非対称 PDomain 構成では、現在次の構成がサポートされます。
非対称 PDomain 構成を使用する計算サーバー。例:
2 つの配置 PDomain が存在する最初の計算サーバー
1 つの配置 PDomain と 1 つの未配置 PDomain が存在する 2 番目の計算サーバー
別の例:
8 つの CMIOU を持つ最初の計算サーバー
4 つの CMIOU を持つ 2 番目の計算サーバー
非対称 CMIOU 構成を使用する PDomain。たとえば、計算サーバー内では次のとおりです。
1 つの CMIOU を持つ PDomain 0
2 つの CMIOU を持つ PDomain 1
ただし、SuperCluster M7 を注文する場合、通常は対称 PDomain 構成と CMIOU 構成が用意されています。非対称構成を作成するには、最初の注文の一部として追加の個々の CMIOU を注文します。これらの CMIOU は、非対称構成を作成するために適切なスロットに取り付けられます。
たとえば、2 つの計算サーバーが必要で、これらの計算サーバーではこれらの非対称構成が必要であると想定します。
計算サーバー 1:
PDomain 0 — 1 CMIOU
PDomain 1 — 2 CMIOU
計算サーバー 2:
PDomain 0 — 3 CMIOU
PDomain 1 — 4 CMIOU
これらの非対称構成を作成するには、次の対称構成を使用する SuperCluster M7 を注文して、必要な CMIOU を追加して、希望する非対称構成を作成します。
計算サーバー 1:
PDomain 0 — 1 CMIOU
PDomain 1 — 1 CMIOU
PDomain 1 に追加する 1 つの CMIOU
計算サーバー 2:
PDomain 0 — 3 CMIOU
PDomain 1 — 3 CMIOU
PDomain 1 に追加する 1 つの CMIOU
さらに、初期インストール時に追加の CMIOU を取り付けることで、Oracle インストーラは、最終の非対称構成の一部である、各 PDomain 内の CMIOU の合計数に基づいて、LDom 構成を設定します。システムのインストール後に追加の CMIOU を注文する場合、Oracle に連絡して、LDom 構成を変更して新しい CMIOU が反映されるように、ソフトウェアのリセットと再インストールプロセスを要求してください。