Oracle Solaris システムで XKB を有効にする
SPARC プラットフォームで Oracle Solaris オペレーティングシステムのデスクトップを使用する場合は、AccessX 設定ツール、スクリーンリーダーと拡大鏡、または オンスクリーンキーボードを使用する前に、システムで XKB を有効にする必要があります。
注 - 現在、XKB は Sun Ray™ システムではサポートされていません。
Sun Ray Oracle Solaris システム以外で XKB を有効にするには
- root ユーザーとしてログインします。
- パスおよび /etc/dt/config/Xservers ファイルがシステム上に存在するかどうかをチェックします。
- /etc/dt/config ディレクトリが存在しない場合は、次のコマンドを入力します。
# mkdir -p /etc/dt/config
- Xservers ファイルが存在しない場合は、次のコマンドを入力します。
# cp /usr/dt/config/Xservers /etc/dt/config/Xservers
- Xservers ファイルで、ファイルの最後までスクロールします。
- ファイルの最後で次の行をコマンド行に追加します。
+kb
- Xservers ファイルを保存して閉じます。
- コマンド行で次のコマンドを入力します。
pkill -HUP dtlogin
- /etc/X11/gdm/gdm.conf ファイルで、ファイルの最後までスクロールすると、[server - standard] という行が表示されます。
- このセクションの command 行を編集して、行の末尾に次のコマンドを追加します。
+accessx +kb
- gdm.conf ファイルを保存して閉じます。
- システムからログアウトし、もう一度ログインします。
- XKB が実行されているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
xdpyinfo
- 拡張機能リストで XKEYBOARD を検索します。