ウィンドウをナビゲートする

次のセクションでは、ウィンドウをナビゲートするために使用可能なキーボードショートカットについて説明します。ウィンドウとは、アプリケーションを表示する画面上の長方形の枠です。

ウィンドウにフォーカスを与える

ウィンドウを使用または変更する前に、ウィンドウにフォーカスを与える必要があります。次の表には、ウィンドウにフォーカスを与えるために使用可能なキーボードショートカットを一覧表示します。

表 17  ウィンドウにフォーカスを与えるためのキーボードショートカット

キー 機能 Alt + Tab 各ウィンドウを表すアイコン付きのポップアップウィンドウを表示します。フォーカスを与えるウィンドウに到達するまでウィンドウ間を移動するには、Alt キーを押したまま、Tab キーを押し続けます。 Alt + Esc フォーカスを与えるウィンドウに到達するまで、各ウィンドウを順に表示します。 Alt + F6 現在のアプリケーションに属するウィンドウ (「テキストエディタ」のように複数のドキュメントインタフェースを持つアプリケーションなど) 間を循環します。

ウィンドウを制御する

ウィンドウにフォーカスがあるときに、ウィンドウでさまざまな操作を実行できます。次の表には、フォーカスのあるウィンドウを制御するために使用可能なキーボードショートカットを一覧表示します。

表 18  ウィンドウを制御するためのキーボードショートカット

キー 機能 Alt + スペースバー 「ウィンドウ」メニューを開きます。 Alt + F4 ウィンドウを閉じます。 Open ウィンドウを最小化します。 Alt + F10 ウィンドウを最大化します。 Alt + F5 最大化したウィンドウを元のウィンドウサイズに戻します。

ウィンドウを移動する

ウィンドウにフォーカスがあるときに、画面中でウィンドウを移動できます。次の表には、ウィンドウを移動するために使用可能なキーボードショートカットを一覧表示します。

表 19  ウィンドウを移動するためのキーボードショートカット

キー 機能 Alt + F7 移動操作を開始します。マウスポインタは十字に変わります。 矢印キー 矢印キーの方向にウィンドウを一度に 10 ピクセル移動します。 Ctrl + 矢印キー 矢印キーの方向にウィンドウを一度に 1 ピクセル移動します。 Shift + 矢印キー 矢印キーの方向にウィンドウを移動して、もっとも近いウィンドウ、パネル、または画面の端に位置を合わせます。 Space 移動操作を完了して、ウィンドウを現在の位置のままにします。 Esc 移動操作を取り消して、ウィンドウを元の位置に戻します。

ウィンドウのサイズを変更する

ウィンドウにフォーカスがあるときに、ウィンドウのサイズを大きく、または小さくできます。次の表には、フォーカスのあるウィンドウのサイズを変更するために使用可能なキーボードショートカットを一覧表示します。

表 20  ウィンドウのサイズを変更するためのキーボードショートカット

キー 機能 Alt + F8 サイズ変更操作を開始します。 矢印キー ウィンドウのサイズを矢印キーの方向に変更します。 Space サイズ変更操作を完了して、ウィンドウを現在のサイズのままにします。 Esc サイズ変更操作を取り消して、ウィンドウを元のサイズに戻します。

ペインウィンドウをナビゲートする

ペインウィンドウとは、2 つ以上のペインに分割されたウィンドウです。ペインウィンドウを使用したアプリケーションの例として、ヘルプブラウザとファイルマネージャーがあります。

次の表には、ペインありのウィンドウをナビゲートするために使用可能なキーボードショートカットを一覧表示します。

表 21  ペインウィンドウをナビゲートするためのキーボードショートカット

キー 機能 F6 次のペインにフォーカスを与えます。システムは、ペインで最後にフォーカスのあったコントロールにフォーカスを与えます。 F8 ウィンドウの最初のサイズ変更ハンドルにフォーカスを与えます。サイズ変更ハンドルはペイン間で表示され、ペインのサイズを変更できます。次のサイズ変更ハンドルにフォーカスを与えるには、F8 を再度押します。

サイズ変更ハンドルにフォーカスがあるときに、次の表に一覧表示するキーボードショートカットを使用すると、ペインウィンドウを変更できます。

表 22  ペインウィンドウを変更するためのキーボードショートカット

キー 機能 矢印キー サイズ変更ハンドルを少しずつ移動します。 Ctrl + 矢印キー サイズ変更ハンドルを大きく移動します。 Home 垂直ペインの場合はペインのサイズをサイズ変更ハンドルの左に、水平ペインの場合はサイズ変更ハンドルの上に、許容される最小サイズまで小さくします。 End 垂直ペインの場合はペインのサイズをサイズ変更ハンドルの左に、水平ペインの場合はサイズ変更ハンドルの上に、許容される最小サイズまで大きくします。 Space サイズ変更ハンドルの位置を設定して、最後にフォーカスのあったコントロールにフォーカスを戻します。 Esc サイズ変更ハンドルの位置を元の位置にリセットして、最後にフォーカスのあったコントロールにフォーカスを戻します。