グローバル・コンテキストの概要

フレームワークWebアプリケーションは、Webアプリケーション内でグローバル・コンテキストとして機能する特定のフィールドを表示する機能を各製品に提供します。たとえば、Oracle Utilities Customer Care and Billingにおけるグローバル・コンテキスト・フィールドには、「アカウントID」、「パーソンID」および「需要場所ID」があります。これらのフィールドの値は、これらのフィールドをそれぞれのキーで使用するオブジェクトの検索または表示結果として移入できます。「請求」ページにナビゲートして請求書を表示すると、その請求書に関連付けられているアカウントIDでグローバル・コンテキストがリフレッシュされます。「パーソンID」および「需要場所ID」のグローバル・コンテキストは、そのアカウントに関連付けられているデータでリフレッシュされます。

製品のグローバル・コンテキストとして指定されたフィールドは、参照F1_UI_CTXT_FLDS_FLGを使用して定義されます。

グローバル・コンテキストの値を変更すると、通常はダッシュボードのゾーンに表示されるデータがリフレッシュされて、そのグローバル・コンテキスト・フィールドの現在の値に関連する情報が表示されます。

グローバル・コンテキスト・フィールドのいずれかの値が変更されると、インストール・レコードにプラグインされたアルゴリズムによって、残りのグローバル・コンテキスト値が適切に移入されます。製品に用意されている基本アルゴリズムの詳細は、使用している製品を参照してください。