これらの SuperCluster 固有のドメインタイプは常に利用可能でした。
Oracle Solaris 11 が稼働するアプリケーションドメイン
SuperCluster M7 で Oracle Solaris 10 を実行するアプリケーションドメインを持つことはできません。ただし、Oracle Solaris 11 またはデータベースドメインを実行しているアプリケーションドメイン内で、Oracle Solaris 10 ブランドゾーンを持つことはできます。
データベースドメイン
これらの SuperCluster 固有のドメインタイプは専用ドメインと呼ばれるようになりました。
これらの専用ドメインでは、SuperCluster M7 内の各ドメインが 10GbE NIC および IB HCA に直接アクセスでき、それらのネットワークへの接続は、次の方法で発生します。
各 10GbE NIC 上の物理ポートを経由して、10GbE クライアントアクセスネットワークへ
各 IB HCA 上の物理ポートを経由して、IB ネットワークへ
この図は、4 つのドメインを含む SuperCluster 上でこの概念を示したものです。
さらに、管理ネットワークへの接続はシステム内の特定の CMIOU に取り付けられた 1GbE NIC を介して行われます。つまり、各 PDomain の最初のドメイン (制御ドメイン) は 1GbE NIC 上の物理ポートを介して管理ネットワークに直接アクセスし、各 PDomain 内のその他のドメインは VNET を介して管理ネットワークに接続します。
専用ドメインの場合、SuperCluster のドメイン構成 (ドメインの数と、各ドメインに割り当てられる SuperCluster 固有タイプ) は初期インストール時に設定され、その変更を行えるのは Oracle 担当者だけです。