コンポーネントを Oracle Solaris 10 サーバーに手動でインストールする

言語:

始める前に

Oracle Hardware Management Pack インストーラで Management Pack コンポーネントをインストールするには、管理者特権でシステムにログインする必要があります。
Hardware Management Pack をダウンロードして展開します。ソフトウェアの入手を参照してください。

この手順では、ファイルを展開するディレクトリを extract-directory と記載します。
インストールを正常に行うには、Hardware Management Pack のパッケージの依存関係を満たす必要があります。詳細は、ソフトウェアの依存関係を参照してください。
Oracle Solaris OS では、pkgadd(1M) の制限により、Hardware Management Pack を展開するパスに空白を含めると、インストールプロセスを続行できません。
システムに、QLogic または Emulex のテクノロジを使用するアダプタが組み込まれている場合、Hardware Management Pack に付属の適切なサードパーティーユーティリティーをインストールする必要があります。Oracle Solaris 10 で使用可能なパッケージを参照してください。

IPMItool または IPMIflash のみをインストールする場合は、次の手順を参照してください。その他の Hardware Management Pack コンポーネントもインストールする場合は、手順 3 に進みます。
- ipmiflash をインストールするには、次のコマンドを実行します。
  pkgadd -d /extract-directory/packages ipmiflash
- ipmitool をインストールするには、次のコマンドを実行します。
  pkgadd -d /extract-directory/packages ipmitool
競合するファイルのインストールを確認するプロンプトが表示された場合は、y と入力してインストールを続行します。
インストールする Hardware Management Pack コンポーネントを決定します。Oracle Solaris 10 で使用可能なパッケージを参照してください。
パッケージをインストールするには、次のコマンドを使用します。
pkgadd -d /extract-directory/packages ORCLhmp-libs additional components

たとえば、Hardware Management Agent と SNMP Plugins のみをインストールするには、次のようにします。

pkgadd -d /extract-directory/packages ORCLhmp-libs ORCLhmp-hwmgmt ORCLhmp-snmp
画面上の指示に従って、インストールを続行します。
選択したコンポーネントがインストールされます。