Oracle Financial Consolidation Hubユーザーズ・ガイド リリース11i B25734-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章は、連結システムの実装中に発生する一般的な問題のクイック・リファレンスです。このクイック・リファレンスを参照して問題を確認し、財務連結ハブによる問題の処理方法の概要を理解し、このユーザーズ・ガイドに記載されている詳細情報の参照先を確認できます。問題は、分かりやすいようにデータ発行、連結処理およびレポートと分析という3つのカテゴリにまとめられています。
問題 | 機能 | 参照先 |
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Oracle General Ledgerデータの使用 | Oracle General Ledger内のデータへの直接アクセスが用意されています。 | |
他のシステムからのデータのロード | Webを介したスプレッドシート・ベースのアップロードがサポートされます。 | |
データの標準化 | 完全な変換、検証および勘定体系の標準化機能が組み込まれています。 |
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セキュリティの強制 | データの発行を制限してデータ・アクセスから分離する機能が用意されています。 |
問題 | 機能 | 参照先 |
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異なる体系および会計処理基準に基づく連結 | 連結階層により異なる体系および会計処理基準がモデル化されます。 | |
有効日体系のサポート | 連結階層には有効日設定があります。 | |
変更の自動追跡 | Oracle General Ledgerデータに変更があると、連結によりユーザーに通知されます。階層に変更があると、その影響が画面と通知に表示されます。 | |
増分連結処理 | 増分連結では、変更の影響を受ける部分のみが処理されます。 | |
リアルタイムによる連結の監視 | 画面上のアイコンをクリックすると、すべての連結元と連結点の最新の状態が表示されます。 | |
結果の比較および監査 | 各連結処理の詳細が格納され、ドリルダウン・レポートを介して監査できます。 | |
調整の許可 | 連結と調整操作用にスプレッドシートのアップロード機能が用意されています。 | |
会社間消去の自動化 | 会社間ルールにより、会社間消去と会社内消去の両方が自動化されます。 | |
連結入力の自動作成 | 連結ルールを介して入力が自動的に作成されます。 | |
通貨標準化の実行 | エンティティの通貨が連結先の通貨と異なる場合は、通貨標準化が自動的に実行されます。 | |
法的結果と管理結果の調整 | 1回の連結の一部として両方の結果が作成されます。 | |
結果のロック | 任意のレベルで結果をロックして変更を防止できます。 | |
セキュリティの強制 | 階層別に安全に連結を実行したり結果をロックするための機能が用意されています。 |
問題 | 機能 | 参照先 |
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連結結果の配布 | 連結結果を含むオンライン・レポートの自動配布機能が組み込まれています。 |
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アドホック分析とドリルダウンの許可 | 統合マルチディメンション・レポートにオンラインのドリルダウン、選択、回転およびグラフ機能が用意されています。 |
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予算と実績の整列 | どちらのデータ・セットも同じデータベースにあり、同じディメンションを使用し、同じレポートに表示されます。 |
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有効日再編成のサポート | 同じデータ・モデルで複数の組織体系を容易に編集および表示できます。 | |
時系列分析と差異分析の有効化 | 管理者またはエンド・ユーザーは、レポートに使用する算式を定義して保存できます。 |
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アラートの提供 | パフォーマンス・トリガーに基づいて通知を送信できます。 |
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共通フォーマットでのエクスポート | レポートは、Excel、HTML、XMLおよびOracleレポート・フォーマットでエクスポートできます。 |
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セキュリティ | 各レポート・ユーザーに詳細なセキュリティ設定を適用できます。 |
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