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SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノート

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更新: 2017 年 3 月
 
 

新しいボードがシステムに追加されたときに、ボードあたりのメモリーを割り当てる (22161099)

これらの問題は、両方のサーバーに適用されます。


注 -  Oracle は LDoms 構成での名前付きリソースバインディングの使用をお勧めしません。

追加の CMIOU でサーバーをアップグレードしたあとに、名前付きリソースバインディングを使用する既存の LDoms 構成でホストをブートしようとすると、この問題が発生します。ブート時に出荷時のデフォルトモードが誤って選択されます。ホストは回復モードでブートし、以前の LDoms 構成で指定された名前付きリソースバインディングは無視されます。

回避方法: LDoms 構成を再生成します。

  1. Oracle ILOM でブート構成を factory-default に設定します。

  2. 新しい CMIOU をサーバーに取り付けます。

    手順については、SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアルを参照してください。

  3. LDoms 構成を再生成します。

  4. LDoms 構成を SP に保存し、それをデフォルトのブート構成として設定します。

    以降のホストのブートでは、保存された LDoms 構成が使用されます。

回復方法: CMIOU を追加する前に LDoms 構成を記録していた場合は、「回避方法」に従って LDoms 構成を再生成します。古い構成にただちにアクセスする必要がある場合は、次の手順を実行します。

  1. 新しい CMIOU を取り外し、サーバーを稼働状態に戻します。

    SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアルを参照してください。ホストは、名前付きリソースバインディングも含め、以前の LDoms 構成に戻ります。

  2. 目的の LDoms 構成を記録します。

  3. 新しい CMIOU をサーバーにインストールし、サーバーを稼働状態に戻します。

    手順については、SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアルを参照してください。

  4. LDoms 構成を再生成します。

  5. LDoms 構成を SP に保存し、それをデフォルトのブート構成として設定します。

    以降のホストのブートでは、保存された LDoms 構成が使用されます。