Oracle ILOM ホストコンソールのログプロパティーのガイドライン

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Oracle ILOM には、ホストコンソールの履歴ログの表示方法を構成できるプロパティーがあります。line_count プロパティーは、表示するシリアルコンソールの履歴ログの行数を指定し、pause_count プロパティーは、続行を求める前に、表示するログの行数を指定します。これらのプロパティーの詳細については、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。

1 つの SPARC M7 サーバーホストコンソールで line_count および pause_count プロパティーを設定すると、Oracle ILOM セッションに対して、サーバー上のすべてのホストコンソールにこれらのプロパティーが設定されます。

たとえば、2 つの PDomain を含む SPARC M7-8 サーバーで、1 つの PDomain に line_count および pause_count プロパティーを設定すると、2 つ目の PDomain にもこれらのプロパティーが設定されます。

-> set /Servers/PDomains/PDomain_0/HOST/console line_count=30 pause_count=10
Set 'line_count' to '30'
Set 'pause_count' to '10'

-> show /Servers/PDomains/PDomain_0/HOST/console line_count pause_count

  /Servers/PDomains/PDomain_0/HOST/console
   Properties:
       line_count = 30
       pause_count = 10

-> show /Servers/PDomains/PDomain_1/HOST/console line_count pause_count

  /Servers/PDomains/PDomain_1/HOST/console
   Properties:
       line_count = 30
       pause_count = 10

注 - これらのホストコンソールプロパティーはセッション間で維持されません。これらプロパティーの値は、その特定のコンソールセッションの間だけ有効です。新しいセッションを開始すると、これらのプロパティーがそれぞれのデフォルトの設定に設定されます。