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SPARC M7 シリーズサーバープロダクトノート

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更新: 2017 年 3 月
 
 

SP のフェイルオーバーの進行中の電源投入および切断操作によって、CMIOU の障害が発生することがある (22144807)

この問題は、両方のサーバーに影響を及ぼします。


注 -  この問題には SP のフェイルオーバーが伴います。SP フェイルオーバーに関するすべての問題を理解するには、プラットフォームユーザーガイドラインを参照してください。

ホストが Oracle Solaris でブートされると、新しい CMIOU のホットプラグのあと SP のフェイルオーバー進行中のホストの電源切断と電源投入が続けて行われ、これによって CMIOU の障害が発生し、システムの電源が切断されることがあります。

CMIOU の障害のいくつかの例を次に示します。

fault.chassis.temp.over.major / SPT-8001-RE
fault.cpu.generic-sparc.chip-uc / SPSUN4V-8000-84
fault.memory.row-ue / SPSUN4V-8001-GS
fault.chassis.voltage.failing / SPT-8001-EC
fault.chassis.voltage.isolated / SPT-8001-XC

回避方法: 新しいCMIOU をインストールする前にホストを停止します。また、SP のフェイルオーバーを実行しないでください。

回復方法: これらの障害により、システムの電源投入が妨げられます。障害をクリアするには、次の手順を実行します。

  1. 障害管理シェルを起動します。

    -> start /SP/faultmgmt/shell
    Are you sure you want to start /SP/faultmgmt/shell (y/n)? y
    faultmgmtsp>
  2. fmadm faulty コマンドを実行し、障害の UUID を取得します。

  3. UUID を使用して障害を解決します。

    faultmgmtsp> fmadm acquit UUID
    faultmgmtsp> exit