Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# priocntl -e -c class -m user-limit -p PRI command-name
コマンドを実行する。
プロセスを実行する範囲のクラスを指定する。有効なクラスは TS (タイムシェアリング)、RT (リアルタイム)、IA (対話型)、FSS (公平配分)、および FX (固定優先順位)
このオプションと共に –p オプションを使用すると、優先順位を上下できる最大範囲も指定できる。
リアルタイムスレッド用に RT クラス内で相対優先順位を指定できるようにする。タイムシェアリングプロセスの場合は、–p オプションを使用すると -60 から +60 までのユーザー指定の優先順位を指定できる。
実行されるコマンドの名前を指定する。
# ps -ecl | grep command-name
次の例では、ユーザーが指定できる最上位の優先順位を使用して find コマンドを開始する方法を示します。
# priocntl -e -c TS -m 60 -p 60 find . -name core -print # ps -ecl | grep find