clresourcetype, clrt - Oracle Solaris Cluster データサービス用リソースタイプの管理
/usr/cluster/bin/clresourcetype [subcommand -?]
/usr/cluster/bin/clresourcetype subcommand -v [options] [resource-type]…
/usr/cluster/bin/clresourcetype add-node -n node[,…] [-Z {zone-cluster-name | global}] {+ | resource-type}
/usr/cluster/bin/clresourcetype export [-o {- | configfile}] [+ | resource-type]
/usr/cluster/bin/clresourcetype list [ -n node[,…]] [-Z {zone-cluster-name[,…] | global | all}] [+ | resource-type…]
/usr/cluster/bin/clresourcetype list-props [-p [name,…]] [-Z {zone-cluster-name[,…] | global | all}] [+ | resource-type…]
/usr/cluster/bin/clresourcetype register [-i {- | clconfiguration}] [ {[-n node[,…]] | -N}] [-f rtrfile] [-p [name [+ | -]=value,]…] [-Z {zone-cluster-name | global}] {+ | resource-type…}
/usr/cluster/bin/clresourcetype remove-node -n node[,…] [-Z {zone-cluster-name | global}] {+ | resource-type…}
/usr/cluster/bin/clresourcetype set [-n node[,…] | -N] [-p [name [+| -]=value,…] [-Z {zone-cluster-name | global}]{+ | resource-type…}
/usr/cluster/bin/clresourcetype show [-n node[,…]] [-Z {zone-cluster-name[,…] | global | all}] [+ | resource-type…]
/usr/cluster/bin/clresourcetype unregister [-Z {zone-cluster-name | global}] {+ | resource-type…}
clresourcetype コマンドは、Oracle Solaris Cluster データサービスのリソースタイプを管理します。clrt コマンドは clresourcetype コマンドの短い形式です。clresourcetype コマンドと clrt コマンドは同じものです。どちらの形式のコマンドも使用できます。
管理しやすいように、グローバルクラスタノードからこのコマンドを使用してください。
clresourcetype コマンドは、ゾーンクラスタで、 export を除くすべてのサブコマンドを指定して使用することができます。
グローバルクラスタからのみ、export 以外のすべてのサブコマンドで –Z オプションを使用すると、名前を指定した特定のゾーンクラスタに操作を制限することもできます。また、リソースタイプ名にゾーンクラスタ名を付けることにより (zone-cluster-name:resource-type)、操作を特定のゾーンクラスタに制限することもできます。
グローバルクラスタノードからすべてのゾーンクラスタ情報にアクセスできますが、特定のゾーンクラスタは他のゾーンクラスタを認識しません。特定のゾーンクラスタに操作を制限できない場合、使用するサブコマンドは現在のクラスタでのみ機能します。
このコマンドの一般的な形式は次のとおりです。
clresourcetype [subcommand] [options] [operands]
subcommand を省略できるのは、options で –? オプションまたは –V オプションが指定されている場合のみです。
このコマンドの各オプションには、長い形式と短い形式があります。各オプションの両方の形式は、このマニュアルページの「オプション」セクションのオプションの説明で紹介されています。
サポートされるサブコマンドには次のものがあります。
コマンドのオペランドとして指定されているリソースタイプのノードリストに指定されたノードを追加します。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
このサブコマンドは、すべてのリソースタイプを指定するオペランドとして正符号 (+) を受け付けます。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.modify が必要です。
remove-node サブコマンドの説明も参照してください。
クラスタリソースタイプ構成を clconfiguration(7CL) のマニュアルページで説明されている形式でエクスポートします。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.read が必要です。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�大域ゾーンã� ã�‘ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
