サポートされているファームウェア、OS、ソフトウェアの最小バージョン
最適なパフォーマンス、セキュリティー、および安定性を得るためには、システムファームウェア、OS、およびパッチの使用可能な最新のサポートされているバージョンをインストールする必要があります。
Oracle Solaris 11 は、SPARC M7 シリーズサーバーに推奨される OS です。Oracle Solaris 11 は、簡単なインストールと保守、強化された仮想化機能、およびパフォーマンスの向上を実現します。Oracle Solaris 11 の利点の詳細なリストは、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris11/overview/solaris-matrix-1549264.html から入手できます。
注 -
Oracle VM Server for SPARC をサーバーに構成する場合は、その OS のバージョンをさまざまに組み合わせてインストールできます。たとえば、制御ドメインでは Oracle Solaris 11.3 を実行する必要がありますが、ゲストドメインでは Oracle Solaris 11.3、Oracle Solaris 10 1/13、Oracle Solaris 10 8/11、または Oracle Solaris 10 9/10 を実行できます。
注 -
デフォルトでは、Oracle Solaris OS
AI サーバーインストーラはそれが最初に見つけたドライブをブートディスクとして選択し、そこに OS をインストールします。SPARC M7 シリーズサーバーには統合ドライブが組み込まれていないため、インストールに失敗するか、または外部ストレージデバイスの最初のドライブが環境に適していない場合でも、インストーラはその最初のドライブに OS をインストールすることがあります。OS が正しいドライブ上にインストールされるようにするには、常に AI マニフェストファイルにターゲットドライブを指定します。手順については、Oracle Solaris のドキュメントの『
Oracle Solaris 11.3 システムのインストール』と
ai_manifest (4) のマニュアルページを参照してください。
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Sun システムファームウェア
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M7 サーバーの場合 9.5.2.g、Oracle ILOM 3.2.5.8 を含みます。
注 -
M7 サーバーの場合、最新のファームウェアリリースは 9.5.4.a です。
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Oracle Solaris 11
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Oracle Solaris 11.3 SRU2。
制御ドメイン、ゲストドメイン、および非仮想化構成の場合。
次のソフトウェアコンポーネントが含まれます。
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Oracle Solaris 10
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Oracle Solaris 10 9/10 または Oracle Solaris 10 8/11 OS に Oracle Solaris 10 1/13 SPARC バンドルおよびパッチを追加。
仮想ゲストドメインのみ。
Oracle Solaris 10 OS には Oracle VTS 7 PS15 が含まれています。
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Java SE Development Kit
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JDK 7 Update 85 Build 33 (Oracle Solaris 11.3 に含まれています)。
JDK 8 Update 60 Build 27 (Oracle Solaris 11.3 に含まれています)。
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Oracle Database Enterprise Edition
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12.1.0.2.13 (2015 年 10 月) と必要なパッチ 21744410。
メモリー内機能用に Oracle Solaris 11.3 で必要になります。
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注 -
一部の
PCIe カードおよびデバイスにはその他の最小要件があります。デバイスをブート可能にするために必要な内容などの詳細情報は、そのデバイスのプロダクトノートとその他のドキュメントを参照してください。