サービスプロセッサ (SP) でホストと ILOM の相互接続を確認して、「hostmanaged」を true に設定します (これがデフォルトです)。
ssh root@sp_ip_address
ここで、sp_ip_address はサーバーの SP の IP アドレスを表します。
show /SP/network/interconnect
次のような出力が表示されます。
-> show /SP/network/interconnect Targets: Properties: hostmanaged = true type = USB Ethernet ipaddress = 169.254.182.76 ipnetmask = 255.255.255.0 spmacaddress = 02:21:28:57:47:16 hostmacaddress = 02:21:28:57:47:17 Commands: cd set show ->
cd /SP/network/interconnect
set hostmanaged=true
関連項目
詳細は、http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs にある Oracle Integrated Lights Out Manager ドキュメントコレクションを参照してください。
ホストと ILOM の相互接続をサポートする Oracle サーバーは、内蔵 LAN-over-USB デバイスがインストールされた状態で提供されます。
ホストと ILOM の相互接続は、Oracle ILOM SP 接続ポイントおよびホスト OS 接続ポイントと呼ばれる 2 つのネットワーク接続ポイントを提供します。ホストと ILOM の相互接続が機能するためには、ルーティングの宛先とならない IPv4 アドレスがそれぞれに必要です。ルーティングの宛先とならない IPv4 アドレスは、外部のインターネットユーザーがシステムに移動するのを防ぐセキュリティー保護されたプライベートアドレスと考えられています。
ホストと ILOM の相互接続を自動的に構成するか、手動で構成するかを選択できます。これら両方の構成オプションについての詳細を次に示します。
自動構成 (推奨)
Oracle HMP 2.1 (以降) でホストと ILOM の相互接続の接続ポイントを自動的に構成するには、Oracle ILOM のローカル相互接続の設定が「Host Managed」状態である必要があります。ホストと ILOM の相互接続の接続ポイントを自動的に構成するには、次の作業を行う必要があります。
Oracle HMP をインストールする前に、ローカルホスト相互接続用に Oracle ILOM で提供されるデフォルト設定を受け入れます。
Oracle HMP 2.1 以降をサーバーにインストールし、ホストと ILOM の相互接続用に提供されるインストールのデフォルト設定を受け入れます。
手動構成 (上級ユーザーのみ)
ホストと ILOM の相互接続の自動的な構成を希望しない場合は、Oracle ILOM SP およびホスト OS で接続ポイントを手動で構成できます。ホストと ILOM の相互接続の接続ポイントを手動で構成するには、次の作業を行う必要があります。
OS が Ethernet ドライバを必要とする内蔵 LAN-over-USB デバイスを認識することを確認します。ドライバのインストール手順については、ホストと ILOM の相互接続ドライバのインストールを参照してください。
接続ポイントの IPv4 アドレスを手動で構成する必要があります。これを行うには、次の 2 とおりの方法があります。
itpconfig ツールまたは ilomconfig ツールを使用して、Oracle ILOM SP およびホスト OS でホストと ILOM の相互接続の接続ポイントを構成します。
Oracle ILOM インタフェースを使用して、Oracle ILOM SP の接続ポイントを構成し、別途ホスト側の接続ポイントを構成します。
詳細は、http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs にある Oracle Integrated Lights Out Manager ドキュメントコレクションを参照してください。