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Oracle® Solaris ゾーンの作成と使用

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更新: 2016 年 11 月
 
 

インストール済みゾーンに ZFS ストレージプールを追加する方法

共有ストレージリソースに基づいて、ZFS ストレージプールをインストール済みゾーンに追加できます。すでに存在している ZFS ストレージプールをゾーンに割り当てるには、次の手動の手順を実行します。最初に、zpool export コマンドを使用して、既存の ZFS ストレージプールをエクスポートする必要があることに注意してください。

この手順は、ZFS ストレージプールをあるインストール済みゾーンから別のゾーンに移行する場合にも使用できます。これらの手順以外に、最初に zoneadm detach を使用してソースゾーンを切り離し、ZFS ストレージプールを正しくエクスポートする必要があり、zonecfg を使用して対応する zpool リソースを削除するようにゾーン構成を変更する必要があります。

  1. zoneadm shutdown を使用してゾーンを停止します。
  2. zoneadm detach を使用してインストール済みゾーンを切り離します。

    ゾーンは構成済みのゾーン状態に移ります。

  3. zonecfg を使用して、新しい zpool リソースおよび対応する共有ストレージリソースをゾーン構成に追加します。
  4. zoneadm attach を使用してゾーンを再接続します。

    ゾーンはインストール済みの状態に戻ります。

    接続中、ゾーンフレームワークは、共有ストレージリソースを構成し、既存の ZFS ストレージプールをインポートして、インストール済みゾーンに割り当てます。

  5. これで、zoneadm boot を使用してゾーンをリブートできます。