Intro, intro - Oracle Solaris Cluster の保守コマンドの紹介
このセクションでは、Oracle Solaris Cluster のオブジェクト指向のコマンドセットについて説明します。オブジェクト指向のコマンドセットは、共通の接頭辞として cl を使用し、/usr/cluster/bin 内にあります。
このコマンドセットの多くのコマンドには、長い形式と短い形式の両方があります。たとえば、clresource と clrs は同一です。
オブジェクト指向のコマンドは、それぞれ 1 種類のクラスタオブジェクトを管理するように設計されています。コマンド名は、そのコマンドで管理するオブジェクト名を示します。たとえば、clresource コマンドは、Oracle Solaris Cluster データサービスのリソースを管理します。コマンド内で、サブコマンドが特定のクラスタオブジェクト上で許可される操作を定義します。
オブジェクト指向のコマンドセットのコマンドの一般的な形式は次のとおりです。
command [subcommand] [option…] [operand …]
オブジェクト指向のコマンドとともに使用するオプションにも長い形式と短い形式があります。短い形式のオプションは、1 つのダッシュ (-) とそのあとに続く 1 つの文字で指定します。長い形式のオプションは、2 つのダッシュ (--) とそのあとに続く 1 つのオプションワードで指定します。たとえば、–p は短い形式のプロパティーオプションです。–-property は、長い形式です。
オプション引数を受け入れるオプションもあれば、受け入れないオプションもあります。オプションがオプション引数を受け入れる場合、オプション引数が必要です。–? オプションには引数は不要です。ただし、–-property オプションには操作するプロパティーを特定するオプション引数が必要です。
1 つのダッシュ (-) のあとに引数を付けないで、短い形式のオプションをグループ化することができます。例: –eM。オプションのあとのオプション引数のグループをコンマ、タブまたは空白文字で区切る必要があります。タブまたは空白を使用する場合、オプション引数を引用符で囲みます (-o xxx,z,yy または -o "xxx z yy")。
長いオプション名でオプション引数を指定するには、--input=configurationfile 形式または --input configurationfile 形式のいずれかを使用します。
このコマンドセットのコマンドはすべて –? または --help オプションを受け入れます。サブコマンドなしでこれらのオプションを指定すると、コマンドのサマリーのヘルプが表示されます。サブコマンドを指定すると、そのサブコマンドだけのヘルプが表示されます。
一部のコマンドは、構成ファイルと組み合わせて機能します。このファイルの必要な形式については、clconfiguration(7CL) のマニュアルページを参照してください。
このコマンドセットの多くのサブコマンドは、適用できるすべてのオブジェクトを示すオペランドとして、+ を受け入れます。
このセクションでは、Oracle Solaris Cluster 製品で使用できるオブジェクト指向のコマンドをアルファベット順に説明します。
ノードを追加するための Oracle Solaris Cluster アクセスポリシーを管理します
新しいクラスタノードの確立中に指定されたマシンによるセキュアなアクセスを承認します
Oracle Solaris Cluster デバイスを管理します
Oracle Solaris Cluster デバイスグループを管理します
Oracle Solaris Cluster インターコネクトを管理します
集中インストーラを起動します
Oracle Solaris Cluster の NAS デバイスへのアクセスを管理します
Oracle Solaris Cluster ノードを管理します
Oracle Solaris Cluster プライベート文字列を管理します
Oracle Solaris Cluster 定足数を管理します
論理ホスト名の Oracle Solaris Cluster リソースを管理します
Oracle Solaris Cluster データサービスのリソースを管理します
Oracle Solaris Cluster データサービスのリソースグループを管理します
Oracle Solaris Cluster データサービスのリソースタイプを管理します
共有アドレスの Oracle Solaris Cluster リソースを管理します
Oracle Solaris Cluster を対話により構成します
Oracle Solaris Cluster SNMP ホストを管理します
Oracle Solaris Cluster SNMP MIB を管理します
Oracle Solaris Cluster SNMP ユーザを管理します
システムリソースモニタリングを構成します
Sun Cluster のグローバル構成とグローバルステータスを管理します
Oracle Solaris Cluster のゾーンクラスタを管理します
Oracle Solaris Cluster 4.4 リリースの時点で、sc 接頭辞を使用した従来のコマンドセットは使用できなくなりました。次のリストは、従来のコマンドセットの一般的な Oracle Solaris Cluster コマンドとそれに対応する最新のオブジェクト指向のコマンドセットをいくつか示しています。
cluster status
さらに、多くのオブジェクト指向のコマンドで status サブコマンドを使用することもできます。
clresource
clresourcetype
clresourcegroup
これらの特定のリソースタイプを操作するときに、clressharedaddress および clreslogicalhostname を使用すると、さらに便利です。
clresource
clresourcetype
clresourcegroup
clreslogicalhostname
clressharedaddress
clnode evacuate (ノードからすべてのリソースグループおよびデバイスグループを退避させるために使用)
cldevicegroup
clinterconnect
clquorum
clnode
claccess
cluster show を scconf -p の代わりに使用します。
cluster check
cldevice
cldevice populate
cldevice
clnasdevice
clsetup
Oracle Solaris Cluster コマンドは、指定されたすべてのオペランドで成功すると、ゼロ (CL_NOERR) を返します。あるオペランドでエラーが発生すると、コマンドはオペランドリストの次のオペランドを処理します。戻り値は常に、最初に発生したエラーを反映します。
これらの終了コードは、このセットのコマンド全体で共有されます。
エラー��
実行ã�—ã�Ÿã‚³ãƒžãƒ³ãƒ‰ã�¯æ£å¸¸ã�«çµ‚了ã�—ã�¾ã�—ã�Ÿã€‚
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クラスタを�構������。
アクセス権��り��ん
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オブジェクトã�®çŠ¶æ…‹ã�Œä¸�æ£ã�§ã�™
ã��ã�®æ™‚点ã�§å¤‰æ›´ã�§ã��ã�ªã�„ã€�ã�¾ã�Ÿã�¯å¸¸æ™‚変更ã�§ã��ã�ªã�„プãƒãƒ‘ティーã€�リソースグループã€�ã�¾ã�Ÿã�¯ã��ã�®ä»–ã�®ã‚ªãƒ–ジェクトを変更ã�—よã�†ã�¨ã�—ã�¾ã�—ã�Ÿã€‚
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指定ã�—ã�Ÿãƒ‡ãƒ�イスã€�デãƒ�イスグループã€�クラスタインターコãƒ�クトコンãƒ�ーãƒ�ントã€�ノードã€�クラスタã€�リソースã€�リソースタイプã€�リソースグループã€�ã�¾ã�Ÿã�¯ãƒ—ライベート文å—列ã�¯ã�™ã�§ã�«å˜åœ¨ã�—ã�¾ã�™ã€‚
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クラスタモードã�§ãƒ–ートã�•れã�¦ã�„るノードã�§æ“�作を実行ã�—よã�†ã�¨ã�—ã�¾ã�—ã�Ÿã€‚ã�—ã�‹ã�—ã€�ã�“ã�®æ“�作ã�¯ã€�é�žã‚¯ãƒ©ã‚¹ã‚¿ãƒ¢ãƒ¼ãƒ‰ã�§ãƒ–ートã�•れã�¦ã�„るノードã� ã�‘ã�§å®Ÿè¡Œã�§ã��ã�¾ã�™ã€‚
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次の属性については、attributes(7) を参照してください。
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