zoneadm コマンド (zoneadm(1M) のマニュアルページに記載されています) は、非大域ゾーンをインストールおよび管理するために使用される主なツールです。zoneadm コマンドを使用する操作は、大域ゾーンから実行します。役割に基づくアクセス制御 (RBAC) を使用中の場合、別のゾーンのコピーを作成するサブコマンドには、solaris.zone.clonefrom/source_zone の承認が必要です。
zoneadm コマンドを使用して、次のタスクを実行します。
ゾーンを検証します
ゾーンをインストールします
ゾーンを接続します
インストールされているゾーンの状態を「不完全」に変更します。
ゾーンをブートします。これは、通常の Oracle Solaris システムのブートに似ています。
稼働中のゾーンに関する情報を表示します
ゾーンを停止処理します
ゾーンを停止します
ゾーンをリブートします
ゾーンをアンインストールします
同じシステム上で、ゾーンを別の場所へ再配置します
同一システムの既存ゾーンの構成に基づいて、新しいゾーンをプロビジョニングします
ゾーンを移行します。zonecfg コマンドとともに使用します
ゾーンのインストールおよび確認手順については、非大域ゾーンのインストール、ブート、停止処理、停止、アンインストール、およびクローニングおよび zoneadm(1M) のマニュアルページを参照してください。zoneadm list コマンドでサポートされるオプションについては、zoneadm (1M) のマニュアルページも参照してください。ゾーンの構成手順については、非大域ゾーンの計画および構成方法および zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。ゾーンの状態については、Oracle Solaris ゾーンの紹介 の 非大域ゾーンの状態モデルに記載されています。
ゾーンの Oracle Solaris 監査レコードを生成する場合は、非大域ゾーンをインストールする前に ゾーン内での Oracle Solaris 監査の使用を参照してください。