コントローラ A を更新する方法 (CLI)

1. コントローラ A がパッシブでない場合は、コントローラ A のリソースをテイクオーバーします。そうでない場合は、この手順をスキップします。

   controller-b:> configuration cluster takeover
   

   テイクオーバーの結果として、コントローラ A がリブートします。コントローラ A のリブートが完了したら、コントローラ A にログインし、現在パッシブ状態であることを確認します。

   controller-a:> configuration cluster show
       state = AKCS_STRIPPED
       ...
       peer_state = AKCS_OWNER
       peer_description = Active (takeover completed)
   

2. コントローラ A のアプライアンスソフトウェアを更新します。

   controller-a:> maintenance system updates select ak-nas@<build> upgrade
   

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   注 -  CLI で Ctrl-C を押せば、いつでも更新を取り消すことができます。

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   更新の一部として、コントローラ A が自動的にリブートします。

3. コントローラ A が完全にリブートしたら、コントローラ A にログインします。
4. コントローラ B からリソースをテイクオーバーします。

   controller-a:> configuration cluster takeover
   

   コントローラ A がリソースの制御権を獲得すると、更新の一部としてハードウェアのファームウェアのアップグレードが開始されます。「ハードウェアのファームウェアのアップグレードについて」を参照してください。

5. コントローラ A で、すべてのファームウェアのアップグレードが完了したことを確認します。

   controller-a:> maintenance system updates show
   controller-a:> maintenance system updates firmwareUpdatesDetails
   

6. コントローラ A をアクティブなコントローラにします。

   controller-a:> configuration cluster takeover