この章では、新規ポータルを作成する方法、およびオプションでポータル・ページを作成して、新規ポータルにポータル・ページをただちに移入する方法を説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
権限: この章のタスクを実行するには、アプリケーション・レベルの 権限の詳細は、第29.1項「ポータルのロールと権限について」を参照してください。 |
新規ポータルの作成を開始する前に、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルのプランニング』を確認してください。
WebCenter Portalには、様々な活動をサポートするポータルを作成するためのポータル・テンプレートが用意されています。ポータル・テンプレートには柔軟性があるため、ポータルごとに異なるルック・アンド・フィールを持たせることができます。デフォルト・ポータル・テンプレートを使用したり、テンプレートのベースとして既存のポータルを使用した独自のカスタム・ポータル・テンプレートを作成したりできます。ポータル・テンプレートの詳細は、第3章「ポータル・テンプレートの使用」および第58章「すべてのポータル・テンプレートの管理」を参照してください。ポータルは作成後に、タスク・フローやポートレットのナビゲーション・コントロール、色スキームおよびルック・アンド・フィールを含めて、ブラウザ内から全面的にカスタマイズできます。
ポータルを作成すると、その作成者はデフォルトでポータルのモデレータになり、Moderator
ロールが割り当てられます。このロールでは、ポータル内でManage All
権限が付与されます。つまり、ポータルを管理する必要があり、ポータルのプレゼンテーションとコンテンツを完全に制御できる権限を持ちます。新規ポータルを作成する際に、WebCenter Portalではデフォルトの権限を持つデフォルトのポータル・ロールが作成されます。ポータル・モデレータはポータル・メンバーにこれらのロールを割り当てたり、必要に応じてデフォルトの権限を変更したり、新しいカスタム・ロールを作成したりできます。詳細は、第7.7項「ポータルでのセキュリティの管理」を参照してください。
注意: ポータル作成者には、常にポータルの |
ポータル・テンプレートでツールを有効にすると、そのツールはそのテンプレートに基づくすべてのポータルで有効になります。このようにポータルの作成時にツールを有効にした場合でも、WebCenter Portalではバックエンド・サーバーでの必要な構成を、ポータルの作成時ではなく初回使用時に処理します。これは「遅延プロビジョニング」と呼ばれ、ツールのプロビジョニングを初回使用時まで延期することにより、新規ポータルの迅速な作成を実現します。ポータルでツールを手動で有効にした場合は、WebCenter Portalがバックエンド・サーバーで必要な構成をただちに処理します。詳細は、第39.1項「ツールとサービスについて」を参照してください。
どのポータルも1つまたは複数のサブポータルの親になることができます。これにより、ポータル階層を開発できます。詳細は、第5章「サブポータルの使用」を参照してください。
警告:
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新規ポータルを作成するには:
次のいずれかの方法で、ポータルの作成ウィザードを開きます。
「ポータル」メニューで、「ポータルの作成」を選択します。
「ポータル」メニューから、「ポータル・ビルダー」を選択して、ポータル・ビルダーの「ポータル」ページを表示します。左側のペインで、「ポータルの作成」をクリックします(図2-4)。
「ポータル」メニューから、「ポータル・ビルダー」を選択して、ホーム・ポータルの「ポータルの参照」ページを開きます。ツールバーで、「作成」をクリックします。
ポータル・テンプレートの選択画面が表示されます(図2-4)。
「ポータル・テンプレートの選択」。新規ポータルのベースとして使用できるポータル・テンプレートを検索し、使用するテンプレートの下にある「これを使用」をクリックすると、ポータルの仕様画面(図2-5)が表示されます。
注意:
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「タイトルと説明」。必要に応じてデフォルトのポータルのタイトルを変更し、オプションでポータルの説明とキーワードを入力します。検索結果で発見しやすくするために、ポータルのコンテンツに関連するキーワードを入力します。キーワードはスペースまたはカンマで区切ります。
ここで入力するタイトルは表示名であり、ポータルの上部や、「ポータル」メニュー、「ポータル」ページなど、ポータルの選択が可能なその他の場所の上部に表示されます。ポータルのタイトルには、英数字、アンダースコア、空白、マルチバイト文字、特殊文字(&
や#
など)を使用できます。使用できる最大の長さは200文字です。予約済キーワード(admin
、builder
、group
