:
-
多くの負のエラー・コードは
「サポートされていないエラー」
を返します。これは、これらのコードが使用されていないことを想定しています。 -
一部のエラー・コードは、「詳細はプロバイダから最後のエラーをチェックしてください」を返します。このような場合、エラーの詳細は、HypGetLastError VBA関数を使用する必要があります。
HypGetErrorInfoおよびHypGetLastErrorの構文と例は、『Oracle Smart View for Office開発者ガイド』の次のトピックを参照してください:
変更内容の送信なしでの計算の実行(オンザフライ計算)のための追加プロバイダ・サポート
適用対象: Financial Consolidation and Close、Tax Reporting
Oracle Enterprise Performance Management Cloud 23.05更新以降、変更内容の送信なしでの計算の実行(オンザフライ計算)のためのサポートは、Financial Consolidation and CloseおよびTax Reportingに対して拡張されています。
Financial Consolidation and CloseまたはTax Reportingビジネス・プロセスと同様に、Oracle Smart View for Officeでは、結果を確認するために変更内容を送信することなく、アド・ホック分析中にオンザフライ計算を実行できます。
以前は、オンザフライ計算は、22.03以降のフリーフォーム、PlanningおよびPlanningモジュールでのみサポートされていました。Smart Viewでは、21.200リリース以降、オンザフライ計算がサポートされています。
Smart ViewとWebアプリケーションでオンザフライ計算を有効にするには:
-
管理者 — 「アプリケーション設定」で「アド・ホックのユーザー式の有効化」を「はい」に設定します。
-
ユーザー — Webの「ユーザー・プリファレンス」→「表示」ページで、「アド・ホックのユーザー式の有効化」を「はい」に設定します。このユーザー・プリファレンス設定は、アプリケーション設定を上書きします。
オンザフライ計算が有効になると、次のようになります:
- Webアプリケーションで、セルにマウス・ポインタを重ねると、セルに関連付けられている式が表示されます。
- Smart Viewでは、式が、式を含むセルにツール・ヒントとして表示されます。
オンザフライ計算の有効化および使用の詳細は、次を参照してください:
- Financial Consolidation and Close
- Financial Consolidation and Closeの管理のアプリケーション設定の指定
-
Financial Consolidation and Closeの操作:
- Tax Reporting
- Tax Reportingの管理のアプリケーション設定の指定
- Tax Reportingの操作
- 『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』の変更内容の送信なしでの計算の実行(オンザフライ計算)
OCI (Gen 2)環境のアップロードされたファイルのウィルス・スキャン
適用対象: Account Reconciliation、Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Narrative Reporting、Planning、Planningモジュール、Oracle Hyperion Profitability and Cost Management、Tax Reporting
サービス管理者は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud 23.06更新で導入されたEPM自動化コマンドまたはREST APIを使用して、OCI (Gen 2)環境にアップロードされるファイルのウィルス・スキャンを有効にできるようになりました。ファイルをアップロードする前にスキャンすると、環境にウィルスがアップロードされなくなります。
Oracle Smart View for OfficeからサポートされているEPM Cloudビジネス・プロセスに接続している場合、ファイルのアップロード、添付または保存を必要とする、ユーザーが開始する手順があります。
次に例を示します:
-
Planningフォームのセルへのファイルの添付
-
Narrative Reportingのレポート・パッケージへのドックレットのアップロード
-
Enterprise Profitability and Cost Managementのドキュメントのライブラリ・フォルダへのファイルの保存
ウィルス・スキャンが有効で、適用可能なサポートされている操作中にファイルにウィルスが検出された場合、そのファイルは環境に保存されません。
ウィルス・スキャンを有効にすると、感染したファイルを環境にアップロードできないようにして、OCI (Gen 2)環境のセキュリティを強化できます。
EPM Cloudサービス管理者は、新しいEPM自動化コマンドまたはEPM自動化の更新および移行REST APIの更新で説明されているREST APIを使用して、ウィルス・スキャンを有効にします。
詳細は、次を参照してください:
-
Oracle Enterprise Performance Management Cloud for Administratorsスタート・ガイドのOCI (Gen 2)環境のアップロードされたファイルのウィルス・スキャン
-
Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作:
-
Oracle Enterprise Performance Management CloudのREST API:
Smart Viewで無効なメンバーを保持する新規フレックス・フォーム・オプション
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
フレックス・フォームでは、リフレッシュ後にシートの無効なメンバーを保持できるようになりました。これを実現するために、サービス管理者は、フォーム設計時に新しいOracle Smart View for Officeオプションの「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」を有効にします。
フレックス・フォームにメンバー名を入力すると、次のようなエラーが発生する可能性があります:
- 名前を誤って入力するかスペルミスし、セルに無効なメンバーを作成する
- あるシートから別のシートに、または同じシート内でメンバー名をコピーして貼り付けるときにエラーが発生し、無効なメンバーになる
- フォーム定義にないメンバー名を入力すると、メンバーが無効になる
以前は、これが発生すると、リフレッシュ時に無効なメンバーを含む行または列がシートから削除されたため、問題が何だったのかがわかりにくくなり、メンバー名を再入力する必要がありました。
23.07更新以降、サービス管理者がフォーム定義の「レイアウト」タブの「Smart Viewのオプション」で「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」チェック・ボックスを有効にした場合、フレックス・フォームではリフレッシュ後にフォームの無効なメンバーを保持できるようになりました。
ノート:
- 「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」チェック・ボックスは、「行のフレックス・フォームの有効化」または「列のフレックス・フォームの有効化」(あるいはその両方)が有効になっている場合にのみ有効になります。
- 複数のディメンションを含む行および列で、1つのメンバーでも無効な場合、その行または列のすべてのメンバーが無効として強調表示されます。たとえば、行にTabletおよびCurrentメンバーが含まれ、Tabletを正しく入力したが、Currntを誤って入力した場合、TabletメンバーとCurrntメンバーの両方が無効として強調表示されます。強調表示されたすべてのメンバー名を確認し、正しく入力されていないメンバー名を修正する必要があります。
