Oracle ILOM 3.0.12 以降では、ホストと ILOM の相互接続と呼ばれる通信チャネルを使用すれば、サーバーへのネットワーク管理接続 (NET MGT) を使用せずにホストオペレーティングシステム (OS) が Oracle ILOM とローカルに通信できるようになりました。最新の Oracle サーバーで使用可能なホストと ILOM の相互接続を使用すると、次の Oracle ILOM タスクをローカルで実行できます。
通常はサーバーのネットワーク管理 (NET MGT) ポートを通じてコマンド行インタフェース、Web インタフェース、または IPMI インタフェースから実行する、Oracle ILOM のすべてのサーバー管理機能。
通常はホストから IPMI フラッシュツールを使用してキーボードコントローラスタイル (KCS) インタフェース上で実行する、Oracle ILOM へのファームウェアアップグレードなどのすべてのデータ転送。このようなタイプのデータ転送でホストと ILOM の相互接続を使用すると、従来の KCS インタフェースを使用する場合よりも高い信頼性と速いデータ転送速度が実現されます。
サーバーにインストールされた Oracle 対応のソフトウェアツールおよびエージェントを使用して通常はホスト OS から実行する、今後のすべてのサーバーモニタリング操作と障害検出操作。