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Oracle® Solaris 11.3 での SAN デバイスとマルチパス化の管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

発見されたターゲットデバイスの削除

次のいずれかのアクションを実行すると、関連するターゲットがログアウトされます。

  • 発見アドレスを削除する

  • iSNS サーバーを削除する

  • 静的構成を削除する

  • 発見方式を無効にする

これらの関連付けられたターゲットが引き続き使用されている場合 (たとえば、ファイルシステムがマウントされている場合) は、これらのデバイスのログアウトが失敗し、アクティブターゲットリスト上に残ります。

これらのセクションを実行するには、ターゲットデバイスへのアクセスがすでに構成されているローカルシステムに管理者としてログインしている必要があります。

次のコマンドを使用して、iSCSI ターゲット発見方式を無効にします。

  • SendTargets 発見方式を無効にするには:

    initiator# iscsiadm modify discovery --sendtargets disable
  • iSNS 発見方式を無効にするには:

    initiator# iscsiadm modify discovery --iSNS disable
  • 静的ターゲット発見方式を無効にするには:

    initiator# iscsiadm modify discovery --static disable

次のコマンドを使用して、iSCSI デバイス発見エントリを削除します。

  • iSCSI SendTargets 発見エントリを削除するには:

    initiator# iscsiadm remove discovery-address IP-address:3260
  • iSCSI iSNS 発見エントリを削除するには:

    # iscsiadm remove isns-server server-address:3205
  • 静的 iSCSI 発見エントリを削除するには:

    initiator# iscsiadm remove static-config target-name

注 -  使用中の論理ユニット (LU) が関連付けられた発見エントリを無効化または削除しようとすると、次のメッセージが表示され、無効化または削除操作が失敗します。
logical unit in use

このエラーが発生した場合は、LU 上の関連付けられたすべての I/O を停止し、ファイルシステムをアンマウントします。そのあとで無効化または削除の操作を再び実行します。