Oracle® Switch ES2-72 および Oracle Switch ES2-64 構成ガイド

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更新: 2015 年 4 月
 
 

Oracle ILOM の概要

スイッチのアーキテクチャーには、CPU 2 基、独立した SP、およびホスト CPU が含まれています。SP とホストの両方で、管理用の Oracle ILOM CLI を提供する Oracle ILOM が実行されます。SP とホストは個別に構成する必要があります。

Oracle ILOM を使用すると、Oracle サーバーの管理と同じルックアンドフィールで、スイッチをアクティブに管理できます。Oracle ILOM では次のことができます。

  • SEFOS に接続します。

  • システムのセンサーとインジケータの現在のステータスを表示します。

  • システムのハードウェア構成を判別します。

  • IPMI PET または SNMP トラップを使用して、システムイベントに関して生成されるアラートを事前に受信します。

  • SEFOS ユーザーを管理します。

  • CLI または Web インタフェースを使用して、スイッチのすべてのコンポーネントに対してファームウェアをアップグレードします。

  • 次のような標準 Oracle ILOM サービスを構成します。

    • クロック/NTP

    • シリアルポート

    • ネットワーク

    • Syslog

    • SNMP

    • SMTP

    • 電子メールアラート通知

    • Web サーバー

    • SSH

    • IPMI

    • CLI


    注 - これらのサービスを構成する方法の詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=ilom30 にある『Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 日常的な管理 – CLI 手順ガイド』を参照してください。

Oracle ILOM は、スイッチの次の機能はサポートしていません。

  • 次のようなサーバー指向の機能:

    • 電源管理

    • ストレージリダイレクション

    • リモートコンソール