レイアウトの定義

フォームを作成した際、最初は1つの行と列のみが含まれ、オプションの属性ディメンションを除くすべてのディメンションが視点に存在します。必要に応じて、行と列を追加します。行と列のレイアウトを設定する場合:

  • 行と列の軸に少なくとも1つのディメンションを割り当てます。

  • 複数の軸で同じディメンションは選択できません。複数の軸でディメンションを使用するには、視点でユーザー変数を設定します。

  • 任意の軸からディメンションを選択し、それを別の軸にドラッグできます

  • ディメンションのメンバーは、ディメンションが行または列に割り当てられた後にフォームから除去できます。

注:

属性ディメンションはオプションで、「レイアウト」タブの独自の領域に表示されます。属性ディメンションをフォームで使用するには、視点、ページ、行または列にドラッグします。

注意:

属性をフィルタとして操作する場合は、どの軸上の属性もドラッグしないでください。ドラッグすると、パフォーマンスに影響するディメンション間参照の原因となります。属性ディメンションをフィルタとして使用する場合、(別名を表示するオプションがあるのと同様に)関連付けられた属性を表示するフォーム・オプションがあります。

レイアウトを定義するには:

  1. フォームを開き「レイアウト」をクリックします。
  2. 「レイアウト」タブのディメンションの隣にある「ディメンション」アイコンアイコンをクリックし、目的の軸(「行」または「列」)にドラッグします。必要に応じて、「視点」「ページ」「行」および「列」で使用する属性ディメンションを選択することもできます。
  3. 行または列に追加したディメンションを編集するには、ディメンションの隣にある編集矢印をクリックします:
    • 「編集」を選択してメンバー・セレクタを起動し、フォームに含めるディメンション・メンバーと変数を定義します。

      表24-13 フォームのメンバー選択オプション

      メンバー選択オプション 説明
      メンバー

      メンバー・リストのメンバーをクリックして選択を行います。

      フォームのメンバーの選択を参照してください。

      変数

      次のオプションについて選択します:

    • 「除外」または「すべて除外」を選択し、メンバー・セレクタを使用して除外するディメンション・メンバーを定義します。

      • 除外: このオプションを選択した場合、メンバーはIDを基準にして除外されます。指定されたメンバー(基本または共有)のみが除外されます。

      • すべて除外: このオプションを選択した場合、メンバーは名前を基準にして除外されます。基本メンバーが指定された場合、この基本メンバーとそのすべての共有メンバーが除外されます。共有メンバーが指定された場合、このメンバー、その基本メンバー、このメンバーのその他のすべての共有メンバーが除外されます。

      サービス管理者は、アプリケーション設定「「セグメント」ドロップダウンでの除外メンバーのフィルタ処理」を使用して、ユーザーの「セグメント」ドロップダウンのメンバー・セレクタで、除外メンバーを表示するか、非表示にするかを選択することもできます。

      指定可能なアプリケーションおよびシステム設定を参照してください。

    • 「クリア」を選択して選択内容を削除します。

  4. オプション: 行または列におけるディメンションの順序を変更するには、「ディメンション」アイコン「ディメンションを上に移動」または「ディメンションを下に移動」の順にクリックします。
  5. セグメント・プロパティの説明に従って、行ヘッダー(1や2など)を選択して行プロパティを指定したり、列ヘッダー(AやBなど)を選択して列プロパティを設定します。

    ユーザーがフォームについてテスト環境から本番環境にグローバル仮定を転送できるようにするには、「グローバル仮定フォーム」を選択し、フォームを更新してグローバル仮定を保管します。グローバル仮定を使用したフォームの設計を参照してください。

  6. オプション: 式の行と列を追加します。式の行と列の追加を参照してください。