、groups
、home
、last
、page
、pages
、my portals
、my spaces
、portal
、portals
、space
、spaces
、system
、webcenter
、webcenter administration
、webcenter portal
、webcenter portals
、webcenter space
、webcenter spaces
)は、大文字のみの場合も小文字のみの場合も、大文字と小文字の組合せの場合も、完全なポータル名としては使用できません。これらの予約語は長い名前の一部として使用できます(Sales Group
など)。
注意: WebCenter Portalでは、サポートされていない特殊文字( |
「属性」。表示された場合、ポータルのカスタム属性の値を入力します。
注意: 「属性」セクションは、選択したポータル・テンプレートにカスタム属性が定義されている場合にのみ表示されます。図2-5は、ポータル・テンプレートにカスタム属性が定義されている場合の画面を示しています。 |
「URL」。必要に応じて、ポータルのデフォルトURLを変更します。ポータルの内部名はこのフィールドから導出されます。
「アクセス」。ポータルのアクセス・レベルを選択します。
「パブリック」(デフォルト): WebCenter Portalの登録済ユーザーであるかどうかに関係なく、誰でもこのポータルにアクセスできます。この設定を選択すると、ポータル内のPublic-User
ロールには、ページ、リスト、イベント、ノート、お知らせ、ディスカッション、ドキュメントを表示する権限が自動的に付与されます。パブリック・ユーザーには、ポータル内での編集、作成、管理権限はありません。
プライベート: ポータルにアクセスするには、メンバーシップ(招待、または有効な場合は自己登録のいずれかを介する)が必要です。このポータルは、「ポータル」ページの使用可能なポータルのリストに表示され、検索結果にも表示されます。
非表示: ポータルにアクセスするには、メンバーシップ(招待による)が必要です。このポータルは、「ポータル」ページの使用可能なポータルのリストには表示されず、検索結果にも表示されません。
注意: アクセス・レベルを選択すると、選択したポータル・テンプレートで指定されていたアクセス・レベルはオーバーライドされます。たとえば、「パブリック」アクセスが指定されているポータル・テンプレートを選択した場合に、新規ポータルに対して「プライベート」のアクセス・レベルを選択すると、ポータルは「プライベート」に設定されます。パブリック・メタデータはポータル・テンプレートからコピーされないので、パブリック・ユーザーはポータルにアクセスできません。同様に、「プライベート」または「非表示」が指定されているポータル・テンプレートを選択した場合に、新規ポータルに対して「パブリック」を選択すると、パブリック・ユーザーにはポータル内のページとサービスにアクセスする権限が付与されます。 |
ポータル作成時に新規ポータル用のページを作成する場合は、作成と同時にポータルで使用可能になる複数のページおよびサブページを作成するショートカットがウィザードに用意されています。第2.3項「新規ポータル作成時のページの作成」を参照してください。
「作成」をクリックします。
ポータルの作成中はWebCenter Portalで進捗状況がレポートされ、ポータルの作成が完了すると通知が表示され、次のステップの選択肢が示されます(図2-6)。
「次の動作を指定しますか。」の下にある選択肢から1つ選択します。
「自分のポータルの表示」を選択すると、図2-7の例に示すように、新規ポータルのホーム・ページが表示され、作成したページにすぐに移動できます。
「自分のポータルの編集」を選択すると、ポータルがポータル・エディタで開きます(図2-8)。ポータルの編集タスクの詳細は、第6章「ポータルの編集」を参照してください。
「自分のポータルの管理」を選択すると、ポータルの管理設定が開きます(図2-9)。ポータルへのメンバーの追加など、ポータルの管理タスクの詳細は、第7章「ポータルの管理」を参照してください。
(選択したポータル・テンプレートで「ドキュメント」ツールが有効な場合)「ドキュメントのアップロード」を選択すると、「ドキュメント」ページが表示され、ポータルでドキュメントの管理および追加を実行できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ドキュメントの作成と管理」の章(特にファイルのアップロードに関する項)を参照してください。
「すべてのポータルの参照」を選択すると、ホーム・ポータルに「ポータル」ページ(ポータル・ブラウザ)が開きます(図2-11)。
「別のポータルの作成」を選択すると、別の新規ポータルを作成できます。
ポータルの作成者としてこのポータルのModerator
ロールが自動的に付与され、このガイドの各章に説明されているように、ポータルを移入、カスタマイズおよび管理できるようになります。
