Go to main content
Oracle® Solaris 11 デスクトップのアクセシビリティーガイド

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 10 月
 
 

アクセシビリティー対応のキーボードを構成する

キーボードのアクセシビリティーオプションを構成するには、「キーボード」設定ツールを使用します。「キーボード」設定ツールを開くには、「システム」 → 「設定」 → 「キーボード」の順に選択します。「アクセシビリティー」タブを選択すると、アクセシビリティーオプションが表示されます。

「アクセシビリティー」タブセクションには、次のオプションがあります。

  • キーボードからアクセシビリティー機能のオンとオフを切り替えることを許可する (Alt + A) - キーコマンドを使ってキーボードのアクセシビリティー機能のオンとオフを切り替えることができるかどうかを決定します。

  • 同時にキーを押すシミュレーションを行う (Alt + S) – 複数の Shift キー (またはほかのキー) が別々に入力されても単一のキーストロークの組み合わせとして処理することが可能です。このようなキーボードのアクセシビリティー技術は、「固定キー」とも呼ばれます。

  • 2 つのキーが同時に押された場合に固定キーを無効にする (Alt +B) - 任意のキーの組み合わせが通常どおりに押された場合 (つまり、別々に押されるのではなく、同時に押された場合)、自動的に固定キーモードが終了します。

  • 長くキーが押された場合のみを受け入れる (Alt + O) – このモードでは、入力として受け入れられるまで、キーを一定の時間押す必要があります。このアクセシビリティー技術は、「スローキー」とも呼ばれます。「アクセシビリティー」タブセクションのこの部分には、キーが入力として受け入れられるまでのキー押下の遅延時間を指定するための遅延スライダ (Alt + D) もあります。

  • 重複して速く押されたキーを無視する (Alt + I) – このモードでは、同じキーを連続して入力しても、そのキーの単一インスタンスのみが入力として受け入れられます。このアクセシビリティー技術は、「バウンスキー」とも呼ばれます。「アクセシビリティー」タブセクションのこの部分では、連続するキーが無視されるまで、キーを押す遅延時間を指定するための遅延スライダ (Alt + E) も提供されます。