非大域ゾーン内の特権
プロセスは、特権のサブセットに制限されています。特権を制限することで、ほかのゾーンに影響を及ぼす可能性がある操作がゾーンで実行されないようにします。特権セットにより、特権が付与されたユーザーがゾーン内で実行可能な機能が制限されます。指定されたゾーン内で利用可能な特権のリストを表示するには、ppriv ユーティリティーを使用します。
次の表に、Oracle Solaris の特権すべて、およびゾーン内での各特権のステータスを示します。省略可能な特権は、デフォルト特権セットの一部ではありませんが、limitpriv プロパティーを使って指定できます。必須の特権が、生成される特権セットに含まれている必要があります。禁止された特権を、生成される特権セットに含めることはできません。
表 1 ゾーン内の特権のステータス
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cpc_cpu
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オプション
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特定の cpc (3CPC) カウンタへのアクセス
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dtrace_proc
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オプション
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fasttrap および pid プロバイダ。 plockstat (1M)
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dtrace_user
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オプション
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profile および syscall プロバイダ
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file_flag_set
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オプション
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プロセスで immutable、nounlink、または appendonly のファイル属性を設定できるようにします。大域ゾーンで immutable とマークするために使用でき、非待機ゾーンはこのファイルを削除できなくなります。
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graphics_access
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オプション
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ioctl (2) による agpgart_io (7I) へのアクセス
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graphics_map
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オプション
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mmap (2) による agpgart_io (7I) へのアクセス
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net_rawaccess
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共有 IP ゾーンではオプション。
排他的 IP ゾーンではデフォルト。
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raw PF_INET/PF_INET6 パケットアクセス
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proc_clock_highres
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オプション
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高解像度タイマーの使用
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proc_priocntl
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オプション
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スケジューリングの制御。 priocntl (1)
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sys_ipc_config
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オプション
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IPC メッセージキューのバッファーサイズの引き上げ
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dtrace_kernel
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禁止
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現在、未サポート
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proc_zone
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禁止
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現在、未サポート
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sys_config
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禁止
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現在、未サポート
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sys_devices
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禁止
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現在、未サポート
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sys_dl_config
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禁止
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現在、未サポート
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sys_linkdir
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禁止
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現在、未サポート
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sys_net_config
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禁止
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現在、未サポート
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sys_res_config
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禁止
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現在、未サポート
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sys_smb
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禁止
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現在、未サポート
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sys_suser_compat
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禁止
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現在、未サポート
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file_read
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必須、デフォルト
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プロセスが、プロセスの読み取り権を許可するアクセス権または ACL を持つファイルまたはディレクトリを読み取れるようにします
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file_write
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必須、デフォルト
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プロセスが、プロセスの書き込み権を許可するアクセス権または ACL を持つファイルまたはディレクトリを書き込めるようにします
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net_access
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必須、デフォルト
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プロセスが TCP、UDP、SDP、または SCTP ネットワークエンドポイントを開けるようにします
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proc_exec
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必須、デフォルト
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init (1M) の起動に使用
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proc_fork
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必須、デフォルト
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init (1M) の起動に使用
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sys_mount
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必須、デフォルト
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必須ファイルシステムのマウントに必要
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sys_flow_config
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必須、排他的 IP ゾーンではデフォルト
共有 IP ゾーンでは禁止
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フローの構成に必要
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sys_ip_config
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必須、排他的 IP ゾーンではデフォルト
共有 IP ゾーンでは禁止
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ゾーンのブートおよび排他的 IP ゾーンの IP ネットワークの初期化に必要
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sys_iptun_config
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必須、排他的 IP ゾーンではデフォルト
共有 IP ゾーンでは禁止
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IP トンネルリンクの構成
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contract_event
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デフォルト
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契約ファイルシステムで使用
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contract_identity
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デフォルト
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プロセス規約テンプレートのサービス FMRI 値の設定
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contract_observer
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デフォルト
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UID とは無関係な契約観察
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file_chown
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デフォルト
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ファイル所有権の変更
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file_chown_self
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デフォルト
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所有するファイルの所有者/グループの変更
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file_dac_execute
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デフォルト
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モード/ACL に依存しない実行アクセス
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file_dac_read
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デフォルト
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モード/ACL に依存しない読み取りアクセス
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file_dac_search
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デフォルト
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モード/ACL に依存しない検索アクセス
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file_dac_write
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デフォルト
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モード/ACL に依存しない書き込みアクセス
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file_link_any
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デフォルト
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所有者に依存しないリンクアクセス
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file_owner
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デフォルト
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所有者に依存しないその他のアクセス
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file_setid
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デフォルト
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setid、setgid、setuid ファイルのアクセス権の変更
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ipc_dac_read