どのポータルも1つまたは複数のサブポータルの親になることができます。これにより、ポータル階層を開発できます。詳細は、第5章「サブポータルの使用」を参照してください。
ポータル作成ウィザードの特別の構文を使用して、ポータルの作成中に新規ポータル用のページをインプレースに作成できます。既存のポータルにページを作成する方法は、第12.2項「ポータルでのページまたはサブページの作成」を参照してください。
注意: ここでの説明に従って新規ポータルの作成時にページを作成する場合、ページのページ・スタイルは選択できません。ポータル用に選択したポータル・テンプレートに「デフォルト・ページ・スタイル」というページ・スタイルが含まれている場合、そのページ・スタイルがこの方法で作成されるすべてのページに使用されます。それ以外の場合は、すぐに使用可能な「空白」ページ・スタイルがページに適用されます(表25-1「すぐに使用可能なページ・スタイル」を参照)。ページを作成した後にページのページ・スタイルを変更することはできません。 |
新規ポータルの作成時にページを作成するには:
ポータル作成ウィザードで、「ページの追加」をクリックします(図2-12)。
ポータルに最上位レベルのページのセットを作成する場合は、ページ名をカンマで区切って入力するか(図2-13を参照)、行ごとにページ名を入力します。
注意: デフォルトでは、すべての新規ポータルにホーム・ページが含まれます。選択したポータル・テンプレートにもすぐに使用できるシステム・ページが追加で含まれている場合があり、「既存のページ」の下に表示されます。すぐに使用できるシステム・ページすべてのリストは、第7.10.2項「ポータル管理でのシステム・ページの使用」を参照してください。 |
必要に応じて、「詳細オプションを表示します」をクリックして、次の操作のための構文および例を表示します。
サブページなど、より高度なページ階層の作成
特定のシステム・ページへのリンクをページ・ナビゲーションに追加
ポータル・テンプレートから移入されたページ名の変更
画面上の指示に従って構文を入力します(図2-14)。
図2-15に示すように、この例ではページ・ナビゲーションが事前に移入された新規ポータルが作成されます。
ポータル定義に入力された情報を改訂または確認するには、「ポータル情報」をクリックして前のページに戻ります。そこから、「ページの追加」を再度クリックできます。ページの仕様構文は失われません。
ポータルを作成したら、それを移入する必要があります。部門のポータルを即座に設定する必要がある状況に置かれており、追加するコンテンツとリンクは用意されている場合は、週末までにマネージャに対してなんらかの成果を提示できる可能性があります。ただし、ポータルの外観に関する構想は持っているが、その構想を実現するために使用するコンポーネントと手順はまだ用意されていません。表2-1では、ユーザーが尋ねる可能性のある質問に対して回答し、必要な情報が記載されているドキュメントを参照します。
表2-1 ポータルの構築
行う作業 | 理解して実行する必要がある項目 | |
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コンテンツの追加 |
ポータルにコンテンツを移入する(さらに、ポータルに追加できる項目の種類について理解する) |
ポータルのコンテンツをページに追加しますが、このページはポータル・ナビゲーション・アイテムとして公開されています(ポータル上部のタブ、または横側ナビゲーション・ペインのリンク)。 ポータルに新しく作成するページは、ポータルを作成するために選択したポータル・テンプレートには依存しません。新しいページを作成して、その外観を自由に設計できます。たとえば、Wikiページを作成する場合は、ページ作成ウィザードで「Wikiページ」というページ・スタイルを選択できます。空白ページから開始して、そこにいくつかの領域を追加する場合は、空白ページにリージョンを作成し、各リージョンに必要なコンポーネントを追加できます。 新しいページの作成、およびそのページをポータル・ユーザーに公開するためのページ・スタイルの選択の詳細は、第12.2.2項「既存のポータルでのページまたはサブページの作成」を参照してください。 ページの編集およびページヘのコンテンツの追加の詳細は、第12.4項「ページの編集」を参照してください。 ページに追加できるいくつかのコンポーネントの詳細は、第23.1項「リソース・カタログについて」を参照してください。 |
他のユーザーがポータル内のページを編集して、コンテンツ(リンク、テキストなど)を追加できるようにする |
他のユーザーがポータル・ページを編集できるようにするには、該当するユーザーに対してページの編集権限を付与する必要があります。各ページで独自の権限セットを付与するか、またはポータル内のすべてのページを編集するための権限を付与してから、特定のページに対して個別に権限をカスタマイズできます。
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ページのレイアウトおよび構造の編集 |