コマンドのオペランドとして指定されているリソースタイプのリストを表示します。デフォルトでは、クラスタ内に登録されているすべてのリソースタイプが表示されます。このサブコマンドは、クラスタ内に登録されているすべてのリソースタイプを指定するオペランドとしてプラス記号 (+) を受け付けます。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
グローバルクラスタノードで、このサブコマンドはグローバルクラスタノードで登録されたリソースタイプのみを表示します。ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
–n nodelist オプションを指定すると、nodelist 内のノード上で使用するために登録されているリソースタイプのみが表示されます。
–v オプションを指定すると、リスト内の各リソースタイプのノードリストも表示されます。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.read が必要です。
指定されたリソースタイプのプロパティーを表示します。このサブコマンドは、クラスタ内に登録されているすべてのリソースタイプを指定するオペランドとしてプラス記号 (+) を受け付けます。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
–p オプションは、表示されるプロパティーのセットを限定します。
–v オプションを指定すると、各プロパティーの説明も表示されます。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.read が必要です。
コマンドのオペランドとして指定されているリソースタイプを登録します。リソースタイプは、そのタイプのリソースを作成する前に登録してください。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
各リソースタイプを定義するデータサービスは、リソースタイプが使用可能になる各ノードにインストールしてください。データサービスがクラスタノードのサブセットにのみインストールされている場合は、–n nodelist オプションを使用してノードのサブセットを指定します。リソースタイプがクラスタ内のすべてのノードで使用可能な場合は、–N オプションを指定します。–N オプションを使用する場合は、将来クラスタに追加される可能性があるどのノードでもリソースタイプを使用できます。–N オプションと –n nodelist オプションの両方を省略することは、–N オプションを指定することと同じです。プロパティー名を明示的に指定するには、–p Installed_nodes=nodelist オプションを使用します。
クラスタに登録されているリソースタイプについての情報は、リソースタイプを定義するリソースタイプ登録 (RTR) ファイルから取得されます。一般的に、RTR ファイルの場所と名前は次に示す規約に従います。
RTR ファイルは通常、/opt/cluster/lib/rgm/rtreg ディレクトリ内にあります。
RTR ファイルの名前は、通常リソースタイプの名前に一致します。
Oracle が提供するすべての RTR ファイルの場所とファイル名は、次に示す規約に従っています。たとえば、SUNW.nfs リソースタイプを定義する RTR ファイルは /opt/cluster/lib/rgm/rtreg/SUNW.nfs ファイルに含まれています。
RTR ファイルがこれらの規約に従わない場合は、–f rtrfile オプションを指定する必要があります。
これらの規則は、ゾーンクラスタから登録されたリソースタイプに対しても適用されます。ゾーンクラスタに対してリソースを登録するとき、RTR ファイルをゾーンクラスタ zonepath 内に常駐させる必要があります。ゾーンクラスタ zonepath 境界の外部で RTR ファイルを登録できません。Global_zone プロパティーが TRUE に設定されたリソースタイプをゾーンクラスタに対して登録している間、RTR ファイルは、グローバルクラスタノード内部の /opt/cluster/lib/rgm/rtreg または /usr/cluster/lib/rgm/rtreg ディレクトリ内に存在する必要があります。これらの場所の外部の任意の場所を指定すると、リソースタイプを登録できません。
注意 - Global_zone プロパティーが TRUE に設定されたリソースタイプは、そのリソースタイプが既知で、かつ信頼できるソースからのものでないかぎり登録しないでください。このプロパティーに TRUE を設定したリソースタイプは、ゾーン分離をすり抜け、脅威をもたらします。 |
このサブコマンドは、まだ登録されていないすべてのリソースタイプを指定するオペランドとしてプラス記号 (+) を受け付けます。使用可能なリソースタイプのリスト全体は、次のように決定されます。
–i clconfiguration オプションを指定すると、clconfiguration は、使用可能なリソースタイプの完全なリストを定義します。
–i オプションを指定しない場合、使用可能なリソースタイプの完全なリストには Oracle が提供するリソースタイプのみが含まれます。これらのリソースタイプもまた、ノードリスト内のすべてのノードにインストールする必要があります。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.modify が必要です。
unregister サブコマンドの説明も参照してください。