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デフォルト
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モードに依存しない IPC 読み取りアクセス
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ipc_dac_write
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デフォルト
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プロセスが、通常であればアクセス権ビットがプロセスの書き込み権を許可しない System V IPC メッセージキュー、セマフォーセット、または共有メモリーセグメントを書き込めるようにします
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ipc_dac_owner
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デフォルト
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モードに依存しない IPC 書き込みアクセス
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ipc_owner
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デフォルト
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モードに依存しないその他の IPC アクセス
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net_icmpaccess
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デフォルト
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ICMP パケットアクセス: ping (1M)
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net_observability
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デフォルト
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プロセスが、ネットワークトラフィックの受信用のデバイスを開けるようにします。トラフィックの送信は禁止されています
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net_privaddr
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デフォルト
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特権ポートへのバインド
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proc_audit
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デフォルト
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監査レコードの生成
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proc_chroot
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デフォルト
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root ディレクトリの変更
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proc_info
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デフォルト
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プロセスの検査
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proc_lock_memory
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デフォルト
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メモリーのロック。 shmctl (2) および mlock (3C)
この特権がシステム管理者によって非大域ゾーンに割り当てられている場合、ゾーンがすべてのメモリーをロックするのを防ぐために zone.max-locked-memory リソース制御の設定も検討してください。
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proc_owner
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デフォルト
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所有者に依存しないプロセス制御
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proc_session
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デフォルト
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セッションに依存しないプロセス制御
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proc_setid
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デフォルト
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ユーザー/グループ ID の任意設定
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proc_taskid
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デフォルト
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呼び出し元へのタスク ID の割り当て
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sys_acct
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デフォルト
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アカウンティングの管理
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sys_admin
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デフォルト
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単純なシステム管理タスク
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sys_audit
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デフォルト
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監査の管理
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sys_nfs
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デフォルト
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NFS クライアントのサポート
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sys_ppp_config
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排他的 IP ゾーンではデフォルト
共有 IP ゾーンでは禁止
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PPP (sppp) インタフェースの作成および削除、PPP トンネル (sppptun) の構成
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sys_resource
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デフォルト
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リソース制限の操作
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sys_share
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デフォルト
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ファイルシステムの共有に必要な sharefs システムコールを許可します。ゾーン内での NFS 共有を防止するために、ゾーン内で特権を禁止にすることができます。
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sys_time
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デフォルト
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システム時間の操作。 xntp (1M)
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次の表に、Oracle Solaris Trusted Extensions の特権すべて、および各特権のゾーン内のステータスを示します。省略可能な特権は、デフォルト特権セットの一部ではありませんが、limitpriv プロパティーを使って指定できます。
注 -
Oracle Trusted Solaris 特権が解釈されるのは、システムが Oracle Trusted Extensions を使って構成されている場合だけです。
表 2 ゾーン内での Oracle Solaris Trusted Extensions の特権のステータス
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file_downgrade_sl
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オプション
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ファイルまたはディレクトリの機密ラベルを、既存の機密ラベルを優先する機密ラベルに設定します。
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file_upgrade_sl
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オプション
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ファイルまたはディレクトリの機密ラベルを、既存の機密ラベルよりも優先される機密ラベルに設定します。
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sys_trans_label
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オプション
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機密ラベルの制御下にないラベルの変換
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win_colormap
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オプション
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カラーマップ制限のオーバーライド
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win_config
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オプション
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X サーバーにより常時保持されるリソースの構成または破棄
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win_dac_read
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オプション
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クライアントのユーザー ID が所有していないウィンドウリソースからの読み取り
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win_dac_write
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オプション
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クライアントのユーザー ID が所有していないウィンドウリソースへの書き込みまたは作成
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win_devices
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オプション
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入力デバイスでの操作の実行
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win_dga
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オプション
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ダイレクトグラフィックスアクセス X プロトコル拡張機能の使用。フレームバッファー特権が必要
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win_downgrade_sl
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オプション
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ウィンドウリソースの機密ラベルを、既存ラベルの制御下にある新規ラベルに変更
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win_fontpath
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オプション
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フォントパスの追加
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win_mac_read
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オプション
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クライアントのラベルを制御するラベルを使用した、ウィンドウリソースからの読み取り
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win_mac_write
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オプション
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クライアントのラベルと同等ではないラベルを使用した、ウィンドウリソースへの書き込み
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win_selection
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オプション
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確認者の介入なしでの要求データの移動
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win_upgrade_sl
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オプション
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ウィンドウリソースの機密ラベルを、既存ラベルの制御下にない新規ラベルに変更
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net_bindmlp
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デフォルト
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マルチレベルポート (MLP) へのバインドの許可
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net_mac_aware
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デフォルト
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NFS を使用した読み取りの許可
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非大域ゾーン構成内の特権を変更する方法については、ゾーンを構成、検証、および確定するを参照してください。
特権セットを検査する方法については、ppriv ユーティリティーの使用を参照してください。特権の詳細は、ppriv(1) のマニュアルページおよび『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』を参照してください。