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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、Release 2013.1.3.0 ZS4-4、ZS3-x、7x20 コントローラ、および DE2-24、Sun Disk Shelf 用 |
管理者はその他のブートメニューエントリ (存在する場合) のいずれかを選択して、シリアルコンソールからシステムソフトウェアのフェイルセーフロールバックを実行できます。ロールバックは BUI または CLI からでもリクエストできますが、新規システムソフトウェアが完全に失敗したシナリオ (ブートの失敗など) では、ロールバックが必要になる可能性があるため、ロールバックはブートメニューから提供されます。コンソールからロールバックするには、通常どおりにシリアルコンソールにアクセスして、ブート中 (10 秒のタイムアウトまで) に、矢印キーを使ってメニュー選択を以前のエントリのいずれかにまで移動します。
GNU GRUB version 0.97 (612K lower / 2087424K upper memory) +-------------------------------------------------------------------------+ | Sun ZFS Storage 7120 2013.06.05.0.0,1-1.6 | | Sun ZFS Storage 7120 2011.04.24.4.2,1-1.28 | | | +-------------------------------------------------------------------------+ Use the ^ and v keys to select which entry is highlighted. Press enter to boot the selected OS, 'e' to edit the commands before booting, or 'c' for a command-line.
ロールバックブートメニューエントリが選択されたら、古いカーネルソフトウェアがブートされますが、ロールバックをコミットするにはコンソールから手動でロールバックを確認する必要があります。これにより、上記のとおりに、以降に発生したシステムへの変更がすべて効果的に削除されます。確認手順は次のとおりです。
SunOS Release 5.11 Version ak/generic@2011.04.24.4.2,1-1.28 64-bit Copyright (c) 1983, 2010, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. System rollback in progress. Rollback to: ak/nas@2011.04.24.4.2,1-1.28 Proceed with system rollback [y,n,?]
「y」を入力すると、ロールバックを続行して、以前のスナップショットを使用したシステムブートが完了します。「n」を入力すると、ロールバックが取り消され、すぐにシステムがリブートされます。その後、管理者は別のブートイメージ (現在のシステムソフトウェアや古いスナップショットなど) を選択できます。