- [Delete]キーを使用して行または列のメンバー・セルのみを削除することで行または列全体を削除しようとすると、リフレッシュ時にメンバー・セル内でメンバーが無効になります。フレックス・フォームの行または列全体を削除するには、Excelで行全体の削除または列全体の削除操作を使用します。
新しい「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」チェック・ボックスを有効にすると、ユーザーはフレックス・フォームにメンバー名を入力する際に発生したエラーを簡単に理解して修正できます。
フレックス・フォームで無効なメンバーを保持するには、サービス管理者はOracle Enterprise Performance Management Cloud Webインタフェースから次のステップを実行します:
- 「ナビゲータ」の「作成および管理」で、「フォーム」をクリックします。
- 編集する既存のフォームを選択するか、「フォームとアド・ホック・グリッドの管理」ページで「アクション」ドロップダウン・メニューをクリックして「単一のフォームの作成」をクリックします。
- フォーム定義ページの「レイアウト」タブの「Smart Viewのオプション」で、「行のフレックス・フォームの有効化」と「列のフレックス・フォームの有効化」のチェック・ボックスを必要に応じて選択します。これらのオプションは、両方またはどちらかを選択できます。
- 「フレックス・フォームの無効なメンバーの表示」チェック・ボックスを選択します。このオプションは、前のステップで説明したように、行または列のフレックス・オプションが選択されている場合にのみ表示されます。
- オプションとして、 「ディメンション・プロパティ」で、個別の行または列に対して フォーム定義を超えるフレックスのオプションを必要に応じて有効にします。
- フォームを保存します。
詳細は、次を参照してください:
- 『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のフレックス・フォーム
- フリーフォームの管理
- Planningの管理
Smart Viewで別名表が使用されていない場合でも行内のメンバー名と別名を表示
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
「メンバー名と別名」オプションを使用すると、別名表が使用されていない場合でも(つまり、「なし」に設定)、POV列のメンバー名の表示に影響を与えることなく、メンバー名と別名を行で表示できるようになりました。
「メンバー名と別名」オプションを使用すると、標準モード・アプリケーションに接続したときに、アド・ホック・グリッドの行ディメンションについて、隣接する列にメンバー名とその別名の両方を表示できます。
以前は、このオプションが選択されたときに、プロバイダ・アド・ホック・リボンの「別名の変更」オプションを使用して別名表を選択した場合または「デフォルト」に設定した場合に、メンバー名と別名が行に表示されていました。現在は、別名表が使用されていない場合、つまり「なし」に設定されている場合でも、メンバー名と別名を行に表示できます。「メンバー名と別名」オプションを選択し、別名表を「なし」に設定すると、行ディメンションは最後に使用された別名表に基づいて別名を保持し、POV列には最後に使用された別名表に基づいてメンバー名または別名が表示されます。
Smart Viewで、アド・ホック・グリッドにメンバー名とその別名の両方を表示するには:
- ワークシート上にアド・ホック・グリッドを配置します。複数の行ディメンションをグリッド内に保持できます。
- Smart Viewリボンで、「オプション」をクリックします。
- 「メンバー・オプション」タブで、「メンバー名の表示」リストから「メンバー名と別名」オプションを選択し、「OK」をクリックします。
- Smart Viewリボンまたはプロバイダのアド・ホック・リボンで、「リフレッシュ」をクリックします。行メンバーに対して、メンバー名とそれに対応する別名の両方がアド・ホック・グリッドに表示されます。
- プロバイダ・アド・ホック・リボンで、「別名の変更」をクリックし、「なし」オプションを選択します。行メンバーのメンバー名とその別名がグリッドに保持されていることを確認します。
ユーザー(特にEssbaseから移行するユーザー)には、別名表が選択されているかどうかに関係なく、メンバー名とその別名を並べて表示するのと同じ機能が提供されるようになりました。
ノート:
アド・ホック・グリッドを操作するSmart Viewユーザー用の「メンバー名と別名」オプションを有効にするには、サービス管理者は、アプリケーション・オプション「Smart Viewアド・ホック動作」を「標準」に設定します。すべての新規および再作成アプリケーションは、自動的に「標準」に設定されます。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』の次のトピックを参照してください:
Smart Viewの「メンバー情報」ダイアログに表示される追加プロパティ
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
Oracle Smart View for Officeアド・ホック・グリッドでは、「メンバー情報」ダイアログに追加のメンバー・プロパティが含まれるようになりました。
「メンバー情報」ダイアログでは、メンバー・プロパティがグループ化され、次のタブに表示されます。メンバーおよび接続に適用可能なタブのみが表示されます。
- 情報: 名前、ディメンション、データ・ストレージ、データ型、シナリオ・ロールアップ、値のスキップなど、メンバーに関する一般情報のリスト。
- 新しく追加されたプロパティには、世代、親メンバー名、子の数、2パス計算、階層タイプ、解決順、フロー・メトリック、集約レベル、レベル、共有、カテゴリ、属性付き、式、動的子バケット・サイズおよび動的子アクセス・モードがあります。
- ディメンション・タイプに固有の新しい追加プロパティは次のとおりです:
- バージョン: 標準ボトムアップ、サンドボックス有効、PM有効
- シナリオ: シナリオ・ロールアップ、開始残高、開始期間、終了期間、開始年、終了年
- 勘定科目: 為替レート・タイプ、Enable445、サブ勘定科目タイプ、勘定科目タイプ、タイム・バランス、差異レポート、フロー・メトリック
- 期間: Q1、Q2、Q3、Q4 (開始期間、終了期間)
- 別名: 別名表、およびメンバーに関連付けられた対応する別名のリスト
- 属性: ディメンション、メンバー、およびメンバーに関連付けられた属性のタイプの表
- 式: メンバーに関連付けられた式
- コメント: メンバーに関連付けられたコメントのリスト
- ユーザー定義属性: ユーザー定義の属性のリスト(管理者が定義したメンバーの属性)
「メンバー情報」ダイアログには、Smart Viewのプロバイダ・アド・ホック・リボンからアクセスします。たとえば、Smart Viewで、Planningデータ・ソースに接続し、新しいアド・ホック・グリッドを作成するか、保存したグリッドを開きます。メンバー・セルを選択し、Planningアド・ホック・リボンから「セル情報」を選択します。
次の方法を使用して、「メンバー情報」ダイアログにアクセスすることもできます:
- アド・ホック・グリッドで、選択したメンバー・セルを右クリックし、「Smart View」、「セル情報」の順に選択します。
- 「メンバー選択」ダイアログで、右ペインでメンバーを選択し、「オプション」ボタンのドロップダウン・メニューから「セル情報」を選択します。
「メンバー情報」ダイアログに表示した情報は、「保存」ボタンをクリックしてExcelファイルに保存することもできます。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザー・ガイド』のメンバー情報の表示を参照してください。
Smart Viewで選択した複数のセルのズーム・イン操作のパフォーマンス向上
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
アド・ホック・グリッド内の選択したセルの範囲でズーム・インしても、メモリー不足やワークシートのロードの失敗などのパフォーマンスの問題が発生しなくなりました。
