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Oracle® Enterprise Manager Cloud管理ガイド
12c リリース5 (12.1.0.5)
B70509-13
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4 クラウドの有効化の方法

この章では、IaaSクラウドまたはPaaSクラウドを有効にするために実行されるタスクを示しています。内容は次のとおりです。

4.1 Enterprise Managerのクラウド・デプロイメント・モデル

図4-1に、Enterprise Managerによりサポートされるクラウド・デプロイメント・モデルを示します。

図4-1 クラウド・デプロイメント・モデル

クラウド・デプロイメント・モデル

次の項に、様々なクラウド・デプロイメント・モデルを設定および使用するために実行する必要のあるタスクを示します。これらのタスクとは別に、適切なプラグインがデプロイされていることも確認する必要があります。必要なプラグインの詳細は、「サポートされているプラグイン」を参照してください。

4.2 Infrastructure as a Service (IaaS)の有効化

この項では、スーパー管理者、EM_CLOUD_ADMINISTRATOREM_SSA_ADMINISTRATORおよびEM_SSA_USERロールを持つユーザーが、IaaSを設定および使用するために実行する必要のあるタスクについて説明します。

4.2.1 Infrastructure as a Service (IaaS): スーパー管理者のタスク

この項では、スーパー管理者が実行できるタスクを示します。

表4-1 スーパー管理者ユーザーのタスク(IaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Infrastructure as a Service (IaaS)



4.2.3 Infrastructure as a Service (IaaS): セルフ・サービス管理者のタスク

この項では、EM_SSA_ADMINISTRATORロールを持つユーザーが、IaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

4.2.4 Infrastructure as a Service (IaaS): セルフ・サービス・ユーザーのタスク

この項では、次のロールを持つユーザーが、IaaSのために実行できるタスクを示します。

  • EM_SSA_USER: このロールを持つユーザーは、デフォルトで、セルフ・サービス・ポータルおよびすべてのサービス・ファミリにのみアクセスできます。

  • EM_SSA_USER_BASE: このロールを持つユーザーは、セルフ・サービス・ポータルにアクセスできますが、どのサービス・ファミリにもアクセスできません。このロールを持つユーザーには、特定のIaaSサービス・ファミリに対するアクセス権を明示的に付与する必要があります。詳細は、第3.3.1.3項「EM_SSA_USER_BASEロールに基づくカスタム・ロールの作成」を参照してください。

表4-4 SSAユーザーのタスク(IaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Infrastructure as a Service (IaaS)



4.3 Platform as a Service (PaaS)の有効化

この項では、スーパー管理者、EM_CLOUD_ADMINISTRATOREM_SSA_ADMINISTRATORおよびEM_SSA_USERロールを持つユーザーが、PaaSを設定および使用するために実行する必要のあるタスクについて説明します。

4.3.1 Platform as a Service (PaaS): スーパー管理者のタスク

この項では、スーパー管理者ロールを持つユーザーが、PaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

表4-5 スーパー管理者ユーザーのタスク(PaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Platform as a Service (PaaS)

  • Database as a Service (DBaaS)

  • Middleware as a Service (MWaaS)



4.3.2 Platform as a Service (PaaS): クラウド管理者のタスク

この項では、EM_CLOUD_ADMINISTRATORロールを持つユーザーが、PaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

表4-6 クラウド管理者のタスク(PaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Platform as a Service (PaaS)



4.3.3 Platform as a Service (PaaS): ストレージ管理者のタスク

この項では、EM_STORAGE_ADMINISTRATORロールを持つユーザーが、PaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

表4-7 ストレージ管理者のタスク(PaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Platform as a Service (PaaS)



4.3.4 Platform as a Service (PaaS): セルフ・サービス管理者のタスク

この項では、EM_SSA_ADMINISTRATORロールを持つユーザーが、PaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

4.4 Database as a Serviceの有効化


注意:

Database as a Serviceを有効にする前に、第4.3項「Platform as a Service (PaaS)の有効化」で示したタスクを実行しておく必要があります。

この項では、様々なDatabase as a Service (DBaaS)オプションを有効にするために実行する必要のあるタスクについて説明します。

4.4.1 データベース・アーティファクトのプロビジョニング

ここでは、以下の項目について説明します。

4.4.1.1 データベース・テンプレートを使用したデータベースの作成

この項には、データベース・テンプレートを使用して新しいデータベースを作成するために実行する必要があるタスクをリストします。

表4-10 SSAユーザーのタスク(データベース・テンプレート)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

データベースのリクエスト



4.4.1.2 スキーマの作成

この項には、データベース・テンプレートを使用して新しいスキーマをプロビジョニングするために実行する必要があるタスクをリストします。

表4-12 SSAユーザーのタスク(スキーマ)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

スキーマのリクエスト



4.4.1.3 プラガブル・データベースのプロビジョニング

この項には、データベース・テンプレートを使用してプラガブル・データベースをプロビジョニングするために実行する必要があるタスクをリストします

表4-14 SSAユーザーのタスク(プラガブル・データベース)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

プラガブル・データベースのリクエスト



4.4.2 データベースのクローニング

ここでは、以下の項目について説明します。

4.4.2.1 フル・クローンの作成

ここでは、以下の項目について説明します。

4.4.2.1.1 RMANバックアップを使用したフル・データベース・クローンの作成

この項には、RMANバックアップを使用してフル・クローンを作成するために実行する必要があるステップをリストします。

表4-16 SSAユーザーのタスク(RMANバックアップを使用したフル・クローンの作成)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