オペランドリスト内のリソースタイプが登録されるノードのリストからノードを削除します。 このサブコマンドは、クラスタ内に登録されているすべてのリソースタイプを指定するオペランドとしてプラス記号 (+) を受け付けます。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
このサブコマンドは、クラスタ内のすべてのノードではなく一部のノードに対してすでに登録されているリソースタイプでのみ使用できます。結果として、次に示す状況でこのサブコマンドを使用するとエラーが発生します。
オペランドのリスト内にあるリソースタイプがクラスタ内のすべてのノードに対してすでに登録されている。クラスタ内のすべてのノードのリソースタイプの登録については、–N オプションの説明を参照してください。
オペランドのリスト内のリソースタイプの Installed_nodes プロパティーが、クラスタ内のノードのサブセットをまだ指定していない。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.modify が必要です。
add-node サブコマンドの説明も参照してください。
コマドのオペランドとして指定されているリソースタイプのプロパティーを設定します。このサブコマンドは、クラスタ内に登録されているすべてのリソースタイプを指定するオペランドとしてプラス記号 (+) を受け付けます。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
設定できるのは、rt_properties(7) のマニュアルページで Tunable Any Time として指定されているリソースタイププロパティーだけです。
Installed_Nodes のプロパティーは、–p オプションを指定せずに、–n nodelist オプションを指定することによって変更できます。または、–p Installed_Nodes=nodelist オプションを使用して、プロパティー名を明示的に指定できます。
Tunable Any Time として指定されているその他のすべてのプロパティーについては、–p property=value オプションを使用して、プロパティー名を明示的に指定する必要があります。
リソースタイプが使用できるノードのリストを制限するには、–n nodelist オプションを指定します。逆に、リソースタイプがクラスタ内のすべてのノードで使用可能であることを指定するには、–N オプションを指定します。–N オプションを使用する場合は、将来クラスタに追加される可能性があるどのノードでもリソースタイプを使用できます。–n オプションまたは –N オプションを指定してください。どちらのオプションも省略すると、このサブコマンドは構成情報を一切変更しません。
クラスタ内に登録されているリソースタイプについての情報を表示します。デフォルトでは、登録されているすべてのリソースタイプに対して次の情報が表示されます。
各リソースタイプに関連付けられているプロパティーのリスト
これらのプロパティーを定義するパラメータ
–n nodelist オプションを指定すると、nodelist 内のノード上で使用するために登録されているリソースタイプのみが表示されます。
–v オプションを指定すると、次の情報もリソースタイプごとに表示されます。
リソースタイプに対して定義されているメソッド
各メソッドのタイムアウトパラメータ
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
このサブコマンドは、クラスタ内に登録されているすべてのリソースタイプを指定するオペランドとしてプラス記号 (+) を受け付けます。オペランドが指定されていない場合、クラスタに登録されているすべてのリソースタイプについての情報が表示されます。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.read が必要です。
コマンドのオペランドとして指定されているリソースタイプの登録を解除します。このサブコマンドは、そのタイプのインスタンスが存在しないすべての登録リソースタイプを指定するオペランドとしてプラス記号 (+) を受け付けます。
ã�“ã�®ã‚µãƒ–コマンドã�¯ã€�ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタã�¾ã�Ÿã�¯ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�§ä½¿ç”¨ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
ã‚°ãƒãƒ¼ãƒ�ルクラスタノードã�‹ã‚‰ã€�–Z オプションを使用ã�—ã�¦ã€�ã�“ã�®æ“�作を実行ã�™ã‚‹ã‚¾ãƒ¼ãƒ³ã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ã�®å��å‰�を指定ã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’ゾーンクラスタノードã�‹ã‚‰å®Ÿè¡Œã�™ã‚‹å ´å�ˆã€�–Z オプションã�¯ç„¡åйã�§ã�™ã€‚
リソースタイプを定義するデータサービスをアンインストールする前にリソースタイプの登録を解除してください。
特定のリソースタイプのリソースが存在する場合、そのリソースタイプの登録は解除できません。
root ユーザー以外のユーザーがこのサブコマンドを使用するには、承認 solaris.cluster.admin が必要です。
register サブコマンドの説明も参照してください。
次のオプションがサポートされています。