次のレベル、すべてのレベル、最下位レベルなど、多くのレベルでズーム・インするために、行と列にまたがって複数のセルを選択できます。複数のセル(特にすべてのレベル)でズーム・インすると、多数のセルが選択されます。データがない行や値が欠落している行の抑制などのデータ抑制オプションが有効になっていない場合、メモリー不足になったり、ズーム・イン中のワークシートのロードに失敗する可能性があります。
この問題を回避するために、選択したセル数のガバナーの制限が次の改善とともに導入されました:
- 選択したセルの数がしきい値の範囲内にある場合、メモリー不足やワークシートのロードの失敗などのパフォーマンスの問題がなく、ズーム・イン操作が正常に実行されます。
- 選択したセルの数がしきい値を超えた場合、抑制でしきい値を超える前にセルの数としてデータをロードできないことをユーザーに知らせる警告メッセージが表示されます。ユーザーは、ズーム・イン操作を続行するためにセル選択範囲を縮小できます。
ズーム・インするには:
- セルの範囲を選択します。
- プロバイダ・アド・ホック・リボンで、「ズーム・イン」の横にある下矢印をクリックし、ズーム・インするレベルを選択します。
-
メモリー不足の問題やワークシートのロードの失敗が発生することなく、ユーザーは選択した複数のセルをズーム・インできます。選択したセルの数のしきい値を超えた場合も警告メッセージが表示されます。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のズーム・インを参照してください。
EPMブック23.08拡張機能の更新
更新されたEPMブック拡張機能が、ダウンロードしてインストールできるようになりました。この更新には、一般的な改善および不具合修正に加え、「POV定義がすべての選択項目を許可に設定されている場合はEPMブックの「POV」でメンバー選択が可能」で説明されているように、サービス管理者とブック・デザイナ向けの、ブックの「視点」にアクセスできるすべてのメンバーの中からユーザーが選択できるようにする機能が含まれています。
EPMブック拡張機能における機能、改善点および不具合修正を利用するには:
- Oracle Smart View for Office内の「オプション」ダイアログの「拡張機能」タブで、「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」リンクをクリックします。
- ビジネス・プロセス・インスタンスを選択してから、プロンプトに従います。
Smart ViewでのEPMブックの操作の詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』の次のトピックを参照してください:
POV定義がすべての選択項目を許可に設定されている場合はEPMブックの「POV」でメンバー選択が可能
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Narrative Reporting、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
ExcelでSmart ViewのEPMブック拡張機能によってインポート済ブックやエクスポート済ブックのPOVを編集する際には、ブック・デザイナが1つ以上のPOVディメンションについてメンバー選択を可能にしてあればユーザーが「メンバー選択」ダイアログでメンバーを選択できるようになりました。
ブックのPOV設定が提案のみ表示ではなくすべての選択項目を許可に設定されている場合、参照者には、「POV」ドロップダウン・リスト内の最後の項目として「選択」が表示されます。
「選択」オプションを選択して「メンバー選択」ダイアログを表示します。ここで、ディメンション内の任意のメンバーを選択できます。
その後、「メンバー選択」で「OK」をクリックしてダイアログを閉じてから、「POVの選択」ダイアログで「OK」をクリックします。ブックのリフレッシュが進行中であることを示すメッセージが表示されます。そのジョブが完了するまで「ジョブ・コンソール」でそのジョブをリフレッシュしてから、ブックを再度開きます。
管理者またはブック・デザイナ: ブックの「視点」にアクセスできるすべてのメンバーの中からユーザーが選択できるようにするには:
- ブック・デザイナの編集モードでブックを開きします。
- ディメンションのPOVオプションを設定するには、POVディメンションの横にある「アクション」アイコンをクリックします。
- すべての選択項目を許可と提案のみ表示とを切り替えてすべての選択項目を許可を選択すると、ブック参照者が、選択したPOVディメンションのすべてのメンバーの中から選択できるようになります。
- Oracle Enterprise Performance Management Cloudのレポートの設計のブック視点の設定
- Oracle Smart View for Officeの使用:
EPMブック23.06拡張機能の更新
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Narrative Reporting、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
更新されたEPMブック拡張機能が、ダウンロードしてインストールできるようになりました。この更新には、一般的な改善および不具合修正が含まれています。
Oracle Smart View for OfficeでのEPMブックの操作の詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のブックを参照してください:
EPMブック23.04拡張機能の更新
適用対象: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Narrative Reporting、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting
更新されたEPMブック拡張機能が、ダウンロードしてインストールできるようになりました。この更新には、一般的な改善および不具合修正が含まれています。
Oracle Smart View for OfficeでのEPMブックの操作の詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のブックを参照してください。
Narrative Reporting 23.08の拡張機能の更新
Oracle Smart View for Office用に更新されたNarrative Reporting拡張機能が、ダウンロードしてインストールできるようになりました。この更新には、一般的な改善および不具合修正が含まれています。
Narrative Reporting拡張機能における機能、改善点および不具合修正を利用するには、拡張機能の更新をインストールするオプションを選択します:
- Smart View内で、「オプション」ダイアログの「拡張機能」タブにある「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」リンクをクリックし、Narrative Reportingインスタンスを選択してから、プロンプトに従います。
- Narrative Reporting Webインタフェースで、「ダウンロード」ページから、"Smart View Extension for EPM Cloud Narrative Reporting" SVEXTファイルをダウンロードし、そのファイルをダブルクリックしてインストールします。
詳細は、次を参照してください:
- Oracle Smart View for Officeの操作の拡張機能のインストール
- Oracle Enterprise Performance Management Cloud - Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者のためのスタート・ガイドのクライアントのダウンロードとインストール
- Oracle Enterprise Performance Management Cloud - Oracle Enterprise Performance Management Cloudユーザーのためのスタート・ガイドのクライアントのダウンロードとインストール
Narrative Reporting 23.06の拡張機能の更新