データベースのリクエスト



4.4.2.1.2 RMAN複製を使用したフル・データベース・クローンの作成

この項には、RMAN複製を使用してフル・クローンを作成するために実行する必要があるステップをリストします。

表4-18 SSAユーザーのタスク(RMAN複製を使用したフル・クローンの作成)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

データベースのリクエスト



4.4.2.2 スナップ・クローンの作成

ここでは、以下の項目について説明します。

4.4.2.2.1 クローニング・ダッシュボードからのスナップ・クローンの作成

この項には、クローニング・ダッシュボードからスナップ・クローン・データベースの作成および更新を実行するのに必要な手順をリストしています。手順は次のとおりです。

4.4.2.2.2 同期テスト・マスターからのスナップ・クローンの作成

この項には、同期テスト・マスターからスナップ・クローンを作成するために実行する必要があるステップをリストします。

表4-20 SSAユーザーのタスク(同期テスト・マスターからスナップ・クローン)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

データベースのリクエスト



4.4.2.2.3 個別に同期されたテスト・マスターからのスナップ・クローンの作成

この項には、個別に同期されたテスト・マスターからスナップ・クローンを作成するために実行する必要があるステップをリストします。

表4-22 SSAユーザーのタスク(スナップ・クローン - 個別同期)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

データベースのリクエスト



4.4.2.2.4 テスト・マスターとデータベース・インスタンスの進行中リフレッシュ

テスト・マスターが最新の本番データを持ち、データベース・インスタンスが最新情報を反映するようにするには、次のステップを実行する必要があります。

4.4.2.2.5 CloneDBデータベースの作成

この項には、CloneDBデータベースを作成するために実行する必要があるステップをリストします。

表4-24 SSAユーザーのタスク(スナップ・クローン - 個別同期)

ユーザー・ロール ユースケース

EM_SSA_USER

データベースのリクエスト



4.4.2.3 プラガブル・データベースのスナップ・クローンの作成

この項には、テスト・マスター・プラガブル・データベースとプラガブル・データベースのスナップショット・クローンを作成する際に使用できる様々なソリューションについてリストします。

4.5 Middleware as a Service (MWaaS)の有効化


注意:

Middleware as a Serviceを有効にする前に、第4.3項「Platform as a Service (PaaS)の有効化」で示したタスクを実行しておく必要があります。

この項では、EM_CLOUD_ADMINISTRATOREM_SSA_ADMINISTRATORおよびEM_SSA_USERロールを持つユーザーが、MWaaSを設定および使用するために実行する必要のあるタスクについて説明します。

4.5.1 Middleware as a Service (MWaaS): クラウド管理者のタスク

この項では、EM_CLOUD_ADMINISTRATORロールを持つユーザーが、MWaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

表4-25 クラウド管理者のタスク(MWaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Middleware as a Service (MWaaS)



4.5.2 Middleware as a Service (MWaaS): セルフ・サービス管理者のタスク

この項では、EM_SSA_ADMINISTRATORロールを持つユーザーが、MWaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

表4-26 SSA管理者のタスク(MWaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Middleware as a Service (MWaaS)



4.5.3 Middleware as a Service (MWaaS): セルフ・サービス・ユーザーのタスク

この項では、次のいずれかのロールを持つユーザーが、MWaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

  • EM_SSA_USER: このロールを持つユーザーは、デフォルトで、セルフ・サービス・ポータルおよびすべてのサービス・ファミリにのみアクセスできます。

  • EM_SSA_USER_BASE: このロールを持つユーザーは、セルフ・サービス・ポータルにアクセスできますが、どのサービス・ファミリにもアクセスできません。このロールを持つユーザーには、MWaaSサービス・ファミリに対するアクセス権を明示的に付与する必要があります。詳細は、第3.3.1.3項「EM_SSA_USER_BASEロールに基づくカスタム・ロールの作成」を参照してください。

4.6 Testing as a Service (TaaS)の有効化

この項では、EM_CLOUD_ADMINISTRATOREM_SSA_ADMINISTRATORおよびEM_SSA_USERロールを持つユーザーが、TaaSを設定および使用するために実行する必要のあるタスクについて説明します。

4.6.1 Testing as a Service (TaaS): クラウド管理者のタスク

この項では、EM_CLOUD_ADMINISTRATORロールを持つユーザーが、TaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

表4-28 クラウド管理者のタスク(TaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Testing as a Service (TaaS)



4.6.2 Testing as a Service (TaaS): セルフ・サービス管理者のタスク

この項では、EM_SSA_ADMINISTRATORを持つユーザーが、TaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

表4-29 SSA管理者のタスク(TaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Testing as a Service (TaaS)



4.6.3 Testing as a Service (TaaS): セルフ・サービス・ユーザーのタスク

この項では、次のいずれかのロールを持つユーザーが、TaaSのために実行する必要のあるタスクを示します。

  • EM_SSA_USER: このロールを持つユーザーは、デフォルトで、セルフ・サービス・ポータルおよびすべてのサービス・ファミリにのみアクセスできます。

  • EM_SSA_USER_BASE: このロールを持つユーザーは、セルフ・サービス・ポータルにアクセスできますが、どのサービス・ファミリにもアクセスできません。このロールを持つユーザーには、TaaSサービス・ファミリに対するアクセス権を明示的に付与する必要があります。詳細は、第3.3.1.3項「EM_SSA_USER_BASEロールに基づくカスタム・ロールの作成」を参照してください。

表4-30 SSAユーザーのタスク(TaaS)

クラウド・サービス・モデル ユースケース

Testing as a Service (TaaS)

サービスとしてのテスト・ポータルの使用