Oracle^® Solaris Cluster 4.4 のリファレンス

scha_cluster_getlogfacility(3HA )

名前

scha_cluster_getlogfacility - クラスタログ機能のアクセス

形式

cc [flags…] –I /usr/cluster/include file –L /usr/cluster/lib 
     –l scha#include <scha.h>scha_err_t 
     scha_cluster_getlogfacility(int *logfacility);

説明

scha_cluster_getlogfacility() 関数は、クラスタログとして使用されるシステムログ機能の番号を返します。この値は、イベントやステータスメッセージをクラスタログに記録するために、Oracle Solaris syslog(3C) 関数とともにリソースタイプ実装で使用されることを目的にしています。

この関数はエラーステータスを返します。成功した場合、logfacility 引数のポイント先の機能番号を返します。

戻り値

scha_cluster_getlogfacility() 関数は、次の値を返します。

0

関数の実行に成功。

0 以外

関数の実行に失敗。

エラー

SCHA_ERR_NOERR

関数の実行に成功。

その他のエラーコードの説明については、scha_calls(3HA) を参照してください。

例

main()
{
	scha_err_t	err_code;
	int logfacility;

	err_code = scha_cluster_getlogfacility(&logfacility);

	if (err_code == SCHA_ERR_NOERR) {
		openlog("test resource", LOG_CONS, logfacility);
		syslog(LOG_INFO, "Access function call succeeded.");
	}
}

ファイル

/usr/cluster/include/scha.h

インクルードファイル

/usr/cluster/lib/libscha.so

ライブラリ

属性

次の属性については、attributes(7) を参照してください。

関連項目

syslog(3C)、scha_calls(3HA)、scha_cluster_open(3HA)、scha_strerror(3HA)、attributes(7)