Oracle Smart View for Office用に更新されたNarrative Reporting拡張機能が、ダウンロードしてインストールできるようになりました。一般的な改善および不具合の修正に加えて、この更新には、次のNarrative Reporting機能のサポートが含まれています:
- Narrative Reportingでアップロードおよび保存されたファイルのウィルス・スキャン
- 23.06 Narrative Reporting拡張機能で有効化されたMicrosoft Officeテーマのサポート
Smart Viewの最新のNarrative Reporting拡張機能をダウンロードしてインストールすると、最新の機能、改善および不具合修正にアクセスできます。
詳細は、次を参照してください:
- Oracle Smart View for Officeの操作の拡張機能のインストール
- Oracle Enterprise Performance Management Cloud - Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者のためのスタート・ガイドのクライアントのダウンロードとインストール
- Oracle Enterprise Performance Management Cloud - Oracle Enterprise Performance Management Cloudユーザーのためのスタート・ガイドのクライアントのダウンロードとインストール
23.06 Narrative Reporting拡張機能で有効化されたMicrosoft Officeテーマのサポート
Oracle Smart View for OfficeのNarrative Reporting拡張機能の操作中に、選択したテーマを適用し、Officeアプリケーションをカスタマイズできるようになりました。
Narrative Reporting拡張機能では、Smart View 23.100とともに使用すると、Microsoft Officeによって提供されるテーマの使用がサポートされます。デフォルトのカラフル・テーマに加えて、Smart Viewの拡張機能の作業中にダーク・グレー、黒および白のテーマを適用できるようになりました。適用すると、Narrative Reportingのホーム・パネルなど、インタフェース要素に背景色とフォントの色の変更が表示されます。
Officeテーマを有効にするには:
- Officeアプリケーションで、「ファイル」をクリックし、「オプション」をクリックします。
- 「全般」タブの「Microsoft Officeのユーザー設定」セクションで、「Officeテーマ」リストから必要なテーマを選択します。
- 「OK」をクリックします。
次の点に注意してください。
-
黒のテーマは、Microsoft Office 365サブスクリプションがある場合にのみ使用できます。
-
Officeテーマは、Smart ViewおよびMicrosoft Office 2016以降の拡張機能でサポートされています。
-
システムレベルのダーク・テーマを有効にしている場合は、「システム設定を使用する」オプションを選択することで、Officeアプリケーションで同じものを適用し、ダーク・テーマでSmart Viewを使用できます。
詳細は、『Oracle Smart View for Officeアクセシビリティ・ガイド』のMicrosoft Officeテーマの使用(ダーク・テーマを含む)を参照してください。
Narrative Reportingでアップロードおよび保存されたファイルのウィルス・スキャン
ドックレットおよびドキュメントのアップロード時またはドキュメントの保存時に、Narrative Reportingでウィルス・スキャンが実行されるようになりました。
Narrative Reporting Webでは、次の場合にウィルス・スキャンが実行されます:
-
レポート・パッケージへのドックレットのアップロード、新規ドックレットの追加、参照ファイルのアップロード、添付のアップロードによるコメントのレビューを実行する場合
-
レポート・パッケージ外のライブラリ内のフォルダにドキュメントをアップロードする場合
Oracle Smart View for OfficeでNarrative Reportingに接続すると、次の場合にウィルス・スキャンが実行されます:
-
レポート・パッケージへのドックレットのアップロード、新規ドックレットの追加、参照ファイルのアップロード、および添付のアップロードによるコメントのレビューを実行する場合(「Narrative Reporting 23.06拡張機能の更新」で説明されているように、Narrative Reporting 23.06以降が必要)
-
Smart Viewリボンの「保存」または「名前を付けて保存」ボタンを使用してライブラリにOfficeドキュメントを保存し、ライブラリからドキュメントをダウンロードする場合(Narrative Reporting拡張機能は不要)
ウィルス・スキャンが有効で、適用可能なサポートされている操作中にファイルにウィルスが検出された場合、そのファイルは環境に保存されません。
Narrative Reportingにアップロードおよび保存されたドックレットおよびドキュメントに対してウィルス・スキャンを実行すると、作業内容、ファイルおよびOracle Enterprise Performance Management Cloud環境を保護できます。
EPM Cloudサービス管理者は、新しいEPM自動化コマンドまたはEPM自動化の更新および移行REST APIの更新で説明されているREST APIを使用して、ウィルス・スキャンを有効にします。
詳細は、次を参照してください:
-
この『Readme』の「OCI (Gen 2)環境のアップロードされたファイルのウィルス・スキャン」
-
Narrative Reportingドックレットの作成および承認のドックレットのアップロード
-
Oracle Smart View for Officeの使用
Narrative Reporting 23.05の拡張機能の更新
Oracle Smart View for Office用に更新されたNarrative Reporting拡張機能が、ダウンロードしてインストールできるようになりました。この更新には、一般的な改善および不具合修正が含まれています。
最新の機能、改善および不具合修正を利用するには、Narrative Reporting拡張機能をインストールします。
Narrative Reporting 23.04の拡張機能の更新
Oracle Smart View for Office用に更新されたNarrative Reporting拡張機能が、ダウンロードしてインストールできるようになりました。一般的な改善および不具合の修正に加えて、この更新には、次のNarrative Reporting機能のサポートが含まれています:
- PowerPointレポート・パッケージ内の埋込みコンテンツ・イメージの明確性の向上
- レポート・リファレンス・ドックレットによるレポート・パッケージで使用可能なコンテンツとしてのレポート・テキストおよびノート・ボックスの追加のサポート
- Excelへのレポートのインポート時のノート・オブジェクトのサポート
最新の機能、改善および不具合修正を利用するには、Narrative Reporting拡張機能をインストールします。
インストール情報
このリリースは、次のサイトからダウンロードできます。My Oracle Support:
最新のSmart Viewリリースのダウンロード・リンクを含むOracle Smart View for Officeに関する情報については、My Oracle Supportのナレッジ記事、Smart Viewサポート・マトリックスおよび互換性に関するFAQ (Doc ID 1923582.1)を参照してください。ナレッジ記事にアクセスするには、My Oracle Supportのユーザー・アカウントが必要です。
ベスト・プラクティスとして、MOSのナレッジ記事Doc ID 1923582.1で、最新のSmart Viewリリースについて定期的に確認してダウンロードすることをお薦めします。
