RAID ハードウェアボリュームの作成の準備をする (FCode ベースの RAID ユーティリティー)を参照してください。この時点で、OpenBoot プロンプトを表示し、オンボードディスクコントローラを選択しておきます。
RAID で使用する各ディスクのターゲット名をメモします。この例では、ターゲットに 9、a、b、および c という名前が付けられています。
ok show-children ... Target 9 Unit 0 Disk HITACHI H109060SESUN600G A690 1172123568 Blocks, 600 GB SASDeviceName 5000cca0566c32b4 SASAddress 5000cca0566c32b5 PhyNum 0 Target a Unit 0 Disk HITACHI H109060SESUN600G A690 1172123568 Blocks, 600 GB SASDeviceName 5000cca0566cfac4 SASAddress 5000cca0566cfac5 PhyNum 1 ok
create-raid0-volume
create-raid1-volume
create-raid1e-volume
create-raid10-volume
たとえば、ターゲットを 9 と a にして RAID 0 ボリュームを作成するには、最初にターゲットを入力してからコマンド名を入力します。
ok 9 a create-raid0-volume
3 つのターゲット (a、b、および c) で RAID 1e ボリュームを作成するには、次を入力します。
ok a b c create-raid1e-volume
4 つのターゲット (9、a、b、および c) で RAID 10 ボリュームを作成するには、次を入力します。
ok 9 a b c create-raid10-volume
ok show-volumes
このためには、Step 3 で説明したもう 1 つのコマンドを入力します。
ok unselect-dev