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SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノート

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更新: 2017 年 3 月
 
 

用語集

A
アクティブ SP

サーバーリソースを管理するために Oracle ILOM によって選択される SP。アクティブ SP がこの役割を果たせなくなると、スタンバイ SP がアクティブの役割を引き継ぎます。SP およびスタンバイ SP も参照してください。

ADI

アプリケーションデータ整合性。

AI

自動インストーラ。AI は、AI マニフェストと呼ばれるインストールパラメータファイルを使用して Oracle Solaris OS をインストールするためのカスタマイズ可能なメカニズムを提供します。

API

アプリケーションプログラミングインタフェース。

C
CAR

PCIe ホットプラグキャリアのラベル。

CLI

コマンド行インタフェース。

CMIOU

CPU、メモリー、および I/O のユニット。各 CMIOU には 1 個の CMP、16 個の DIMM スロット、および 1 個の IOH チップが搭載されています。各 CMIOU は eUSB デバイスもホストします。

CMP

チップマルチプロセッサ。各 CMIOU には CMP が 1 つあります。SPARC M7-8 サーバーには、最大 8 個の CMP を搭載できます。SPARC M7-16 サーバーには、最大 16 個の CMP を搭載できます。

CPU

中央演算処理装置。

D
DAX

データ分析アクセラレータ。

DCU

ドメイン構成可能ユニット。PDomain の最小構成単位。2 つの PDomain が存在する SPARC M7-8 サーバーには 2 つの DCU があり、1 つの PDomain が存在する SPARC M7-8 サーバーには 1 つの DCU があります。これらの DCU は静的です。これらの割り当ては変更できません。SPARC M7-16 サーバーには、4 つの使用可能な PDomain のうちのいずれかのホストに割り当てることができる 4 つの DCU があります。PDomain も参照してください。

DCU SPM

SPARC M7 シリーズサーバーでは、Oracle ILOM が SPM ペアから 1 つの SPM を識別して DCU のアクティビティーを管理します。SPMSPP、および DCU も参照してください。

DIMM

デュアルインラインメモリーモジュール。

E
eUSB

Embedded USB。ブートデバイスとして使用するように専用設計されたフラッシュベースのドライブ。

F
FMA

障害管理アーキテクチャー。SP から障害の通知を生成します。FMA は、エラー処理、障害診断、および応答の 3 つのシステムアクティビティーを提供します。

FRU

現場交換可能ユニット。

FRU 名

特定の Oracle ILOM、およびシステムコマンドとメッセージで、ハードウェアコンポーネントを特定するために使用される名前。

H
HBA

ホストバスアダプタ。サーバーとストレージまたはネットワークデバイスとの間で I/O 処理および物理接続を提供します。

I
ILOM

Oracle ILOM を参照してください。

InfiniBand

非常に高いスループットと非常に低い待機時間が特徴のネットワーク通信標準です。

IOH

I/O ハブ。

IOR

I/O の回復性。

IPMP

IP ネットワークマルチパス。IP ネットワークインタフェース用のマルチパスおよびロードバランス機能を提供する Oracle Solaris 機能です。

IPoIB

InfiniBand 上のインターネットプロトコル。

iSCSI

Internet small computer system interface。サーバーがネットワークを介してストレージにアクセスできるようにする IP ベースのストレージネットワーキング標準です。iSCSI ネットワークでは、リモートストレージは iSCSI ターゲットと呼ばれます。

IPoIB を使用した iSCSI

サーバーが InfiniBand ネットワーク上で IP を使用してアクセス可能な iSCSI ターゲットをブートできるようにするブートプロセス。IPoIB も参照してください。

K
KA

ナレッジ記事。これらのドキュメントは、My Oracle Support (https://myoraclesupport.com) でホストされています。

KU

カーネル更新。

KVMS

キーボード、ビデオ、マウス、ストレージ。

L
LDoms

論理ドメイン。

LED

発光ダイオード。

論理ドメイン

リソースの個別の論理グループで構成される仮想マシンであり、単一のコンピュータシステム内に独自のオペレーティングシステムと識別情報を保有します。

M
マルチパス化

マルチパスソフトウェアを使用すると、ストレージデバイスやネットワークインタフェースなどの I/O デバイスへの冗長物理パスを定義および制御できます。

N
NVMe

Non-Volatile Memory Express。PCIe バス経由で接続された SSD にアクセスするための仕様。

NVRAM

Non-Volatile Random-Access Memory (非揮発性ランダムアクセスメモリー)。

O
OpenBoot

PDomain で Oracle Solaris OS をブートできるようにする Oracle ファームウェア。ハードウェアとソフトウェアを対話形式でテストするためのインタフェースを提供します。