https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1923582.1
詳細なインストール手順は、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドにあります。このガイドは、Oracle Help CenterのSmart View ライブラリで入手できます。
https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html
Google Chrome、Mozilla FirefoxおよびMicrosoft Edgeにブラウザ拡張機能が必要です。これらのブラウザ用のSmart Viewの拡張機能のダウンロードおよびインストールに関する情報について、ブラウザ・サポートのトピックを参照してください。
Smart Viewバージョンのサポート
プレミア・サポートの現在の製品に対してOracle Smart View for Officeの現在のリリースと1つ前のリリース(23.100および22.200)をサポートおよび動作保証しています。
Microsoft Windowsオペレーティング・システムおよび.NETのサポート
Oracle Smart View for Office 23.100はWindows 10およびWindows 11でサポートされ、これにはMicrosoft .NET Frameworkのサポートされているバージョンが必要です。.NET Framework 4.8以降を使用することをお薦めします。
Microsoft .NET Framework 4.5.2、4.6および4.6.1は、2022年4月26日以降サポートされなくなることに注意してください。詳細は、.NET Framework 4.5.2, 4.6, 4.6.1 will reach End of Support on April 26, 2022を参照してください。
Windowsオペレーティング・システムのその他のサポートについては、サポートされているプラットフォームのマトリックスのリリースのマトリックスを参照してください。
Microsoft Office 2016、2019および2021
Oracle Smart View for Officeは、Microsoft Office 2016、2019、2021をサポートしています。
Microsoft Office 365
Windows用のSmart Viewでは、クイック実行を使用してインストールされたOffice 365 ProPlusなど、サポート対象バージョンのMicrosoft Office 365アプリケーションがローカルにインストールされている必要があります。Smart View (Macおよびブラウザ)では、OracleのEPM CloudソリューションおよびWindowsまたはMacシステムのWebブラウザまたはOffice for MacにデプロイされたMicrosoft Office 365の間のインタフェースが提供されます。
詳細は、Smart Viewサポート・マトリックスおよび互換性のFAQ (Doc ID 1923582.1)というタイトルのナレッジ記事を参照してください。
https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1923582.1
ノート:
最新のOffice 365 Beta ChannelまたはCurrent Channelバージョンにアップグレードするユーザーは、スマート・リスト内のドロップダウン・リスト、「メンバー」ドロップダウン、セル内POVおよび他のそうしたドロップダウン・リストを使用する上で問題に直面する可能性があります。たとえば、セル内のドロップダウン・リストをクリックすると、実際のドロップダウン値のかわりに省略記号(…)のみが表示される場合があります。セル内のドロップダウン値を正しく表示するため、Smart View 22.200以上にアップグレードする必要があります。
ブラウザ・アドオン
Oracle Smart View for Officeを使用すると、サポートされているOracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle Enterprise Performance Management Systemのブラウザベースのアプリケーションを次の方法で対話操作できます。
-
Smart Viewのフォームまたはアドホック・グリッドで開始して、ドリルスルーを使用してブラウザにアプリケーションWebページを起動します
-
Webアプリケーションで開始して、Excel用のSmart Viewにフォームまたはアドホック・グリッドを起動します。
-
Smart Viewの「タスク・リスト」から、タスクをブラウザで開くことができます。
Mozilla Firefox、Google ChromeおよびMicrosoft Edgeには、ドリルスルー、Web起動およびSmart Viewからブラウザでタスクを開くためのSmart Viewアドオンが必要です。
ノート:
Oracle Enterprise Performance Management Cloud 20.09更新およびOracle Enterprise Performance Management System 11.2.2リリース以降では、Internet Explorerユーザーがデフォルトのブラウザとして新しいMicrosoft Edgeに移行することを推奨するMicrosoft社の方針に基づいて、Internet Explorer 11はサポートされなくなりました。オラクル社ではInternet Explorerを使用してEPM CloudおよびEPM Systemをテストすることがなくなるため、現在Internet Explorerで機能している既存の機能は、20.09更新またはリリース11.2.2以降では機能しなくなる可能性があります。詳細は、ブラウザ・バージョン・サポートを参照してください。
すべてのユーザーがサポートされているブラウザに移行することをお薦めします。
ブラウザ拡張機能のインストール手順については、『Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイド』のブラウザ・アドオンのインストールを参照してください。このガイドは、Oracle Help CenterのSmart Viewライブラリで入手できます:
https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html
ChromeおよびEdgeに必要な更新済のSmart Viewブラウザ機能拡張
2022年11月、Google ChromeおよびMicrosoft Edge用に更新されたブラウザ拡張機能が使用可能になりました。この拡張機能は、Smart Viewにおいて、サポートされているブラウザベースのEPM Cloudビジネス・プロセスおよびEPM Systemアプリケーションと次の方法で相互作用するために必要です。
- Smart Viewのフォームまたはアドホック・グリッドで開始して、ドリルスルーを使用してブラウザにアプリケーションWebページを起動します
- Webアプリケーションで開始して、Excel用のSmart Viewにフォームまたはアドホック・グリッドを起動します。
- Smart Viewの「タスク・リスト」から、タスクをブラウザで開くことができます。
ノート:
この必要なブラウザ拡張機能の更新は、完全にChromeおよびEdgeブラウザのみを対象としています。これはSmart View内のプランニング管理またはNarrative Reportingなどの拡張機能に対する更新ではありません。
この更新は、デフォルトのブラウザがChromeまたはEdgeである場合のみ必要です。デフォルトのブラウザがMozilla Firefoxの場合、この更新による影響はありません。
この拡張機能は、ChromeまたはEdgeブラウザからChromeウェブストアで入手できます。Chromeウェブストアで、smart viewで検索して拡張機能の更新を探します。更新されたバージョン番号は22.200です。続いて、『Oracle Smart View for Office インストレーションおよび構成ガイド』のブラウザ・アドオンのインストールに関する項に記載された、Google ChromeまたはMicrosoft Edge用の手順に従ってください。