ヘルプ情報を表示します。このオプションを使用する場合、ほかの処理は実行されません。
このオプションを指定するとき、サブコマンドは指定してもしなくてもかまいません。
サブコマンドなしでこのオプションを指定すると、このコマンドのサブコマンドのリストが表示されます。
サブコマンド付きでこのオプションを指定すると、サブコマンドの使用方法が表示されます。
リソースタイプの登録で使用するために、RTR ファイルのフルパスまたは RTR ファイルを含むディレクトリを指定します。このオプションは register サブコマンドとだけ指定できます。
ファイルを指定すると、1 つのリソースタイプだけを登録できます。
このオプションを指定する必要があるのは、使用している RTR ファイルが次に示す規約に従っていない場合だけです。
RTR ファイルは通常、/opt/cluster/lib/rgm/rtreg ディレクトリ内にあります。
RTR ファイルの名前は、通常リソースタイプの名前に一致します。
Oracle が提供するすべての RTR ファイルの場所とファイル名は、次に示す規約に従っています。たとえば、SUNW.nfs リソースタイプを定義する RTR ファイルは /opt/cluster/lib/rgm/rtreg/SUNW.nfs ファイルに含まれています。
–i オプションを使用する場合は、構成情報で指定されているどのリソースタイプの構成情報でも resourcetypeRTRFile 要素を指定できます。resourcetypeRTRFile 要素は、リソースタイプの登録に使用される RTR ファイルを指定します。ただし、export サブコマンドは、生成される構成情報に resourcetypeRTRFile 要素を含みません。resourcetypeRTRFile 要素の詳細は、clconfiguration(7CL) のマニュアルページを参照してください。
リソースタイプの登録または登録されているリソースタイプのノードリストの変更に使用される構成情報を指定します。この情報は、clconfiguration(7CL) のマニュアルページに定義されている形式に準拠している必要があります。この情報はファイルに含まれている場合と、標準入力 stdin を通して指定される場合があります。標準入力を指定するには、ファイル名の代わりに - を指定します。
コマンドのオペランドとして指定されているリソースタイプだけが、このオプションによって影響されます。コマンドで指定されているオプションは、clconfiguration ファイル内に設定されているあらゆるオプションをオーバーライドします。構成パラメータが clconfiguration ファイル内にない場合は、不足しているパラメータをコマンド行で指定してください。
オペランドのリスト内のリソースタイプがクラスタ内のすべてのノードで使用可能であることを指定します。–N オプションは、将来クラスタに追加される可能性がある任意のノードでもこれらのリソースタイプを使用可能にします。オプションは、Installed_nodes プロパティーをクリアすることによって、この結果を取得します。
–N オプションを指定した場合は、同じコマンド内で –n オプションを指定できません。
–N オプションは、register サブコマンドまたは set サブコマンドでのみ指定できます。
ターゲットのグローバルクラスタまたはゾーンクラスタに、ノードまたはノードのリストを指定します。各ノードはノード名またはノード ID で指定できます。
–Z オプションが指定されている場合は、–n オプションで、グローバルクラスタホスト名ではなくゾーンクラスタホスト名のみを指定できます。–Z オプションが指定されていない場合は、–n オプションでグローバルクラスタホスト名のみを指定できます。
–n オプションを指定した場合は、同じコマンド内で –N オプションを指定できません。
このオプションとともに指定できるサブコマンドは、次のとおりです。
指定されたノードをリソースタイプが登録されているノードのリストに追加します。
指定されたノード上で使用するために登録されているリソースタイプだけを表示します。
指定されたノード上で使用する際にのみリソースタイプを登録します。–n オプションを省略すると、register サブコマンドはすべてのノード上で使用されるリソースタイプを登録します。このサブコマンドは、将来クラスタに追加される任意のノードのリソースタイプも登録します。
指定されたノードをリソースタイプが登録されているノードのリストから削除します。
指定されたノードでのみリソースタイプを使用可能にします。
指定されたノード上で使用するために登録されているリソースタイプについての情報だけを表示します。
リソースタイプについての構成情報が書き込まれる場所を指定します。この場所はファイルの場合と標準出力 stdout の場合があります。標準出力を指定するには、ファイル名の代わりに - を指定します。標準出力を指定すると、コマンドに対するほかのすべての標準出力が抑制されます。このオプションは、export サブコマンドの場合にだけ指定できます。
構成情報は、コマンドに対するオペランドとして指定されるリソースタイプに対してのみ記述されます。この情報は、clconfiguration(7CL) のマニュアルページで定義されている形式で書き込まれます。
コマンドのオペランドとして指定されるリソースタイプのプロパティーの値を設定します。
このオプションとともに使用する演算子は、次のとおりです。
プロパティーに、指定した値を設定します。
1 つまたは複数の値を文字列配列値に追加します。この演算子は、たとえば、Installed_nodes のような文字列値のリストを受け付けるプロパティーに対してのみ指定できます。