Oracle ILOM

Oracle Integrated Lights Out Manager。サーバー SP にプリインストールされているシステム管理ファームウェア。

Oracle VTS

Oracle Validation Test Suite。システムの動作テストの実行、ハードウェアの検証の提供、および障害が発生する可能性のあるコンポーネントの特定を行うアプリケーション。

OS

オペレーティングシステム。

P
PCIe

Peripheral Component Interconnect Express。

PCIe ホットプラグキャリア

PCIe カードをサーバー内に取り付けて収容するために使用されるエンクロージャー。CAR を参照してください。

PDECB

配電電子回路遮断器。

PDomain

物理ドメイン。SPARC M7-8 サーバーは 2 つの PDomain または 1 つの PDomain で構成されます。これらの PDomain は静的で再構成はできません。SPARC M7-16 サーバーは 1 - 4 つの構成済み PDomain を持つことができます。これらの PDomain は動的です。動的な PDomain では、ホストの停止と起動を行えば、PDomain 内の DCU を割り当てたり割り当て解除したりできます。

DCU およびスイッチユニットも参照してください。

PDomain SPM

PDomain のリード SPM。PDomain SPM はタスクを管理し、その PDomain に rKVMS サービスを提供します。SPARC M7-16 サーバーでは、Oracle ILOM が同一の PDomain 上にある DCU SPM のプールから DCU SPM の 1 つを PDomain SPM として識別し、そのホスト上のアクティビティーを管理します。PDomain および SPM も参照してください。

プール

使用可能なストレージのレイアウトおよび物理特性を記述するデバイスの論理グループ。データセットのストレージ領域は、プールから割り当てられます。ZFS では、ストレージデバイスが 1 つのストレージプールに集約されるモデルを使用します。

R
RC

ルートコンプレックス。PCIe デバイスパスの最初の要素です (/pci@300 など)。

rKVMS

リモートのキーボード、ビデオ、マウス、およびストレージ。

S
スケーラビリティー

サーバーの物理的な構成可能ハードウェア (DCU を参照) を組み合わせて 1 つ以上の論理グループ (PDomain を参照) を作成することで、サーバーの処理能力を向上させる (またはスケールアップする) 機能。

SCSI

Small Computer System Interface。 iSCSI も参照してください。

SLink

スケーラビリティーリンク。スケーラビリティーも参照してください。

SP

サービスプロセッサ。冗長性を確保するために、サーバーには 2 つのサービスプロセッサがあり、1 つがアクティブで 1 つがスタンバイになっています。

SPM

サービスプロセッサモジュール。SP と SPP のコンポーネント。SPM には、SP および SPP がサーバーリソースを管理できるプロセッサが搭載されています。DCU SPM および PDomain SPM も参照してください。

SPP

サービスプロセッサプロキシ。各 PDomain の管理に、それぞれ 1 つの SPP が割り当てられます。SPP は環境センサーをモニターし、DCU 内部の CMIOU、メモリーコントローラ、および DIMM を管理します。DCU SPM および PDomain SPM も参照してください。

SRU

Support Repository Update。

SSD

ソリッドステートドライブ。

SSH

Secure Shell。システムまたはサービスプロセッサにログインしてコマンドを実行するためのプログラム。

SSL

Secure Socket Layer。

スタンバイ SP

アクティブ SP に障害が発生した場合にサーバーリソースを管理する冗長 SP です。SP およびアクティブ SP も参照してください。

スイッチユニット

CMIOU が互いに通信できるようにするデバイス。SPARC M7-16 サーバースイッチには 6 つのスイッチユニットが含まれています。

SWU

スイッチユニット。

システム

SPARC M7 シリーズサーバーのドキュメントでは、システムは Oracle ILOM ファームウェアの /System レベルを意味します。

T
TPM

Trusted Platform Module。

U
USB

ユニバーサルシリアルバス。

V
VTS

Oracle VTS を参照してください。

Z
ZFS

Zettabyte File System。ストレージプールを使用して物理ストレージを管理するファイルシステム。