2023年1月1日以降、以前のブラウザ拡張機能はChromeおよびEdgeのどちらでも動作しなくなります。Smart ViewとEPM CloudおよびEPM Systemにおけるブラウザベースのアプリケーションとの相互作用を継続するには、拡張機能を更新する必要があります。
ブラウザ・バージョン・サポート
Oracle Smart View for Officeはブラウザのバージョンに依存しませんが、Smart Viewと連動する製品は依存する可能性があります。
ご使用のプラットフォームおよび製品について、システム要件ドキュメントとサポート対象プラットフォーム・ドキュメントを参照してください。また、その他のブラウザ・サポート要件については固有の製品Readmeを参照してください。
ノート:
2022年6月15日のサポート終了日以降であっても、Microsoft Internet Explorerをアンインストールしないでください。かわりに、Microsoft社のガイドラインに従ってInternet Explorerを安全に無効にすることができます。Internet Explorerブラウザが呼び出される状況では、かわりにEdgeブラウザが起動されます。
Smart Viewでは、Internet Explorerブラウザは特に必要ありません。ただし、Smart Viewが依存するWinInet APIはInternet Explorerに対する依存関係がある可能性があります。Internet Explorerをアンインストールすると、これに依存する他のアプリケーションが正常に動作しなくなる可能性があるため、Microsoft社はInternet Explorerをマシンにインストールしたままにしておくことを推奨しています。また、Microsoft社は、最新のセキュリティ・パッチが利用可能になった都度それに更新することも推奨しています。
詳細は、Oracle Supportドキュメント2877741.1、Microsoft社のInternet Explorer 11のサポート終了(2022年6月15日)によるSmart Viewへの影響を参照してください。
Microsoft Edge WebView2のサポート
Oracle Smart View for Officeでは、Microsoft Internet Explorerモジュールを使用して認証ページを表示します。しかし、特定の認証スキームでは、複雑なログイン・シーケンスを処理するためにMicrosoft Edge WebView2などの新しいコントロールが必要な場合があります。WebView2を使用するには、Microsoft Edge WebView2 Runtimeを各Smart Viewクライアント・マシンにインストールし、有効にする必要があります。
リリース21.100以降、Smart ViewではWebView2をサポートしています。実行中、Smart Viewでは、マシンにインストールされたMicrosoft Edge WebView2 Runtimeの有無を検出し、WebView2ベースのダイアログを起動してログイン・ページをホストします。
ノート:
WebView2は、Microsoft Windows 10および11でのみサポートされています。
WebView2をSmart Viewクライアント・マシンにインストールした後は、それを「ヘルス・チェック」の「Smart Viewのオプション」セクションで有効にできます(『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』のシステムでのヘルス・チェックの実行を参照)。管理者は、Smart Viewのproperties.xmlファイル(デフォルトではC:\Oracle\SmartView\cfg
内)を編集し、<disableWebView2>
プロパティを1
に設定することによって、WebView2を有効にすることもできます。デフォルトは、0
(無効)です。
管理者: 組織で使用されるログイン・シーケンスの処理にWebView2が必要な場合、Microsoft Edge WebView2 RuntimeがSmart Viewを実行するマシンにインストールされ、有効になっているようにする必要があります。Microsoft Edge WebView2 Runtimeをインストールする場合、Evergreenバージョンの使用をお薦めします。WebView2 バージョン86.0.616.0以降のみ、サポートされています。
インストールされると、修正バージョンがインストールされていないかぎり、MicrosoftによってWebView2更新が一定の頻度で配布されます。管理者は、Microsoft Edge WebView2 RuntimeをダウンロードしてSmart Viewユーザーに配布するために、独自の内部プロシージャを使用できます。次のURLからダウンロードします。
https://docs.microsoft.com/en-us/deployoffice/webview2-install#webview2-runtime-installation
詳細は、WebView2のドキュメントを参照してください。
Smart Viewと仮想環境
仮想環境でのOracle Smart View for Officeは、正式には認証されていません。仮想環境は、公式にはSmart Viewによってサポートされていません。
ノート:
仮想環境は仮想デスクトップ統合(VDI)製品とも呼ばれます。
詳細は、My Oracle Supportのナレッジ記事、サード・パーティの仮想環境でのOracleのHyperion製品のサポート(Doc ID 588303.1)を参照してください。
モバイル・デバイスのサポート
Oracle Smart View for Officeがサポートされているのは、Microsoft Surface Proタブレットのみです。その他のタブレットまたはスマートフォンでは、Smart Viewはサポートされていません。
サポートされている言語
Oracle Smart View for Officeのユーザー・インタフェースでは、次の言語がサポートされています。
言語 | 言語 | 言語 | 言語 |
---|---|---|---|
アラビア語 | フィンランド語 | イタリア語 | ルーマニア語 |
中国語(簡体字) | フランス語 | 日本語 | ロシア語 |
中国語(繁体字) | フランス語(カナダ) | 韓国語 | スロバキア語 |
チェコ語 | ドイツ語 | ノルウェー語 | スペイン語 |
デンマーク語 | ギリシャ語 | ポーランド語 | スウェーデン語 |
オランダ語 | ヘブライ語 | ポルトガル語(ブラジル) | タイ語 |
英語 | ハンガリー語 | ポルトガル語(ポルトガル) | トルコ語 |
サポートされているこのリリースへのパス
Oracle Smart View for Officeは、次のリリースからリリース23.100にアップグレードできます。
表1-1 サポートされているこのリリースへのパス
アップグレード・パスのリリース: 元 | 先 |
---|---|
21.xxx |
23.100 |
22.xxx |
23.100 |
後方互換性
Oracle Smart View for Officeでは、ご使用の環境についてのシステム要件ドキュメントおよびプラットフォーム・サポート・ドキュメントでリストされている製品バージョンがサポートされています。
その他のOracleプラットフォームおよび製品との互換性の情報は、ご使用の環境についてのシステム要件ドキュメントとサポート対象プラットフォーム・ドキュメント、および固有の製品Readmeを参照してください。
このリリースで修正された問題について
この項のトピックには、リリース23.100で修正された不具合が含まれます。
以前のリリースで修正された不具合のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールを使用すると、所有している製品および現在の実装のリリースを識別できます。1回のクリックで、ツールは修正された不具合の説明とその関連プラットフォームおよびパッチ番号に関するカスタマイズされたレポートをすばやく生成します。このツールはこちらにあります:
https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1
全般
-
34111979 - 列の2つのディメンション・メンバー間で空白のセルに単一引用符(
'
)を追加した後、SmartViewでリフレッシュ中にエラー・メッセージが生成されなくなりました。 -
34281482 - HsGetSheetInfoでは、ワークブックを再オープンするときに"最終取得"日時が正しく示されるようになりました。
-
34779092 - ワークブックを開くとき:
-
"失効データ"や
#NeedRefresh
などの問題は、特定の関数で発生しなくなりました。 -
関数のキャッシュ・メカニズムが改善されました。
-
-
34779607 - すべてのOracle Smart View for Office DLLファイルが現在のバージョンおよびビルドでデジタル署名されるようになりました。
-
34627193 - Smart Viewオプションの「セルのスタイル」タブで異なるフォントとフォント・サイズの値を設定しても、正しく機能するようになりました。
-
34914704 - 大きなアド・ホック・グリッドのリフレッシュ時間が改善されました。特に、メンバー名が重複する多数のセルでグリッドをリフレッシュする場合は、かなりの時間が節約されます。
-
34767239、35068663、35080443 - Office 365を使用するMicrosoft Windows 11 (64ビット)では、関数シートの操作などのSmart Viewの操作時に、Excelが中断したり応答を停止しなくなりました。
- 33879146、33489145、34530215、34551225、34640285 - 2つの新しいオプション(「UIに対して使用可能にする」と「すべてに対して使用可能にする」)のいずれかを使用してWebView2を有効にした後、次のようになりました:
- プライベート接続または共有接続を作成しようしても、ログインの失敗が表示されなくなりました。
- Smart Viewは、ログインを要求するプロンプトを繰り返さなくなりました。
「ヘルス・チェック」ダイアログで使用可能なWebView2オプションの詳細は、「Microsoft Edge WebView2のサポートを促進するための新しいヘルス・チェック・オプション」を参照してください。
EPM Cloud
ノート:
特に記載のないかぎり、このトピックで説明されている修正された問題は、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスに適用されます。
-
Enterprise Profitability and Cost Management
-
Financial Consolidation and Close
-
フリーフォーム
-
Planning
-
Planningモジュール(戦略モデリングを含む)
-
Tax Reporting
次のEPM Cloud関連の問題は、このリリースで修正されています。
- 31734137、35618546 - Webビジネス・プロセスで「Smart Viewで開く」コマンドを使用するとフレックス・フォームがOracle Smart View for Officeでフレックス・フォームとして開かれるようになりました(以前のEPM Cloud更新におけるフォームのような、単純なフォームではありません)。EPM Cloud 23.08以上が必要です。
- 34769178 - フォームで、POVツールバーからメンバーを選択すると、ドロップダウン・リストが空白で表示されなくなりました。POVドロップダウン検索ボックスで、メンバー名の入力を開始し、リスト・フィルタとして、マウスを使用して必要なメンバーを選択します。
- 34978798 - 「メンバー選択」ダイアログを使用してSmart Viewの「ユーザー・プリファレンス」でユーザー変数を設定すると、エラーが表示されなくなりました。
レポート、ブック
このトピックで説明されている修正された問題は、Oracle Enterprise Performance Management CloudのレポートまたはEPMブックに適用されます。
-
34735790、34859489、34696210 - レポートのPOVを編集してからレポートをリフレッシュすると、選択したメンバー名にコロン(:)、アンパサンド(&)、プラス(+)などの特殊文字が含まれている場合、エラーがスローされなくなりました。
-
34806617 - 共有接続を介してSmart ViewでFinancial Reportingレポートを開いても、Office 365で失敗しなくなりました。
全般
-
21810748 - Excelで、POVまたはスライダが含まれているシートをワークブック内の別のシートにコピーすると、エラーが発生します。
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34032813 - システム・ユーザーとしてOracle Smart View for Officeをインストールした後で、Excelを初めて起動すると、レジストリ・キーHKEY_CURRENT_USER (HKCU)がHsTbar.xlaファイルの場所で更新されます。Smart Viewのアンインストール時に、HKCUエントリは自動的には削除されません。Smart Viewをアンインストールした後で、Excelを初めて起動すると、ExcelはHsTbar.xlaファイルを参照しようとして、ファイルが見つからなかったことを示すエラーが表示されます。
回避策: このエラーを回避するには、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび管理ガイドのアンインストール後のExcelによるHsTbar.xlaファイルの検索にある手順を使用して、Windowsレジストリからそれらのエントリを手動で削除します。
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34045185 - オンプレミス・データ・ソースに接続されているときに、ドリルスルー・レポートを起動するとSmart Viewがクラッシュします。これは、Chromeがデフォルトのブラウザである場合に発生します。
回避策:
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ドリルスルー・レポートを起動する前にChromeを起動します。
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クラッシュが発生した場合は、Chrome用のSmart View拡張機能をリロードします。
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ブラウザ・ウィンドウの右下にあるバルーンをクリックして、拡張機能をリロードします。
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ブラウザの左上(アドレス・バーの左側)にある「このページを再読み込みします」ボタンをクリックします。
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FirefoxまたはEdgeをデフォルトのブラウザとして選択します。
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34344067 - フォームで手順を参照しようとしたときに、WebView2が無効な場合は手順のテキストが表示されない場合があります。
回避策: 「ヘルス・チェック」ダイアログで、WebView2 Runtimeがインストールされていることを確認して有効にします。
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35116820 - 「ヘルス・チェック」オプションの「WebView2 Runtime」が「UIに対して使用可能にする」または「すべてに対して使用可能にする」に設定されている場合、Smart Viewの「オプション」ダイアログの「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」を使用して拡張機能を更新することはできません。
