Oracle® Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイド

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更新: 2014 年 7 月、E52256–01
 
 

SUNW.ScalDeviceGroup リソースに依存するサービスの障害

Solaris Volume Manager ミラー化論理ボリュームを利用する Oracle ASM を使用した構成で、SUNW.ScalDeviceGroup リソースに依存するサービスの可用性が失われた場合、問題は SUNW.ScalDeviceGroup 検証の障害である可能性があります。この問題は、SUNW.ScalDeviceGroup リソースタイプの IOTimeout プロパティーの値を増加することで軽減できます。

# clresource set -p IOTimeout=timeout-value-in-seconds resource-name

IOTimeout プロパティーのデフォルトは 30 秒です。この値をかなり大きく設定することもできるため、値はシステムごとに個別に決めるようにしてください。値を 240 秒に増やすことから開始し、最適な結果を得るために必要に応じてプロパティーを調整します。