ページの背景色またはイメージを変更する |
第12.4.4項「ページの背景色、イメージおよびCSSエンコーディングの指定」を参照してください。 |
ページのレイアウトを変更する |
第12.4.5項「新規コンテンツ・リージョンの追加」を参照してください。 |
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ページ内にタブを作成する |
第12.4.6項「タブを使用した階層化されたコンテンツ・リージョンの作成」を参照してください。 |
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ナビゲーションの変更 |
ポータル・ナビゲーションに、ネストされた階層を作成する |
次のいずれかの方法で、ポータル・ナビゲーションに2レベル階層を作成できます。
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ポータル・ナビゲーションで、ポータル内の既存のページ(Wikiまたはブログ・ページを含む)にリンクを追加する |
デフォルトでは、ポータル・ページは、作成時にポータル・ナビゲーションに自動的に追加されます(第12.2.2項「既存のポータルでのページまたはサブページの作成」を参照)。ただし、個人用ページ、システム・ページおよびビジネス・ロール・ページは、ポータル・ナビゲーションに自動的には追加されません。WebCenter Portalの様々なタイプのページの詳細は、第1.3.7項「ページとは」を参照してください。 ポータル・ナビゲーションにポータル・ページが表示されない場合は、非表示にされている可能性があります。ページを表示するには、ページのプロパティを編集して、可視性プロパティを選択します。第13.9項「ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替え」を参照してください。 個人用ページ、システム・ページまたはビジネス・ロール・ページを公開するか、またはポータル・ナビゲーションの2番目の場所にポータル・ページを追加するには:
第13.2項「ポータル・ナビゲーションへの既存ページの追加」も参照してください。 |
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ポータル・ナビゲーションで、別のポータル内の既存のページ(Wikiまたはブログ・ページを含む)にリンクを追加し、ページを表示する際に、他のポータルのナビゲーションを表示するかまたは非表示にするかを選択する |
ポータルの外部から、接続されているコンテンツ・リポジトリに存在するページヘのリンクを作成するには:
ブラウザのアドレス・フィールドに示されているように、ターゲット・ページのURLを入力すると、トップ・ナビゲーションを使用したこの例のように、ポータル内にターゲット・ページが表示されます。 ターゲットのポータル・ナビゲーションを非表示にして、ターゲット・ページのみを表示するには、ターゲット・ページを編集して、パス・プロパティ(ページ・プロパティの「詳細設定」タブにあります)の値をナビゲーション・アイテムの「パス」フィールドにコピーします。ナビゲーション・アイテムをクリックすると、次に示すように、ポータルを囲まずにページが表示されます。 |
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ポータル・ナビゲーションで、非ページ・ナビゲーション・アイテム(コンテンツ・アイテム、コンテンツ問合せ、ナビゲーション参照、フォルダ、セパレータなど)にリンクを追加する |
第22.2.3項「ナビゲーション・モデルへのリソースの追加」を参照してください。 注意: ドキュメントやWikiへの「コンテンツ・アイテム」リンクを作成する場合、ターゲットは編集コントロールを公開しません。 |
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ポータル・ナビゲーションで、関連するターゲットの場所を表示するために拡張できる、メニューまたはラベルを作成する |
ポータルを編集するかまたはポータル管理で、「追加」アイコンをクリックし、「フォルダ」を選択します。フォルダに名前を付けてから、その下にナビゲーション・アイテム(ページ・リンク、リンク、定義したナビゲーション・モデルなど)を追加します(第22.3項「ナビゲーション・モデルの作成」を参照)。 フォルダの下に既存のナビゲーション・アイテムをドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。 メニューがポータル・ナビゲーションに追加されます。 第22.2.3項「ナビゲーション・モデルへのリソースの追加」も参照してください。 |
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ポータル・ナビゲーションで、ページを再配置する |