回避策: 「ヘルス・チェック」ダイアログで、「WebView2 Runtime」オプションを「使用不可」に設定します。Officeを再起動します。次に、「オプション」ダイアログの「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」リンクを使用して、拡張機能の更新(またはインストールまたはアンインストール)を続行します。拡張機能更新タスクが完了したら、「ヘルス・チェック」ダイアログで「WebView2 Runtime」オプションを再度有効にし、Officeを再起動します。
EPM Cloud
ノート:
特に記載のないかぎり、このトピックで説明されている既知の問題は、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスに適用されます。
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Enterprise Profitability and Cost Management
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Financial Consolidation and Close
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フリーフォーム
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Planning
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Planningモジュール(戦略モデリングを含む)
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Tax Reporting
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21810748 - Excelで、POVまたはスライダが含まれているシートをワークブック内の別のシートにコピーすると、エラーが発生します。
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34399104 - EPM Cloud 22.08以降に接続されている場合、Oracle Hyperion Financial ReportingドキュメントをインポートするときにBindowsエラーが発生する可能性があります。
回避策: このエラーを回避するには、「ヘルス・チェック」ダイアログで「ブラウザ・エミュレーション・モード」オプションを
11001
または10001
に設定します。-
Excelの「Smart View」リボンで、「ヘルプ」の横にある矢印をクリックし、「ヘルス・チェック」を選択します。
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「ヘルス・チェック」ダイアログの「レジストリ情報」グループで、「ブラウザ・エミュレーション・モード」の行を見つけます。
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「修正/更新/情報」列で、セル内をクリックしてドロップダウン・リストを有効にし、
11001
または10001
を選択します。 -
「設定の更新」ボタンをクリックし、「閉じる」をクリックします。
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Excelを再起動し、データ・ソースに接続して、Financial Reportingドキュメントをインポートします。
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- 33622708 - Microsoft OfficeファイルをOracle Smart View for OfficeからEPM Cloudライブラリに保存するときに、ファイル・サイズがほぼ20 MBである場合、20 MBの最大許容サイズ限度を超えることを示すエラーが表示されます。
- 34372232 - 標準モード・アプリケーションに接続されているアド・ホック・グリッドでは、繰返しメンバーが抑制されている場合、「フォーマットの保存」オプションで、繰返しメンバーに対応するデータ・セルに対して行われたフォーマット変更は保持されません。グリッドのリフレッシュ時にフォーマットの変更が失われます。
Financial Management
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27474347 - 「メンバー選択」でエンティティ・ディメンション・メンバーを検索すると、検索対象のメンバーではなく、エンティティ・ディメンションが強調表示される場合があります。
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34191136 - Chromeがデフォルトのブラウザである場合、Oracle Hyperion Financial Managementのタスク・リストの実行が機能しません。
回避策: Financial Managementのタスク・リストを実行するには、デフォルトのブラウザとしてFirefoxまたはMicrosoft Edgeを指定します。
Oracle BI EE、Oracle Analytics Cloud
31908484 - PowerPointに表を挿入してファイルを.ppt拡張子で保存し、ダブルクリックしてファイルを再度開くと、Smart ViewリボンまたはOracle BI EEリボンのいずれからでもリフレッシュが機能しません。
ヒントとトラブルシューティング
ヒントとトラブルシューティングのトピックは、『Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイド』のヒントとトラブルシューティングに記載されています。
Oracle Smart View for Office のガイドはすべてOracle Help Centerのライブラリで入手できます。
https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html
EPM CloudおよびEPM System製品ドキュメントへのアクセス
最新のOracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle Enterprise Performance Management System製品ガイドをOracle Help Centerで探してください。
EPM Cloud
Oracle Help CenterのEPM Cloudのドキュメントおよびビデオについては、「Cloud Applications」をクリックし、次に「Enterprise Resource Planning (ERP)」グループの「Enterprise Performance Management」をクリックします。Oracle Enterprise Performance Management (EPM)ページで、サービスのリンクをクリックしてドキュメントを表示します。
EPM System
Oracle Help CenterのEPM Systemのドキュメントについては、「On-Premises Applications」をクリックします。Oracle Applicationsページで、「Enterprise Performance Management」をクリックし、Enterprise Performance Managementページでリリースを探します。
デプロイメント関連のドキュメントは、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technetwork/index.html)およびOracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)でも探すことができます。
Oracle Smart View for Office Readme
F83708-02
2023年8月
Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates.
原本著者: EPM情報開発チーム