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Oracle® Solaris 11.3 での SAN デバイスとマルチパス化の管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

FCoE ハードウェアオフロードの構成

次の表に一覧表示されているチューニング可能な設定を使用して、FCoE ポートを持つシステムの CPU 使用率を削減し、パフォーマンスを向上させることができます。これらのチューニング可能な設定は Intel 10 Gb Ethernet デバイスによってサポートされ、ixgbe.conf ファイルに設定されます。

/kernel/drv/ixgbe.conf/etc/driver/drv/ixgbe.conf ファイルにコピーし、FCoE 環境のためのチューニング可能な値を変更します。

表 2  ハードウェアオフロードチューニング可能パラメータ
チューニング可能パラメータ
説明
デフォルト値
fcoe_txcrc_enable
ixgbe ドライバが、送信する FCoE パケットの FC CRC トランザクションをオフロードするかどうかを制御します。
1
fcoe_lso_enable
ixgbe ドライバが、送信する FCoE パケットの FC 大量送信トランザクションをオフロードするかどうかを制御します。
1
fcoe_rxcrc_enable
ixgbe ドライバが、受信する FCoE パケットの RC CRC トランザクションをオフロードするかどうかを制御します。
1
fcoe_lro_enable
ixgbe ドライバが、受信する FCoE パケットの FC 大量受信トランザクションをオフロードするかどうかを制御します。
0

各パラメータについて、値を 0 にするとパラメータが無効になり、値を 1 にすると有効になります。