第13.3項「ポータル・ナビゲーションでのページ順序およびページ階層の調整」を参照してください。 |
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ポータル・ナビゲーションで、ページを削除する(ページ自体は削除しない) |
ナビゲーションでページを非表示にするには、第13.9項「ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替え」を参照してください。 注意: ページを削除するには、第13.5項「ページの削除」を参照してください。 |
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ポータル・ナビゲーションを横側から上部タブに変更する(逆の場合も同様) |
上部タブおよび横側を変更するには、ポータルのページ・テンプレートを変更して、ポータルの作成に使用したポータル・テンプレートで確立されたページ・テンプレートをオーバーライドするだけです。第7.3.2項「ポータルのページ・テンプレートの変更」を参照してください。 |
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Wikiおよびその他のドキュメントでの作業 |
ポータルに新しいWikiページを追加する(ページ全体をWikiにする) |
次のいずれかの操作を行います。
ヒント: Wikiで作業するには、ドキュメント・ツールを有効にします。第39.2項「ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化」を参照してください。 第37章「ポータルへのWikiの追加」も参照してください。 |
ポータルのページに既存のドキュメントやWikiを表示する |
ドキュメントを追加するページを編集します。ドキュメントを、その他のコンポーネントを含む既存のページ上の領域に追加するか、または新しい空白ページに追加してドキュメントをページ全体に表示できます。リソース・カタログを使用して、ドキュメントをページに追加します。
ドキュメントは、リンク、イメージ、プレビュー、編集可能なビュー(ドキュメント・ビューア)、編集不可のビュー(コンテンツ・プレゼンタ)などの様々な方法で公開できます。第34.3項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」およびこの表の次の2行を参照してください。 |
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ポータルのページに既存のドキュメントやWikiを追加する(編集コントロールを含む) |
ユーザーがドキュメントを編集できるようにするには、「ドキュメント・ビューア」タスク・フローでドキュメントを追加します。第34.3項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」を参照してください。 「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのFeatures Offプロパティを使用して、公開されている編集コントロールをカスタマイズできます。表35-7 「「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのパラメータ」を参照してください。 |
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ポータルのページに既存のドキュメントやWikiを追加する(編集コントロールを含まない) |
ドキュメントの編集コントロールをユーザーからは非表示にするには、「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フローでドキュメントを追加します。第34.3項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」を参照してください。 注意: 「ページ・リンク」を使用して、ポータル・ナビゲーションにページを公開できます。ドキュメントやWikiを表示する際に、ポータル・ナビゲーションに公開する(編集コントロールを含まない)別の方法は、ドキュメントやWikiを「コンテンツ・アイテム」としてポータル・ナビゲーションに追加することです。第22.2.3項「ナビゲーション・モデルへのリソースの追加」を参照してください。 |
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デフォルトのフォーカスの制御 |
フォーカスを、下部(「コメント」タブ)にあるデフォルトのフォーカスからターゲットのドキュメントやWikiの上部に移動して、下部にあるすべてのタブ付きペインを削除する |
ページ・エディタ(コンポーザ)で、「ドキュメント・ビューア」または「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フローの (レンチ)アイコンをクリックして、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。 Features Offプロパティに追加します( |
