nlsadm を使用したロケールの追加または削除

nlsadm コマンドの install-locale、list-locale、および uninstall-locale サブコマンドを使用して、ロケールを管理したり、各国語のプロパティーを管理したりできます。詳細は、nlsadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

ロケールおよび使用可能なすべての翻訳をインストールするには、install-locale サブコマンドを使用します。たとえば、デンマーク語ロケールをインストールするには、次のコマンドを使用します。

# nlsadm install-locale da_DK.UTF-8

現在のイメージに基づいて、インストールに使用可能なロケールを一覧表示するには、list-locale コマンドを使用します。

# nlsadm list-locale
LOCALE            LANG  TERRITORY  CODESET  MODIFIER  FLAGS  
af_ZA.UTF-8        af    ZA         UTF-8    -         -      
...

デフォルトインストールでは、このコマンドは、インストール済みパッケージから使用可能なロケールのみを一覧表示します。パッケージリポジトリでは、さらに多くのロケールを使用できます。これは、–a オプションを使用して表示できます。

# nlsadm list-locale -a
Reading package information from IPS publisher's repository (it could take couple of minutes) ...
LOCALE             LANG  TERRITORY  CODESET  MODIFIER  FLAGS  
af_ZA.UTF-8         af    ZA         UTF-8      -        -      
...

ロケール (デンマーク語) および関連するすべての翻訳をアンインストールするには、次のコマンドを使用します。

# nlsadm uninstall-locale da_DK.UTF-8