スクリプトでデータ領域の宣言が可能

ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトおよびサーバーベース・スクリプトには、1つ以上のデータ領域を含めることができます。

  • スクリプトにXMLドキュメントを変換するステップが含まれる場合は、XMLドキュメントのタイプごとにデータ領域を宣言する必要があります。たとえば、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトにサービス・スクリプトを起動するステップがある場合、ビジネス・プロセス・アシスタント・スクリプトでは、サービス・スクリプトとの間で情報を受け渡すために使用するXMLドキュメントを保持するデータ領域を宣言する必要があります。
  • データ領域は、一時格納を宣言するための限定的な方法として使用できます。たとえば、スタンドアロン・データ領域スキーマを使用してスクリプトの一時格納変数を記述し、それをスクリプトに関連付けることができます。

各種ステップ・タイプでは、スクリプトのデータ領域を参照するとともに、データを比較してデータ領域内に存在するフィールド要素との間でデータを移動する機能がサポートされています。

「データの編集」ステップでは、ステップの一部としてデータ領域を動的に宣言する構文がサポートされています。この技法によって、データ領域を静的に宣言する必要がなくなります。データの編集コマンドの詳細および動的データ領域の使用例は、「データの編集構文」を参照してください。

注意: サーバー・ベースのスクリプトの中には、スクリプトのタイプおよび選択されたスクリプト技法に応じて、データを定義または交換する手段としてデータ領域を使用しないものがあります。サーバー・スクリプトの概要および適用可能なスクリプト・オプションは、「サーバーベース・スクリプトの全体像」を参照してください。