Oracle Content Managementのユーザーは、アプリケーション・ロールに応じて、様々なタスクを実行し、様々な機能にアクセスできます。
ビジターは、特定のサイトを表示し、パブリック・リンクを使用し、アプリケーションまたはWebサイトに埋め込まれたOracle Content Managementコンテンツを表示できます。匿名ユーザー(サインインしていないユーザー)はビジターとしてカウントされます。Building Sites with Oracle Content Managementのサイト・セキュリティの変更を参照してください。ユニバーサル・クレジット・サブスクリプションを保有している場合、ビジター・セッションは、特定数のAPIコールおよび特定量のデータ転送に制限されます。「1時間当たりのアクティブ・ユーザーについて」を参照してください。非従量制サブスクリプションを保有している場合、日次ビジター・セッション方向のビジター・アクティビティはカウントされます。ビジター・セッションについてを参照してください。
Oracle Content Managementを実際に使用する必要があるユーザーには、標準ユーザー・ロールまたはエンタープライズ・ユーザー・ロールを割り当てる必要があります。エンタープライズ・ユーザーを購入した場合は、追加の機能を使用できるようにOracle Content Managementエンタープライズ・ユーザー・ロールをユーザーに割り当てることができます。Oracle Content Managementインスタンスでは、お客様の会社のニーズに合せ、標準ユーザーとエンタープライズ・ユーザーを混在させることが可能です。
注:
ロールの詳細は、「アプリケーション・ロール」を参照してください。| タスク | ビジター | 標準ユーザー | エンタープライズ・ユーザー | サイト管理者* | 開発者* | コンテンツ管理者* | リポジトリ管理者* | キャプチャ管理者* | サービス管理者* | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サイトの表示 |  |  |  | ||||||
| パブリック・リンクを介したファイルおよびフォルダへのアクセス |  |  |  | ||||||
| ドキュメントの管理(ドキュメントの表示、アップロードおよび編集) |   ** |  |  | ||||||
| ファイルおよびフォルダの共有 |   ** |  |  | ||||||
| 会話の使用(トピックの議論、メッセージをユーザーに送信、フラグをユーザーに割当て、ドキュメントへの注釈の追加) |   ** |  |  | ||||||
| グループの使用 |  |  | |||||||
| サイトの作成と管理 この機能はサイト管理者のみに制限することができます。 |   *** |   *** |  |  | |||||
| サイトでのテンプレートおよびテーマの使用 この機能はサイト管理者のみに制限することができます。 |  |  |  |  | |||||
| カスタム・コンポーネントおよびレイアウトの管理 この機能はサイト管理者のみに制限することができます。 |  |  |  |  | |||||
| 埋込み可能なユーザー・インタフェースの構成 この機能はサイト管理者のみに制限することができます。 |  |  |  |  | |||||
| カスタム・プロパティ(メタデータ)の表示、および値の編集 |  |  | |||||||
| カスタム・プロパティ(メタデータ)の構成 |  | ||||||||
| デジタル・アセットの使用(他のファイルやフォルダとは別に管理するイメージ、ドキュメントおよびビデオ) |  | ||||||||
| 構造化コンテンツの使用 (各種の形式およびコンテキストで再利用できるように、レイアウトとは別にコンテンツ・アイテムの形で格納された構造化コンテンツ) |  | ||||||||
| レコメンデーションの使用(場所や関心のある分野に基づいてアセットを表示することで、Webサイトのビジターにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供) |  | ||||||||
| コレクションの作成と共有 |  | ||||||||
| アセット・タイプの作成と共有 |  | ||||||||
| オーディエンス属性の作成 |  | ||||||||
| アセット・リポジトリの作成 |  | ||||||||
| ローカリゼーション・ポリシーの作成 |  | ||||||||
| 公開チャネルの作成 |  | ||||||||
| コンテンツ・ワークフローの作成およびワークフロー・ロールの割当て |  | ||||||||
| タクソノミの作成 |  | ||||||||
| Oracle Content Managementのビジネス・アプリケーションとの統合 |  |  | |||||||
| キャプチャ・プロシージャの設定 |  | ||||||||
| サービス設定の構成 |  | ||||||||
| ユーザー、グループおよびアクセスの管理 |  | ||||||||
| サービスのモニター(請求や使用状況など) |  | ||||||||
| サービス使用状況の分析 |  |  | 
*このロールを持つユーザーがOracle Content Managementにサインインするためには、示されているロールに加えて標準ユーザー・ロールまたはエンタープライズ・ユーザー・ロールを割り当てる必要があります。
**ビジターは、サイトのOracle Content Managementコンポーネントを介してコンテンツを管理および共有できます。
***標準ユーザーは、標準サイトを作成、編集および公開できます。エンタープライズ・ユーザーは、標準サイトまたはエンタープライズ・サイトを作成、編集および公開できます。
他にもアプリケーション・ロールがありますが、それらはOracle Content Managementにサインインできない内部ユーザーか、Oracle Content Managementの外部でタスクを実行する管理ユーザーです。アプリケーション・ロールを参照してください。