以前のバージョンの Hardware Management Pack または Component Manager がインストールされている場合は、Oracle Hardware Management Pack コンポーネントをインストールする前にそれらを削除する必要があります。詳細は、インストールされているバージョンの Hardware Management Pack に付属のドキュメントを参照してください。
サポートされる Hardware Management Pack コンポーネントはサーバーやオペレーティングシステムによって異なるため、インストールするすべてのコンポーネントがターゲットのプラットフォームをサポートしていることを確認してください。次に進む前に、インストールするバージョンのサポート表を必ず確認しておいてください。サポート表は次で入手可能です。
http://www.oracle.com/goto/ohmp
ターゲットサーバーの OS によって、次に示す注意事項があります。
Oracle Solaris OS - Oracle Server Hardware SNMP Plugins が正しく機能するためには、System Management Agent (SMA) が必要です。Oracle Solaris OS にはデフォルトで SMA がインストールされています。SMA の詳細は、snmpd(1M) を参照してください。Hardware Management Pack コンポーネントのインストールは大域ゾーンで実行する必要があり、Hardware Management Pack は大域ゾーン内にのみインストールできます。Hardware Management Agent が正しく機能するためには、システムにデバイス /dev/bmc が存在している必要があります。
Linux OS - Oracle Server Hardware SNMP Plugins が正しく機能するためには、Net-SNMP がインストールされている必要があります。Net-SNMP の詳細は、snmpd のドキュメントを参照してください。Hardware Management Agent が正しく機能するためには、システムにデバイス /dev/ipmi# (ここで、# は 1 つの数字) が存在している必要があります。また、Oracle サーバーサービスプロセッサ (SP) とホスト OS 間の IPMI インタフェースが有効になっていること、および IPMI サービスが起動していることを確認する必要があります。Hardware Management Agent が正しく機能するためには、Hardware Management Agent の使用時に、root ユーザーが IPMI デバイスに対して読み取り/書き込みアクセス権限を持つ必要があります。
Windows OS - Oracle Server Hardware SNMP Plugins が正しく機能するためには、IPMI デバイスがインストールされ、SNMP サービスが有効になっている必要があります。使用している Windows のバージョンで利用可能な IPMI デバイスについての詳細は、使用している Windows 製品ドキュメントを参照してください。