Oracle Unityでのデータの使用方法

Oracle Unityでは、必要に応じてデータをレビュー、管理および更新できます。

データ・ワークフロー

次の図を確認して、Oracle Unityとのデータの送受信方法を理解してください。

プラットフォームでのデータのフローを示すイメージ

コールアウト番号1取込みジョブ: 取込みジョブを作成して、Oracle Unityにデータをインポートできます。

コールアウト番号2ストリーミングAPI: ストリーミングAPIを使用してデータをインポートすることもできます。Oracle Unity Developerヘルプ・センターで、ストリーミングAPIを使用したデータの取込みについてさらに学習します。

取込みジョブまたはストリーミングAPIを使用してデータをインポートしたら、「データ・フィード」ページからデータ・ウェアハウス・ジョブを実行する必要があります。

コールアウト番号3ニア・リアルタイムAPI: ニア・リアルタイムAPIでは、データ・ウェアハウス・ジョブを実行せずにデータ・モデルにデータをインポートできるため、即時反映が求められるデータをデータ・モデルに直接取り込むことができます。このAPIでインポートされたデータは、参照の使用住所検証またはデータ密度には使用できません。Oracle Unity Developerヘルプ・センターで、ニア・リアルタイムAPIについてさらに学習します。

コールアウト番号4データ・ウェアハウス・ジョブ: データ・ウェアハウス・ジョブは、取り込まれたデータをステージングからデータ・ウェアハウスにコピーし、データ検証を完了するために実行されます。このジョブは、取込みジョブまたはストリーミングAPIを使用してデータをインポートした後に実行する必要があります。

コールアウト番号5Unityデータ・モデル: データ・ウェアハウス・ジョブで、インポートされたデータが処理されて検証されたら、データがデータ・モデルに挿入されます。データ・ビューアでこのデータにアクセスして確認できます。

コールアウト番号6顧客360ジョブ顧客360ジョブは、属性データによりマッチングすることで顧客プロファイルを作成し、⼀意の顧客IDレコードに紐づけます。このジョブは、顧客プロファイル・データを更新する必要があるときに実行できます。これらのプロファイルの結果には、プロファイル・エクスプローラからアクセスできます。

コールアウト番号7 ID解決ジョブ: ID解決ジョブは、重複除去、マージおよびプロモーションを通じてレコードのマスター・リスト(マスター・エンティティ)を作成するために実行されます。このジョブでは複数のソースを横断してデータを照合し、レコードが重複しないようにします。このジョブは、マスター・エンティティ・データを更新する必要があるときに実行できます。ID解決およびマスター・エンティティについてさらに学習します。

コールアウト番号8データ・サイエンス・トレーニング・ジョブ: このジョブは、入力データを使用してデータ・サイエンス・モデルをトレーニングし、モデル・ファイルを保存します。データ・サイエンスについてさらに学習します。

コールアウト番号9データ・サイエンス・スコアリング・ジョブ: このジョブは、データ・サイエンス・モデルの出力値を生成するために実行され、ストリーミングAPIを介してデータを送信します。データ・サイエンスについてさらに学習します。

コールアウト番号10キャンペーン・ジョブ: データ・モデルから取り込まれて処理されたデータを使用してセグメントを作成したら、キャンペーン・ジョブを作成することによって、セグメント・データをマーケティング・オーケストレーション・プラットフォームにエクスポートできます。

コールアウト番号10 エクスポート・ジョブエクスポート・ジョブを作成して、データ・モデルからセグメント・データまたはデータ・オブジェクト・データをエクスポートできます。

コールアウト番号10顧客360 API: 顧客360 APIを使用して、顧客プロファイルを検索できます。Oracle Unity Developerヘルプ・センターで、顧客360 APIについてさらに学習します。

データ・モデル

データ・モデルには、データを効率的に管理できるデータ・オブジェクトおよび属性の初期セットが付属しています。

デフォルトのデータ・モデルが組織のニーズを完全に満たしていない場合は、カスタム・データ・オブジェクトおよび属性を作成できます。新しいデータ・オブジェクトおよび属性を作成する前に、既存のデータ・モデルをしっかりと確認して、それらが再利用できないことを確認することが重要です。

データ・モデルの管理についてさらに学習します。

Oracle Unityデータ・モデルの管理

デフォルトのデータ・モデルについて学習

データ・オブジェクト

属性

イベント

マスター・エンティティ

データの可視性の管理

データ密度

関係

データ型

バケット戦略

データ・ビューア

データのインポートおよびエクスポート

Oracle Unityでは、データをシームレスに転送できます。

データのインポート

取込みジョブを作成および管理することで、データ・モデルを最新に保つことができます。Oracle Unityでこれらのジョブを定期的に実行したり、必要に応じて手動で実行するように、これらのインポート・タスクを特定のニーズにあわせて構成できます。

データのエクスポート

エクスポート・ジョブを使用すると、Oracle Unityからデータ・オブジェクトおよびセグメントを送信できます。キャンペーンを使用すると、マーケティング・キャンペーンで使用するマーケティング・オーケストレーション・プラットフォームにセグメント・データを送信できます。

インポート・ジョブとエクスポート・ジョブの管理

「データ・フィード」ページおよび「ジョブ」ダッシュボード・ページで作成したジョブを管理およびモニターします。

データのインポートおよびエクスポートについてさらに学習します。

取込みジョブの作成

エクスポート・ジョブの作成

キャンペーンの作成

ソースの作成

宛先の作成

データ・フィードの管理

ジョブ・ダッシュボードの管理

変更の公開

Oracle Unityで行った変更の多くは、公開するまで待ち状態になります。更新が反映されるように、変更を定期的に公開してください。

変更の公開についてさらに学習します。

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