始める前に
Oracle Hardware Management Pack インストーラで Management Pack コンポーネントをインストールするには、管理者特権でシステムにログインする必要があります。
Hardware Management Pack をダウンロードして展開します。ソフトウェアの入手を参照してください。
この手順では、ファイルを展開するディレクトリを extract-directory と記載します。
Windows Server 2003 SP2 以前では、Sun IPMI System Management Driver を先にインストールする必要があります。Sun IPMI System Management Driver 2.1 のインストールを参照してください。それ以外のオペレーティングシステムには、このドライバが組み込まれています。
インストールを正常に行うには、Hardware Management Pack のパッケージの依存関係を満たす必要があります。詳細は、ソフトウェアの依存関係を参照してください。
Oracle Solaris OS では、pkgadd(1M) の制限により、Hardware Management Pack を展開するパスに空白を含めると、インストールプロセスを続行できません。
ここで、arch は、使用しているプロセッサに応じて SPARC または x86 です。
スプラッシュ画面が表示されます。
インストールを続行できる状態になると、「Introduction」画面が表示されます。
続行する準備ができたら、「Next」をクリックします。
「Description」フィールドには、コンポーネントに関する情報が表示されます。
「Fibre Channel support」オプションは、互換性のあるハードウェアが搭載されたサーバーでのみ選択するべきです。サポートされるハードウェアが搭載されていないサーバーでこれらのオプションを選択すると、インストールプロセスが遅くなります。
「Configure Agents」画面が表示されます。
ILOM トラッププロキシを使用すると、Oracle ILOM SP によって生成された障害トラップを、ホストと ILOM の相互接続を介してネットワークの宛先に転送できます。ILOM トラッププロキシを有効にするときは、IP、ポート、および宛先が待機している SNMP コミュニティーを構成する必要があります。
ホストと ILOM の相互接続のないサーバーでは、次の手順に進みます。
サポートされるプラットフォームでは、「Configure Host-to-ILOM Interconnect」画面が表示されます。
デフォルトでは、ホストと ILOM の相互接続は無効で、構成されていません。ホストと ILOM の相互接続を構成するオプションのいずれかを選択します。
「Pre-Installation Summary」の情報が正しいことを確認します。
インストールが完了すると、「Install Complete」画面が表示されます。
# ilomconfig --version
正しくインストールされている場合は、Oracle Hardware Management Pack にバージョン情報が表示されます。
関連項目