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SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノート

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更新: 2017 年 3 月
 
 

論理ドメイン仮想ディスクのアクセスが失敗し、単一ノードのリブート後に Oracle Solaris Cluster が起動しない (21421237)

この問題は、両方のサーバーに影響を及ぼします。

この問題は、論理ドメインに Oracle Solaris 10 1/13 に加えて推奨されるパッチセットがインストールされ、SCSI-2 プロトコルを使用している定足数デバイスがある Oracle Solaris 3.3 3/13 クラスタで発生します。論理ドメインは、Oracle Solaris 11.3 I/O ドメインによってホストされる Oracle VM Server for SPARC ドメインとして構成されます。

ノードの停止、パニック、リブートイベント、またはクラスタインターコネクトの損失 (つまりスプリットブレイン) のいずれかの理由で 1 つのノードがクラスタを離れる場合、定足数デバイスへの遅延した SCSI-2 アクセスによってほかのクラスタノード上でパニックが発生し、次のようなエラーが生じることがあります。

panic[cpu13]/thread=30011df80e0: CMM: Unable to acquire the quorum device.

回避方法: Oracle Solaris 10 1/13 および推奨パッチを実行しているゲストドメイン上で、SCSI-3 プロトコルを使用するように定足数デバイスを構成します。

回復方法: 回避方法が失敗した場合、サーバーをリブートします。パニックのコアダンプを収集し、Oracle サービスプロバイダにお問い合わせください。


注 -  ストレージデバイスの SCSI プロトコル設定の管理の詳細については、Oracle Solaris Cluster システム管理ガイドを参照してください。