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Oracle® Solaris 11.3 国際化対応言語環境の利用ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

リモート接続経由のロケールネゴシエーション

リモートアクセスを提供するアプリケーション (sshzlogin など) は、ロケールネゴシエーションを実行する可能性があります。これは、ユーザーの現在のロケール設定を、リモートの場所で使用可能な異なっている可能性のある一連のロケールに対して一致させようとする試みです。このプロセスにより、予期しない結果になる場合があります。次に例を示します。

  • ユーザーは、リモートシステムのデフォルトのシステムロケールを持つシェルを取得することを期待しますが、ネゴシエーションが行われた別のロケールを取得します。

  • ユーザーは、ネゴシエーションが行われたロケールを取得することを期待しますが、それが使用できないため、シェルにはデフォルトのシステムロケールが設定されます。

Secure Shell でのロケールネゴシエーションメカニズムの詳細は、ssh(1) および sshd(1M) のマニュアルページを参照してください。

詳細は、Oracle Solaris 11.3 での Secure Shell アクセスの管理およびOracle Solaris ゾーンの作成と使用 の 第 4 章, 非大域ゾーンへのログインについてを参照してください。