ポータルおよびポータル・アクティビティの他のユーザーとの共有 |
ポータルにユーザーを追加して、ポータル・メンバーシップを確立する |
第30.3項「ポータルのメンバーシップ・オプションの設定」を参照してください。 ポータルのロールとメンバーの詳細は、第30章「ポータル内のメンバーの管理およびロールの割当て」を参照してください。 |
ユーザーをポータルに招待し、メンバーになるオプションを指定する |
第30.3項「ポータルのメンバーシップ・オプションの設定」を参照してください。 ポータルのロールとメンバーの詳細は、第30章「ポータル内のメンバーの管理およびロールの割当て」を参照してください。 |
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すべてのポータル・メンバーに対してメッセージをブロードキャストする |
ページに「お知らせ」タスク・フローを追加するか、またはポータル・ナビゲーションに「お知らせ」ページを追加します(「ページ・リンク」)。詳細は、第43章「ポータルへのお知らせの追加」を参照してください。 ヒント: お知らせで作業するには、お知らせツールを有効にします。第39.2項「ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化」を参照してください。 |
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ポータル・メンバーにディスカッション・フォーラムを提供して質問を問いかけ、回答について議論する |
ページに「ディスカッション」タスク・フローを追加するか、またはポータル・ナビゲーションに「ディスカッション」ページを追加します(「ページ・リンク」)。詳細は、第46章「ポータルへのディスカッション・フォーラムの追加」を参照してください。 デフォルトでは、ディスカッションが有効化された後、WebCenter Portalによって新しいポータルに1つのディスカッション・フォーラムが作成されます。オプションで、デフォルト設定を変更して、複数のディスカッション・フォーラムをポータルに割り当てることができます。第46.3項「ポータルのディスカッション・フォーラムの設定の変更」を参照してください。 ヒント: ディスカッションで作業するには、ディスカッション・ツールを有効にします。第39.2項「ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化」を参照してください。 |
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イベント・カレンダを表示する 個人用Outlookカレンダを表示する |
「イベント」ページまたはタスク・フローにポータル・イベントを表示するには、第44.5,項「ポータルの「イベント」ページでのイベントの表示」を参照してください。 他のポータルからのポータル・イベントを表示するには、第44.6項「「イベント」タスク・フローでの複数カレンダの表示」を参照してください。 Microsoft Exchange 2003または2007を使用している場合は、WebCenter Portalイベントの外部の個人イベントのカレンダを維持して、ホーム・ポータルのページに組み込むことができます。個人カレンダへのログインの詳細は、第44.4項「ホーム・ポータルのページでのイベントの表示」を参照してください。 ヒント: イベントおよびカレンダで作業するには、イベント・ツールを有効にします。第39.2項「ポータルで使用可能なツールとサービスの有効化および無効化」を参照してください。 |
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メンバーのアクティビティを表示する |
ポータルにアクティビティ・ストリームまたは最近のアクティビティを追加するには、第41章「ポータルへのアクティビティの追加」を参照してください。 |
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ポータル・メンバーに実施するアンケートを提供する |
投票を作成、管理および分析するには、第52章「ポータルへの投票の追加」を参照してください。 |
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RSSフィードを取得する |
WebCenter Portalのコンテンツを公開するか、ポータル・ページのRSSビューアで外部ソースのニュース・フィードを表示するか、またはその両方を行うには、第54章「ポータルへのRSSフィードの追加」を参照してください。 ヒント: RSSを有効化するには、第7.2.7項「ポータルに対するRSSニュース・フィードの有効化または無効化」を参照してください。 |