1 つまたは複数の値が、文字列配列値から削除されます。この演算子は、たとえば、Installed_nodes のような文字列値のリストを受け付けるプロパティーに対してのみ指定できます。
オプション –p Installed_nodes+=nodeC,nodeD を set サブコマンドで使用することは、オプション –n nodeC,nodeD を add-node サブコマンドで使用することと同じです。
list-props サブコマンドのプロパティーのリストを指定します。
コマンドのバージョンを表示します。
このオプションには、サブコマンドやオペランドなどのオプションは指定しないでください。サブコマンドやオペランドなどのオプションは無視されます。–V オプションは、コマンドのバージョンだけを表示します。その他の処理は行いません。
詳細メッセージを標準出力 (stdout) に表示します。
このオプションは、このコマンドの任意の形式とともに指定できます。
–v オプションを –o - オプションとともに指定しないでください。–v オプ ションは無視されます。–o - オプションは、ほかのすべての標準出力を抑制します。
リソースタイプが登録されている場合、操作する必要がある 1 つまたは複数のクラスタを指定します。
このオプションは、export サブコマンド以外のすべてのサブコマンドでサポートされています。
このコマンドをゾーンクラスタノードから実行する場合、–Z オプションは無効です。
このオプションを指定する場合は、次のいずれかの引数も指定する必要があります。
このオプションを使用するコマンドが、zone-cluster-name という名前のゾーンクラスタ内でのみ、指定されたすべてのリソースタイプに対して機能するように指定します。
このオプションを使用するコマンドが、グローバルクラスタ内でのみ、指定されたすべてのリソースタイプに対して機能するように指定します。
このオプションを使用するコマンドが、すべてのゾーンクラスタおよびグローバルクラスタ内のリソースタイプに対して機能するように指定します。
次のオペランドだけがサポートされています。
管理対象となる 1 つまたは複数のリソースタイプを指定します。サブコマンドが複数のリソースタイプを受け入れる場合は、プラス記号 (+) を使用してすべてのリソースタイプを指定できます。
リソースタイプ名の形式の説明については、Oracle Solaris Cluster 5.0 データサービス計画および管理ガイド の Legal RGM Namesを参照してください。
指定ã�—ã�Ÿã�™ã�¹ã�¦ã�®ã‚ªãƒšãƒ©ãƒ³ãƒ‰ã�§ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã�Œæˆ�功ã�™ã‚‹ã�¨ã€�コマンドã�¯ã‚¼ãƒ (CL_NOERR) ã‚’è¿”ã�—ã�¾ã�™ã€‚ã�‚るオペランドã�§ã‚¨ãƒ©ãƒ¼ã�Œç™ºç”Ÿã�™ã‚‹ã�¨ã€�コマンドã�¯ã‚ªãƒšãƒ©ãƒ³ãƒ‰ãƒªã‚¹ãƒˆã�®æ¬¡ã�®ã‚ªãƒšãƒ©ãƒ³ãƒ‰ã‚’処ç�†ã�—ã�¾ã�™ã€‚戻り値ã�¯å¸¸ã�«ã€�最åˆ�ã�«ç™ºç”Ÿã�—ã�Ÿã‚¨ãƒ©ãƒ¼ã‚’å��æ˜ ã�—ã�¾ã�™ã€‚
次の終了コードが返されます。
エラー��
実行ã�—ã�Ÿã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã�¯æ£å¸¸ã�«çµ‚了ã�—ã�¾ã�—ã�Ÿã€‚
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クラスタノード�スワップメモリー�����他�オペレーティングシステムリソースを使�果�����。
無効�引数
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アクセス権��り��ん
指定ã�—ã�Ÿã‚ªãƒ–ジェクトã�«ã‚¢ã‚¯ã‚»ã‚¹ã�§ã��ã�¾ã�›ã‚“。ã�“ã�®ã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã‚’発行ã�™ã‚‹ã�«ã�¯ã€�root 役割ã�¾ã�Ÿã�¯æ‰¿èª�ã�Œå¿…è¦�ã�«ã�ªã‚‹å�¯èƒ½æ€§ã�Œã�‚りã�¾ã�™ã€‚詳細ã�¯ã€�rbac(7) ã�®ãƒžãƒ‹ãƒ¥ã‚¢ãƒ«ãƒšãƒ¼ã‚¸ã‚’å�‚ç…§ã�—ã�¦ã��ã� ã�•ã�„。
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内部エラーã�¯ã€�ソフトウェアã�®æ¬ 陥ã�¾ã�Ÿã�¯ã��ã�®ä»–ã�®æ¬ 陥を示ã�—ã�¦ã�„ã�¾ã�™ã€‚
I/O エラー
物�的�入出力エラー�発生����。
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次ã�®ã�„ã�šã‚Œã�‹ã�®ç�†ç”±ã�§ã€�指定ã�—ã�Ÿã‚ªãƒ–ジェクトã�Œè¦‹ã�¤ã�‹ã‚Šã�¾ã�›ã‚“: (1) オブジェクトã�Œå˜åœ¨ã�—ã�ªã�„。 (2) –o オプションã�§ä½œæˆ�ã�—よã�†ã�¨ã�—ã�Ÿæ§‹æˆ�ファイルã�®ãƒ‘スã�«å�«ã�¾ã‚Œã�¦ã�„るディレクトリã�Œå˜åœ¨ã�—ã�ªã�„。 (3) –i オプションã�§ã‚¢ã‚¯ã‚»ã‚¹ã�—よã�†ã�¨ã�—ã�Ÿæ§‹æˆ�ファイルã�«ã‚¨ãƒ©ãƒ¼ã�Œã�‚る。
�作�許��れ����ん
サ�ート�れ����構��対�る�作を実行�よ������サ�ート�れ�����作を実行����。
無効�タイプ��
–t ã�¾ã�Ÿã�¯ –p オプションã�§æŒ‡å®šã�—ã�Ÿã‚¿ã‚¤ãƒ—ã�¯å˜åœ¨ã�—ã�¾ã�›ã‚“。
これらの終了値は、scha_calls(3HA) のマニュアルページで説明されているリターンコードと互換性があります。
この例では、データサービスがすべてのノードにインストールされ、まだ登録されていないすべてのリソースタイプを登録する方法を示します。このコマンドは簡略モードで実行されます。
# clresourcetype register +使用例 2 選択されたノード上でのリソースタイプの登録
この例では、データサービスがノード phys-schost-1 およびノード phys-schost-2 にインストールされており、かつまだ登録されていないすべてのリソースタイプを登録します。リソースはこれらのノードでのみ使用可能になります。この例では、コマンドがエラーを返すことはありません。このコマンドは詳細モードで実行されます。
# clresourcetype register -v -n phys-schost-1,phys-schost-2 +
次のコマンドは、データサービスがゾーンクラスタ ZC のゾーンクラスタノード zc-host-1 および zc-host-2 にインストールされ、まだ登録されていないすべてのリソースタイプを登録します。リソースは、これらのゾーンクラスタノードでのみ使用可能です。
#.clresourcetype register -n zc-host-1,zc-host-2 -Z ZC +使用例 3 単一のリソースタイプの登録
この例では、SUNW.nfs:3.2 リソースタイプを登録する方法を示します。このリソースタイプのデータサービスは、すべてのクラスタノードにインストールされます。
# clresourcetype register nfs:3.2使用例 4 リソースタイプの一覧表示
この例では、登録されているすべてのリソースタイプの名前だけを一覧表示する方法を示します。
# clresourcetype list SUNW.LogicalHostname SUNW.SharedAddress SUNW.nfs SUNW.apache使用例 5 リソースタイプとリソースタイプのノードリストの一覧表示
この例では、登録されているすべてのリソースタイプをそれらのノードリストとともに一覧表示する方法を示します。
# clresourcetype list -v Resource Type Node List ------------- --------- SUNW.LogicalHostname <all> SUNW.SharedAddress <all> SUNW.nfs phys-schost-1,phys-schost-2,phys-schost-3 SUNW.apache phys-schost-1,phys-schost-2,phys-schost-3
グローバルクラスタノードから次のコマンドを実行するとき、コマンドはゾーンクラスタ ZC に登録されたすべてのリソースタイプを一覧します。
#.clresourcetype list -Z ZC SUNW.nfs SUNW.apache使用例 6 指定されたノード上でのリソースタイプの一覧表示
この例では、phys-schost-4 に登録されているすべてのリソースタイプを一覧表示します。
# clrt list -n phys-schost-4 SUNW.LogicalHostname SUNW.SharedAddress使用例 7 リソースタイプバージョンのプロパティーの表示
この例では、SUNW.oracle_server リソースタイプのバージョン 8 のプロパティーを一覧表示します。
# clresourcetype show SUNW.oracle_server:8 Resource Type: SUNW.oracle_server:8 RT_description: Resource type for Oracle Server RT_version: 8 API_version: 2 RT_basedir: /opt/SUNWscor/oracle_server Single_instance: False Proxy: False Init_nodes: All potential masters Installed_nodes: <All> Failover: True Pkglist: <NULL> RT_system: False Global_zone: False
次の属性については、attributes(7) を参照してください。
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clreslogicalhostname(8CL)、scha_calls(3HA)、clconfiguration(7CL)、attributes(7)、r_properties(7)、rbac(7)、Intro(8CL)、clresource(8CL)、clresourcegroup(8CL)、clressharedaddress(8CL)、cluster(8CL)
Oracle Solaris Cluster 5.0 データサービス計画および管理ガイド の Resource Group Properties
root ユーザーは、このコマンドのすべての形式を実行できます。
任意のユーザーは次のオプションを指定してこのコマンドを実行できます。
–? オプション
–V オプション
root 役割以外のユーザーがサブコマンドを指定してこのコマンドを実行するには、承認が必要です。次の表を参照してください。
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